無敵超人ザンボット3
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無敵超人ザンボット3
ジャンルロボットアニメ
アニメ
原作鈴木良武富野喜幸
総監督富野喜幸
脚本五武冬史、荒木芳久吉川惣司田口章一星山博之
キャラクターデザイン安彦良和
メカニックデザイン平山良二大河原邦男スタジオぬえ
音楽渡辺岳夫(作曲)
松山祐士(編曲)
製作名古屋テレビ
創通エージェンシー
日本サンライズ
放送局名古屋テレビ
放送期間1977年10月8日 - 1978年3月25日
話数全23話
テンプレート - ノート

『無敵超人ザンボット3』(むてきちょうじんザンボットスリー)は、日本サンライズ制作の日本ロボットアニメテレビアニメとして1977年から名古屋テレビほかで放送された。
概要

サンライズ(当時は日本サンライズ)が、前身の創映社より改組・独立後のオリジナル作品第1作。タイトルの『ザンボット3』には「3機合体のロボット」と「サンライズのロボット」という2つの意味がある[1]。本作は名古屋テレビの制作だが、当時は東京・大阪以外のテレビ局によるアニメ制作は異例なことだった。なお、同局が制作した初のアニメ作品は1969年の『六法やぶれクン』(東京ムービー制作)であり、本作は2作目にあたる。

本作はオリジナル作品ではあるが、サンライズの井上幸一は「サンライズ作品は本当の意味でのオリジナル作品は、僕は少ないと思っているんです」[2] と述べており、本作も『マジンガーZ』を参考にした作品としている。

音楽は『天才バカボン』、『キューティーハニー』の渡辺岳夫、『世界名作劇場』の松山祐士。渡辺と松山が初めてロボットアニメの音楽を手がけた作品である。

敵方のメカが登場する際に、その名前がテロップで紹介されるなど、いかにもスーパーロボットアニメ風の演出はあるが、戦乱の中での生活、戦闘シーンでのリアルな心理描写(特に戦闘に臨むことへの怖れ)、惨殺される人間、レギュラー出演のサブキャラクターが犠牲となる「人間爆弾」、主人公たちが一般人から迫害される等、ハードな設定と演出がある。

主人公たちは純粋な地球人ではなく、ガイゾックの追撃から逃れ、放浪の末に地球にたどり着き、日本に住みついた異星人、ビアル星人の末裔[3] である。物語の前半では、主人公たちと宿敵ガイゾックとの戦いで、建物や住民が被害を被り、主人公たちが地球にガイゾックを「連れてきた」元凶であると誤解され、地球人に迫害されるという構図が繰り返し提示される。最終話では、ガイゾックはガイゾック星人により作られたコンピューターであり、平和のためにビアル星人を含む悪意に満ちた生物を滅ぼすことを目的とし、同じく危険な地球人を滅ぼすために飛来した事が明らかになるという、従来の単純な公式「勧善懲悪」に対して“正義とは何ぞや、誰がそれを決めるのか”と疑問を投げかける内容となっている。最終話の放映後、「プロダクション、スポンサー、広告代理店が真っ青になった」と監督の富野由悠季(制作当時は本名の富野喜幸)は語っている[4]

最後の敵の正体は、SF小説『バーサーカー・シリーズ』にインスパイアされたものである。

最終話ラストは傷つき疲れ果てた主人公に、それまで非難していたはずの人々が歓声をあげて駆け寄るシーンで物語がしめくくられる。
企画の経緯

サンライズの前身である創映社は東北新社の子会社である。創映社は『ゼロテスター』や『勇者ライディーン』などを成功させたが、これらの作品の収益はほとんど親会社の東北新社に取られ、社内では不満が溜まっていた[5]。創映社の立ち上げに関与した沼本清海は玩具メーカーのタカラ(現・タカラトミー)に転職、独立を望む創映社に沼本はそれまで『やわらかベビー』等の女児向き玩具を販売していた玩具メーカーのクローバーを紹介。クローバーには自社の知名度向上やキャラクター商品強化の意向があり、両社の利害が一致、かくして創映社は東北新社から独立し、日本サンライズとなる。

広告代理店は東洋エージェンシー(現・創通)という小規模な企業に決まった。当時の大手・中堅の広告代理店は手を挙げなかった。

本作は当初戦国時代を舞台としたロボットアニメとして構想された。それまでのロボットデザインは『マジンガーZ』のように西洋の甲冑をイメージしたものが多かったが、本作は戦国時代の武者鎧をモチーフとしている。頭部の三日月はデザインは異なるものの伊達政宗の兜の意匠から、胴体は陣羽織風、武器もと和風である。その一方で、ザンボ・エースの武器はピストルライフル等の銃器であり、いわばチャンバラとガン・アクションの折衷となっている。なお、ロボットアニメに本格的なガン・アクションを取り入れたのも本作が最初である。

当時、サンライズは『超電磁ロボ コン・バトラーV』、『超電磁マシーン ボルテスV』を制作しており、山浦栄二が構想した本作の企画も『コン・バトラー』、『ボルテス』と同じく5機合体ロボットだったが、サンライズ側の作業負担、クローバー側のコストや技術上の問題から『ゲッターロボ』、『ゲッターロボG』と同じ3機合体ロボットに変更された。また、血縁者の団体が戦う「ファミリーアクション」路線を発案した山浦の指名により鈴木良武が作成した企画書には「主人公の一族が宇宙人の子孫」「日本各地にメカが散らばっている」「敵の正体がコンピューター」などと記され、完成作の要素が見られる。さらに中途から参加した富野喜幸によって「周囲に被害を与えてしまう主人公」「市民に迫害される主人公」「善悪逆転の構図」などの要素が追加された。

登場人物とメカニックの原案は平山良二(現・藤原良二)によるもので、そこにスタジオぬえが加わりメカデザインが定まった。これを元に安彦良和がアニメ作画用に改定を行い、キャラクターデザインを決定したが、『ろぼっ子ビートン』、『超電磁ロボ コン・バトラーV』の疲労から、富野に要請された作画監督は断っている[6]。こうして大枠は決まり、制作が開始された。
本作品にまつわるエピソード

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