無彩限のファントム・ワールド
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無彩限のファントム・ワールド
ジャンル
学園ファンタジー
小説
著者秦野宗一郎
イラストしらび
出版社京都アニメーション
レーベルKAエスマ文庫
刊行期間2013年12月20日 - 2016年2月17日
巻数全3巻
アニメ
原作秦野宗一郎
監督石原立也
シリーズ構成志茂文彦
脚本志茂文彦、山田由香吉田玲子
キャラクターデザイン池田和美
音楽EFFY
アニメーション制作京都アニメーション
製作無彩限の製作委員会
放送局朝日放送TOKYO MXほか
放送期間2016年1月7日 - 3月31日
話数全13話+未放送1話(OVA)
ラジオ:『無彩限のファントム・ワールド』
WEBラジオ「探偵ファントムスクープ」
配信期間2015年12月25日
2016年1月6日 - 10月26日
配信サイト音泉
配信日毎週水曜(第1回 - 第14回)
月2回水曜(第15回 - 第28回(最終回))
配信回数全28回
配信形式ストリーミング
パーソナリティ下野紘田所あずさ
テンプレート - ノート
プロジェクトライトノベルアニメ
ポータル文学アニメ

『無彩限のファントム・ワールド』(むさいげんのファントム・ワールド、: Myriad Colors Phantom World)は、秦野宗一郎による日本ライトノベルイラストしらびが担当している。KAエスマ文庫京都アニメーション)より2013年12月から2016年2月まで刊行された。

秦野宗一郎のデビュー作。第4回京都アニメーション大賞小説部門奨励賞受賞作品の『ファントム・ワールド』を加筆・修正し[1]、2013年12月に第1巻が発行された。2016年1月から3月までテレビアニメが放送された。
あらすじ
第1巻
21世紀初め、遺伝子組み換え施設を襲った爆破テロにより特殊なウイルスが流出する事件が発生。その結果、人の脳構造が突然変異し、『ファントム』と呼ばれる幽霊や妖怪を認識できるようになった、そして子供たちの中には、ファントムに対抗できる特殊な力を持つ能力者も現れた。ホセア学院に通う一条晴彦も能力者の一人で、川神舞、和泉玲奈、水無瀬小糸たち能力者と共に、苦しくも楽しい煩悩溢れる学園生活を送っていた。しかし、ある事件をきっかけに、彼らはこの世界の真実を知ることになる。
第2巻
死闘の末、晴彦はファントムの瑠波に敗北する。その結果、全世界の人口の3分の2が消滅し、地上は凶悪なファントムが蔓延。残った人々は地下都市「ゲヘナ」に移住した。晴彦は全責任が自分にあると自分を責め続けていたが、舞たちの励ましに元気を取り戻して行った。しかし、そんな穏やかな日々を引き裂く様に、ファントム侵入警報が鳴り響く。晴彦も戦いに巻き込まれ、仲間たちが次々と傷つき倒れて行く。晴彦は禁断の能力を使って全ファントム消滅を目指し立ち上がる。
第3巻
ホセア学院の姉妹校であるヨベル学園に通う綿弓祈は、夜な夜な荒廃した街で高レベルファントムと戦う夢を見ていた。新年度に入り、祈と親友の川神鳴は、お嬢様の皇義千聖とクラスメイトになり、3人はすぐに打ち解け、その仲を深めていった。そんなある日、空に大きな亀裂が入り、そこから高レベルファントムが次々に現れた。ヨベル学園の脳機能エラー対策室だけでは退治し切れず、ホセア学院の脳機能エラー対策室を頼ることに。そんな中で、『阿頼耶識社』のトップ、華島冬湖が現れた。
登場人物

特記の無いものは、KAエスマ文庫公式サイトでの記述[2]やテレビアニメ版公式サイト[3]での記述による。
原作から登場するキャラクター
一条 晴彦(いちじょう はるひこ)
声 -
下野紘[4]南央美(少年時)身長171cm、血液型B型、誕生日1月7日本作の主人公。ホセア学院高等部1年。部屋の壁が本棚だらけなど、無類の本好きで雑学が得意。しかし、ファントムとの戦闘には無関係な知識ばかりで、舞から「残念知識の持ち主」と酷評されている。しかも運動神経がまったくといっていいほどなく、少し走っただけで息切れを起こすなど体力もない。舞とは入学早々に姫野アリスからの顧問命令で強制的に組まされた不本意なものだが、体力と運動神経の無さから、舞に度々どやされ、挙句には玲奈の加入で不要と断じられるなど、ぞんざいに扱われている。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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