『灰とダイヤモンド』
GLAY の スタジオ・アルバム
リリース1994年5月25日
録音1993年10月 - 1994年1月
(STUDIO 450)
(BAZOOKA STUDIO)
ジャンルロック
J-POP
時間49分52秒
レーベルエクスタシーレコード
プロデュースGLAY
YOSHIKI
(ノークレジット[1])
チャート最高順位
57位(オリコン)[2]
登場回数12回(オリコン)[2]
GLAY アルバム 年表
灰とダイヤモンド
(1994年)SPEED POP
(1995年)
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『灰とダイヤモンド』(はいとダイヤモンド)は、日本のロックバンドであるGLAYの、インディーズ1枚目のアルバムである。
1994年5月25日にエクスタシーレコードよりリリースされ、2000年9月13日にも再リリースされている。
2014年5月25日には、GLAYデビュー20周年を記念して、本作の復刻盤『灰とダイヤモンド Anthology』をリリース(後述)。
2015年7月31日には、全曲リマスタリングされたハイレゾ音源がリリースされた。リミックスなしのリマスター音源はこれが初となる。 1993年10月、東京近郊のライブハウスで行われたGLAYのライブにYOSHIKIが訪れ、スカウトされ、同日にエクスタシーレコードと契約[3]。その後、インディーズ時代唯一のアルバムとして制作されたのが本作であり、メジャーデビューシングル「RAIN」と同時にリリースされた。 当時は、ドラマーにAKIRAが在籍していたが、レコーディングが終了した1994年1月に脱退したため、AKIRA在籍時の唯一のアルバムでもある[4]。 ノークレジットでYOSHIKIがアルバム全体のプロデューサーを務めている。TAKUROから渡されたデモテープを繰り返し聴き、ギター・ベース・ボーカル等のパート毎に譜面を書き起こし、欄外に詳細な指示を書きこんでいく程の詳細なアレンジが施された[1]。 TERUのボーカルにも発声や声のトーンを細かく指示したため、通常よりも時間がかかった[1]。 「完璧を求めるよりも、荒削りであることが必要」というYOSHIKIの意向もあり、X JAPANのレコーディングよりも早く終わった[1]。 TAKUROは「僕らは人形みたいなもので、全てYOSHIKIさんのイメージ通りに進んだ。『フレーズはこう弾いてくれ』と言われて、その通りに弾けばよかった」と振り返っている[5]。 この後にメジャーシングルとしてリリースされることになる「RAIN」、「真夏の扉」、「彼女の“Modern…”」はインディーズ当時のアレンジ・バージョンで収録されており、また、「千ノナイフガ胸ヲ刺ス」、「KISSIN' NOISE」も後にベストアルバム『REVIEW-BEST OF GLAY』に、「TWO BELL SILENCE」、「BURST」もベストアルバム『THE GREAT VACATION VOL.2 ?SUPER BEST OF GLAY?』に再録バージョンで収録された。 帯には「-限りなく漆黒に近い純白-」と書かれている。 2015年5月20日より、iTunesにて、本作を含む『MUSIC LIFE』までのオリジナルアルバム全作品をリマスタリングし、世界116ヶ国に向けて再配信[6]。 さらに、2015年7月31日には、本作を含む『MUSIC LIFE』までのオリジナルアルバム全作品、ベストアルバムなど全アルバムをリマスタリングしハイレゾ音源でリリースされた[7]。 音楽ライターの佐伯明は、本作を「音の厚みやエコー感などを含め、まさに初々しいGLAYが封入されている。しかし、楽曲のまとまりには光るものがあり、当時からポップなものに向かって精進していたバンドであったことがわかる。」と評価している[8]。
解説
評価
収録曲全編曲: GLAY。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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