この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方)
出典検索?: "炎の蜃気楼"
炎の蜃気楼
ジャンル伝奇アクション[1]
小説
著者桑原水菜
イラスト東城和実[注 1]
浜田翔子[注 2]
竹田逸子[注 3]
出版社集英社
レーベルコバルト文庫
刊行期間1990年11月2日 - 2007年8月1日
巻数全47巻(本編40巻+番外編7巻)
小説:真皓き残響(炎の蜃気楼 邂逅編)
著者桑原水菜
イラストほたか乱
出版社集英社
レーベルコバルト文庫
刊行期間2001年4月3日 - 2013年11月30日
巻数全15巻
小説:炎の蜃気楼 幕末編
著者桑原水菜
イラストほたか乱
出版社集英社
レーベルコバルト文庫
刊行期間2009年4月1日 - 2013年5月1日
巻数全2巻
小説:炎の蜃気楼 昭和編
著者桑原水菜
イラスト高嶋上総
出版社集英社
レーベルコバルト文庫
刊行期間2014年1月10日 - 2017年12月26日
巻数全11巻(本編10巻+番外編1巻)
漫画:炎の蜃気楼 特別編
原作・原案など桑原水菜
作画浜田翔子
出版社白泉社
掲載誌セリエミステリー
レーベル白泉社レディースコミックス
発表号1994年10月号 - 1995年2月号
発表期間1994年8月24日 - 12月24日
巻数全1巻
漫画
原作・原案など桑原水菜
作画浜田翔子
出版社白泉社
掲載誌セリエミステリー
レーベル白泉社レディースコミックス
発表号1995年4月号 - 1997年6月号
発表期間1995年2月24日 - 1997年4月24日
巻数全4巻
その他文庫版:全3巻
漫画:炎の蜃気楼R
原作・原案など桑原水菜
作画浜田翔子
出版社秋田書店
掲載誌ミステリーボニータ
レーベルボニータコミックス
発表号2020年9月号 -
発表期間2020年8月6日[2] -
巻数既刊8巻(2024年1月現在)
アニメ
原作桑原水菜
監督工藤進
シリーズ構成ときたひろこ
キャラクターデザイン竹田逸子
音楽亀山耕一郎
アニメーション制作マッドハウス
製作SMEビジュアルワークス
放送局キッズステーション
放送期間2002年1月7日 - 4月8日
話数全13話
OVA:炎の蜃気楼 ?みなぎわの反逆者?
監督室井ふみえ
キャラクターデザイン室井ふみえ
アニメーション制作マッドハウス
製作アニプレックス
発表期間2004年7月28日 - 11月26日
話数全3巻
テンプレート - ノート
プロジェクトライトノベル・アニメ・漫画
ポータル文学・アニメ・漫画
『炎の蜃気楼』(ほのおのミラージュ)は、桑原水菜による日本のライトノベル。イラストは東城和実、浜田翔子らが担当している。略称は「炎ミラ」[3]。コバルト文庫(集英社)より1990年11月から2017年12月まで刊行された。2018年1月時点でシリーズ累計発行部数は683万部を記録している[4]。
本編の前日譚である「邂逅編」・「幕末編」・「昭和編」も連載。ドラマCDやイメージアルバム(音楽CD)が発売されたほか、1994年から『セリエミステリー』(白泉社)にて浜田翔子の作画で漫画化。『ミステリーボニータ』(秋田書店)2020年9月特大号より『炎の蜃気楼R』(ほのおのミラージュリブート)のタイトルで浜田翔子の作画による連載がスタートした[2]。
2002年にキッズステーションでアニメ化・2004年には続編のOVAが製作されたり、2014年から昭和編シリーズの舞台化がされるなどメディアミックスは多岐にわたる。 かつて敗れ去った戦国武将が怨霊として甦り、再び戦国時代をやり直して生き人たちの世を転覆させようとする《闇戦国》。 軍神となった上杉謙信の霊魂は闇戦国を阻止するため、上杉景虎、直江信綱、安田長秀、柿崎晴家、色部勝長を《換生者》としてこの世に甦らせ、生き人たちに仇なす怨霊たちを冥界へと《調伏》する冥界上杉軍・上杉夜叉衆を結成させた。 本作は総大将・上杉景虎とその監視役となった直江景綱の関係にフォーカスを当て、四百年もの時代をまたぐ怨霊たちとの戦いと、生き人の体を奪って生きる換生者としての苦悩や生き人の世の中に隠れて生きる苦しみを経て、生きることや真実の愛とは何かを求めていく姿を描いた大河サイキック・アクションシリーズである。 『炎の蜃気楼』シリーズの「はじまりの物語」。イラスト担当はほたか乱 御館の乱に敗れ若くして非業の死を遂げた上杉景虎の怨霊は、自分を死に追いやった上杉景勝への怨念から越後に甦り様々な災いをもたらしていた。越後を訪れた僧侶・勝元(色部勝長)の手で冥界へと〈調伏〉された景虎は、養父・上杉謙信の魂の呼びかけにより改心する。 謙信から冥界上杉軍の核となる行動部隊「夜叉衆」を率いる総大将の任を命じられた景虎は、〈換生者〉となり二度目の生を受けて怨霊調伏の使命を果たすこととなる。そして、景虎を再び悪の道に走らせないよう見張るための後見人に謙信が指名したのは、景虎の仇敵である景勝一派のひとり・直江信綱だった。 生前敵対関係にあった景虎と直江が謙信の命令で主従関係を結び、物語はスタートする。死人でありながら生者を守るために、自分たちと同じ境遇の怨霊を祓う立場にあるという矛盾を抱えた夜叉衆。怨霊と成り果てた者の無念に共感しながら、そして生き人の命を奪って成り代わる〈換生〉の業の深さを突きつけられながら、怪事件を解決していく。 『炎の蜃気楼』シリーズの幕末編。イラスト担当はほたか乱(邂逅編に引き続き)。邂逅編の時代から200年が経ち、冥界上杉軍の使命である怨霊調伏はもはや形骸化。換生を繰り返し、終わりの見えない生を歩む事に葛藤する夜叉衆。 勤王派と佐幕派が対立し血生臭い争いを繰り広げる幕末の京都では、夜叉衆もそれぞれの派閥に分かれて立場上は敵同士になっていた。そんな中で「上杉景虎」を名乗り、勤王派ばかりを襲う人斬りが出没する。お蔦(柿崎晴家)は偽景虎の正体を見極めようとする。 幕末という理想や希望・夢など、自分たちが忘れかけたものを抱えて「生きる」人々と時代。それらと出会った夜叉衆がどう感じ、生きたのかを描く。使命が続く限り死の安息は許されず苦悩を深める景虎、ひたむきに景虎への忠誠を注ぐ直江という構図は既に出来上がっている。
あらすじ
外伝作品
『真皓き残響』(『炎の蜃気楼』邂逅編)
宿体名/通り名/換生者
兵蔵太/三郎次/上杉景虎
安積九郎左衛門/九郎左衛門/直江信綱
杣の葵助/葵助/柿崎晴家
勝元/色部勝長
速之助/四郎佐/安田長秀
『炎の蜃気楼』幕末編