灼眼のシャナ
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この項目では、高橋弥七郎によるライトノベルについて説明しています。このライトノベルを原作としたアニメについては「灼眼のシャナ (アニメ)」をご覧ください。

灼眼のシャナ
ジャンルバトル[1]ファンタジーラブコメ[1]、現代学園異能[2]
小説
著者高橋弥七郎
イラストいとうのいぢ
出版社メディアワークスアスキー・メディアワークス

その他の出版社
台湾国際角川書店
ビズメディア
テウォンC&Aホールディングス
ブリス出版
広州天聞角川動漫

レーベル電撃文庫
刊行期間2002年11月 - 2023年11月
巻数全28巻(本編全22巻+短編全6巻)

漫画
漫画:灼眼のシャナ
原作・原案など高橋弥七郎(原作)
いとうのいぢ(キャラクターデザイン)
作画笹倉綾人
出版社メディアワークス→アスキー・メディアワークス
掲載誌月刊コミック電撃大王
レーベル電撃コミックス
発表号2005年4月号 - 2011年10月号[3]
巻数全10巻
漫画:灼眼のシャナX Eternal song -遥かなる歌-
原作・原案など高橋弥七郎(原作)
いとうのいぢ、木谷椎(キャラクターデザイン)
作画木谷椎
出版社メディアワークス→アスキー・メディアワークス
掲載誌電撃黒「マ)王(Vol.1 - Vol.9)
電撃マオウ(2009年12月号 - 2012年9月号)
レーベル電撃コミックス
発表期間2007年9月[4] - 2012年7月[5]
巻数全5巻

その他のメディア作品
ゲーム:灼眼のシャナ[PS2]
灼眼のシャナDS[DS]
ゲームジャンルバトルアドベンチャーゲーム
対応機種PlayStation 2
ニンテンドーDS
開発元VRIDGE
発売元メディアワークス
メディア[PS2] DVD-ROM
[DS] DSカード
プレイ人数1人
発売日[PS2] 2006年3月23日
[DS] 2007年3月29日
レイティングCERO:B(12歳以上対象)[PS2][DS]
キャラクター名設定不可
公式パロディ作品


灼眼のシャナたん(漫画版)

しゃくがんのシャナたん(アニメ)


テンプレート - ノート
プロジェクトライトノベル漫画アニメコンピュータゲーム
ポータル文学漫画アニメコンピュータゲーム

『灼眼のシャナ』(しゃくがんのシャナ)は、高橋弥七郎による日本ライトノベルおよびこれを原作とするメディアミックス作品。イラストいとうのいぢが担当している。略称は「シャナ」[6]電撃文庫メディアワークスアスキー・メディアワークス)より2002年11月から2012年11月まで刊行された。2023年11月に短編集として「灼眼のシャナ SIV」が刊行された。
概要

人知れず行われる異世界の住人“紅世の徒(ぐぜのともがら)”と異能力者「フレイムヘイズ」との戦いを背景に、平凡な高校生活を送っていた少年と異能力者の1人である少女との出逢いを発端とした、日常生活と戦いの日々を描く物語作品。

2002年11月、小説の第I巻が発行され以降シリーズ化することとなった。

また、日販調べの週間ベストセラー、文庫ランキングでは文庫化されている本編19作+短編集3作品のうち16作品が初登場3位以上を記録しており、VII・XIII・XIV・XVI・XVII・XVIII・XIXの7作品が第1位を記録している[7]。2011年10月のXXII巻発売にて本編が完結、2012年11月の外伝SIII巻発売にてシリーズが完結した。完結から10年が過ぎた2023年にその後を描いた短編集、「灼眼のシャナ SIV」が刊行された。

また小説を原作としたメディアミックス展開が行われ、2003年にラジオドラマ化、2005年に漫画版連載が開始され、同年及び2007年と2011年にはテレビアニメがそれぞれ半年間放送された。

その他、2006年からテレビアニメ版スタッフ・キャストによるドラマCD、ゲーム、OVAも発表され、2007年には劇場版アニメが制作されている(これらの詳細は後述する)。

2022年1月時点でシリーズ累計部数は860万部を[8]、関連書籍を含めたシリーズ累計発行部数は1080万部をそれぞれ突破している[9]。『このライトノベルがすごい!』作品部門では2008年版で10位を獲得している[10]
あらすじ
世界設定

本作では現実と同様の性質をもつ「この世」と架空の異世界“紅世”(ぐぜ)とが設定され、物語は日本の架空の都市である御崎市を中心に展開する。“紅世”から渡り来た住人“紅世の徒(ぐぜのともがら)”は、この世に存在するための根源的なエネルギー“存在の力”を人間から人知れず奪う(喰らう)。喰われた人間は元々いなかった事になり、人間を喰らうことで得た“存在の力”を使って“徒”は本来起こるはずのない出来事を引き起こす(自在式・自在法の利用)。“徒”の中でも強い力を持つ“王”たちの一部は、こうして生まれた存在の欠落や矛盾が世界のバランスを崩しいつか決定的な破滅が起きることを危惧して人間と契約を交わしフレイムヘイズと呼ばれる異能力者を生み出すことで、人を喰らう“徒”を討ち、この世と“紅世”のバランスを保とうと戦いを繰り広げている。
あらすじ

御崎市で平凡な日常を過ごしていた高校生の坂井悠二は、怪物の出現と共に非日常の世界に巻き込まれ、名も無き少女と出逢った。その名も無き少女は、人知れず人を喰らう異世界人“紅世の徒”を探し討滅するフレイムヘイズの1人。彼女は、悠二が自覚がないまま死んでいることを告げ、訳あって“紅世の徒”から狙われるようになった悠二を護る様になる。そんな彼女に悠二は「シャナ」と名付ける。2人は当初は反発しながらも、少しずつ惹かれ合っていく。

フレイムヘイズに課せられた使命の塊であったシャナは、自身が抱く悠二への恋心に戸惑い悩みながらも御崎市で暮らすうちに、徐々に一人の人間として成長していく。一方の悠二も、自身が既に人間ではないことに悩み将来を見出せずにいたが、シャナや仲間たちと共に“紅世の徒”との幾多の戦いを経て、フレイムヘイズと“紅世の徒”の戦いをいつか終わらせたいと望むようになる。

しかし、トーチである悠二をこの世に存在させ続けている宝具『零時迷子』を狙う、“紅世の徒”の大集団がいた。彼ら[仮装舞踏会(バル・マスケ)]は、数千年をかけて準備してきた計画『大命』の最後の切り札として、『零時迷子』を必要としていたのだ。クリスマス・イヴに[仮装舞踏会]盟主“祭礼の蛇”と合一した悠二は、『大命』の全貌を知らされると、フレイムヘイズと“紅世の徒”の戦いを終わらせるために[仮装舞踏会]側に付くことを選び、彼らの放埓を許さないシャナたちと敵対することになる。
登場人物詳細は「灼眼のシャナの登場人物」、「紅世の徒」、および「フレイムヘイズ」を参照
シャナ
本作のメイン主人公、恋愛面ではヒロイン的存在でもある。人間の“存在の力”を喰らう“紅世の徒”を退治するフレイムヘイズの一人で、『炎髪灼眼の討ち手』という称号を持つ。
坂井悠二
本作のもう一人の主人公[11]。人間としての坂井悠二は“紅世の王”によって“存在の力”を喰われ既に死亡しており、彼自身は“存在の力”の残滓に よって生きた人間に偽装された「トーチ」と呼ばれる存在。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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