炎症性腸疾患
分類および外部参照情報
診療科・
学術分野消化器学
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eMedicine
炎症性腸疾患(えんしょうせいちょうしっかん、英: Inflammatory bowel disease、略: IBD)とは、主として消化管に炎症をおこす慢性疾患の総称で、潰瘍性大腸炎(英: Ulcerative colitis、略: UC)、クローン病(英: Crohn's disease、略: CD)の2疾患からなる。
感染性腸炎とは違い、この二疾患は主に自己免疫的な機序によると考えられている慢性疾患。治療はメサラジンに代表されるサリチル酸製剤、インフリキシマブに代表される抗TNF-α抗体、副腎皮質ステロイドなどを用いて寛解に導き、刺激の多い食事を控えて寛解を維持するという点で共通している。詳細は「潰瘍性大腸炎」および「クローン病」を参照
感染性腸炎のカンピロバクター腸炎、サルモネラ腸炎、アメーバ赤痢(アメーバ性大腸炎)は間違いやすく、中でもカンピロバクター腸炎の鑑別は難しく、内視鏡検査、培養検査、抗体検査が併用される[1]。 [脚注の使い方]
外部リンク
炎症性腸疾患(IBD) - 日本消化器病学会ガイドライン
Inflammatory Bowel Disease Genetics (IBD)(英語)- NIDDK
脚注
^ 大川清孝、青木哲哉、上田渉 ほか、「非定型的炎症性腸疾患―診断と経過 炎症性腸疾患と鑑別困難な感染性腸炎の診断と経過―潰瘍性大腸炎との鑑別を中心に」 『胃と腸』(2006/5/25) 41巻 6号, p.959-970, doi:10.11477/mf.1403100616
関連項目
クローン病
潰瘍性大腸炎
身体障害 - 身体障害者福祉法 - 身体障害者手帳
障害者福祉
障害者基本法
障害者総合支援法
障害者虐待防止法
障害者差別解消法
障害者雇用促進法
障害年金
更新日時:2020年8月14日(金)19:03
取得日時:2020/10/15 03:30