炎の闘球児_ドッジ弾平
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炎の闘球児 ドッジ弾平
ジャンル
ドッジボール児童漫画少年漫画
漫画
作者こしたてつひろ
出版社小学館
掲載誌月刊コロコロコミック
別冊コロコロコミック
小学四年生
レーベルてんとう虫コロコロコミックス
発表号1989年11月号 - 1995年6月号
巻数全18巻
漫画:炎の闘球女 ドッジ弾子
作者こしたてつひろ
出版社小学館
掲載サイト週刊コロコロコミック
発表期間2022年11月28日[1] -
アニメ
原作こしたてつひろ
総監督笹川ひろし
監督原征太郎
シリーズ構成山田隆司
キャラクターデザインはしもとかつみ、郷敏治
音楽勝又隆一
アニメーション制作アニメーション21
製作テレビ東京東急エージェンシー
小学館プロダクション
放送局テレビ東京系列
放送期間1991年10月14日 - 1992年9月21日
話数全47話
ゲーム

下記参照
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメコンピュータゲーム
ポータル漫画アニメコンピュータゲーム

『炎の闘球児 ドッジ弾平』(ほのおのとうきゅうじ ドッジだんぺい)は、こしたてつひろによるスーパードッジボールを題材にした漫画作品、およびそれを原作とするテレビアニメコンピュータゲームである。
概要

月刊コロコロコミック』(本編)と『別冊コロコロコミック』『小学四年生』(いずれも小学館)誌上において1989年から1995年まで連載。単行本はてんとう虫コロコロコミックスより全18巻。1991年にはテレビアニメ化もされている。2002年には『ドッジファイター一撃!』という作品が発表されたが、3回限りの連載で終了した。

2022年11月28日より、小学館のWebマンガサイト「週刊コロコロコミック」にて、本作の主人公・弾平の娘である弾子を主人公とする続編『炎の闘球女 ドッジ弾子』の連載が開始されている[1]

@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}本編は、主人公の一撃弾平の年齢ごとに小学1年生時代・4年生時代・5年生時代に分けられる。中でも4年生時代が最も長く、別冊誌収録のエピソードも大半は4年次のものである(別冊誌での連載は、途中で終了している)。また、4年次の本編の大部分を占める全国闘球大会編は連載期間が2年半近くに及んだ長編である。5年次開始後間もなく後作の『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』の連載も始まり、それに合わせるように絵柄も変化していった。物語は学校生活編を経てプロ選手養成所編へと進み、同編終了後に間もなく連載終了となった。[独自研究?]

作中ではより攻撃を重視したスーパードッジボールを主に扱っており、そのため漢字表記に「闘球」を充てている[注 1]。[要出典]
あらすじ

ドッジボールが大好きな少年・一撃弾平は、小学校に入ったら闘球部に入ると決めワクワクしていた。

入学式の朝、かつて伝説的な闘球選手であった弾平の父・弾十郎の墓に渾身のシュートを叩き込むと墓石が倒れ、中にボールが入っていた。このボールを父からの入学祝いとして携え、寺の小坊主で親友の小仏珍念と一緒に球川小の闘球部に入った弾平であったが、そこには意地の悪い先輩ばかりであった。生意気な性格の弾平は目を付けられ、異例の過酷な入部テストを課せられる。しかしそれを耐えぬいた弾平は、先輩たちに実力を認められる。

試合を通じて、終生のライバルとなる二階堂大河や他小のライバルとの出会い、他スポーツとの対決を経験し、過酷な練習や仲間との連携で弾平は強くなっていく。
登場人物

「声」はテレビアニメ版の担当声優
球川小学校
一撃 弾平(いちげき だんぺい)
声 -
日のり子主人公。小学校1年生。父・弾十郎のものとされる大きな墓石を相手にドッジボールの特訓を積んだ少年。父の墓の下から出てきたボールを「入学祝い」「父ちゃんのボール」として常に大事に抱えている。小学校への進学を機に「闘球部」へ入部し、仲間たちとともにスーパードッジに挑む。小柄だが身体能力は高く、強烈なシュートと根性が武器[2]。ドッジボールに対しての熱意は強く、努力家かつ信念の持ち主だが、トラブルや警告レベルの野次やサボリも非常に多い問題児でもある。好物はゆで卵。主人公ではあるが、本編では固有の名称をもった必殺ショットはほとんど無かった。番外編では父親が編み出した「炎のシュート」(アニメでは「炎のショット」)を受け継ぐ様々なエピソードが存在する。
小仏珍念(こぼとけ ちんねん)
声 - 野沢雅子弾平の親友。闘久寺の小坊主で、幼い頃から、他の寺(アニメでは岩手県出身という設定)から僧侶の修行に来ている身。弾平同様小柄な体格で、ボールを避けたり弾平のヒットを防ぐためのキャッチが得意。作中では、弾平に何度か一対一で対決して勝ったことがある。アニメ版では両親(声 - 辻村真人〈父〉、弘中くみ子〈母〉)が登場し、修業期間を終えていることが判明した。
尾崎治
声 - 桜井敏治弾平が4年生になった時の主将。目が細く大柄。三笠に比べると非常に穏やかな性格のため弾平たち部員を掌握しきれずにいたが、ドッジボール部の分裂の危機などを乗り越えて成長していく。試合では、弾平のサポート役が多い。周辺の学校・クラブや有力選手の情報に精通している。アニメでは、3年前はブラックアーマーズの3軍の補欠(そのため、嵐や高山とも一応は面識がある)で、球川小への転校を機に脱退し、当時主将だった三笠に見込まれて闘球部に入部した。
三浦つとむ(みうら つとむ)
声 - 山口勝平鈴木晶子サッカー部との試合で初登場。教育ママ(声 - 巴菁子)にドッジを猛反対されるも、弾平と珍念が行ったドッジを生かした連携プレーによって彼が転落事故から救われた騒動をきっかけに許可される。大人しい性格だが芯は強く、日常編では弾平や珍念と一緒に行動することが多い。序盤にヒットされやすい選手。全国大会直前に肩を骨折してしまい、さらに逆巻の出場が許可されなかったため、怪我をおしての出場となり、相手チームにも利用された。弾平と同学年であるが、全国制覇後にはまったく登場していない。アニメ版では敬語で話すことが多く、弾平のことはさん付け(原作では君付け)で呼んでいる。
木下つよし(きのした つよし)
声 - 三木眞一郎眼鏡を掛けた金髪の選手。大抵の試合で、つとむと共に真っ先にヒットされやすい選手。また、つとむと違って話に絡んでくることはないため、台詞もかなり少なめである。学年は不明。原作では名前で呼ばれたことは一度もない。
藤堂みさと(とうどう みさと)
声 - 木藤聡子サッカー部の主将を兄に持つことから、サッカー部との試合に参加。その後、闘球部のマネージャーになる。別冊誌のエピソードでは、試合にも駆り出されている。アニメ版では四天王との対決時から登場し、弾平の特訓に付き合っている。
武田勇一(たけだ ゆういち)
声 - 梁田清之弾平が4年時のレギュラー。低迷する部への嫌悪感から「超闘球部」を結成し、主将を務めて弾平たちと対立した。闘球部との特別マッチ(相手の部の札を先に壊した方が勝ちというサッカーハンドボールのようなルールで、校長曰く伝統あるもの)に敗北したことで復帰し、弾平の闘志を見て和解。チームの主力として活躍した。勇二とのコンビで放つ「クロスショット」を得意とする。
武田勇二(たけだ ゆうじ)
声 - 金丸淳一武田勇一の弟。超闘球部副主将。復帰後は兄と共にチームの主力となる。兄のことは原作では「兄さん」と呼んでいるが、アニメ版では「兄貴」と呼んでいる。
逆巻浩司(さかまき こうじ)
全国大会に出場する風間小の有力選手だったが、地区大会で身勝手なプレーをしたことでレギュラーから外され、反発して球川小に転校する。しかし、全国大会には転校してからの経過日数の関係で出場できず。弾平らと触れ合う中で性格も大きく変わり、風間小との試合後に風間小のメンバーと和解し、風間小に復帰した。弾平とよく似たタイプと評されたが、実際には本能で戦う弾平とは対照的に知能的なプレイヤーである。
村上ジロー
全国大会終了後に登場。弾平に憧れて闘球部に入部するも、優勝の余韻にひたりきりでだらけていた弾平を見て失望する。しかしその後、弾平が再起したことにより、力強い先輩として見るようになった。
沢村
全国大会終了後に登場。全国制覇後、真面目に練習に参加しない弾平を疎んでいた。その後珍念の説得と、消えていなかった弾平の闘志を見て考えを改める。
校長
声 - 上田敏也闘球部の顧問。かつてドッジに関わった形跡があり、様々な知人がいる。
OB・保護者


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