火魅子伝
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火魅子伝
アニメ
原作舞阪洸(原案)
監督知吹愛弓
シリーズ構成蔵元三四郎、平柳益実
キャラクターデザイン門之園恵美
音楽`島邦明
アニメーション制作グループ・タック
製作「火魅子伝」アニメ製作委員会
放送局テレビ東京
放送期間1999年1月6日 - 3月31日
話数全12話
小説:火魅子伝 / 火魅子炎戦記
著者舞阪洸
イラスト大暮維人(『火魅子伝』)
ゆきやなぎ(『火魅子炎戦記』)
出版社富士見書房
レーベル富士見ファンタジア文庫
刊行期間1999年3月 - 2007年12月
巻数『火魅子伝』(全10冊)
『火魅子炎戦記』(全11冊)
テンプレート - ノート
プロジェクトライトノベルアニメ
ポータル文学アニメ

『火魅子伝』(ひみこでん)は、舞阪洸がシナリオを担当したメディアミックス作品。

大ヒットしたギャルゲーサクラ大戦』をうけて、同作で実績のあった広井王子レッドカンパニーのほか、博報堂アミューズが組んで制作することになったPlayStation用ゲームの企画として始まり[1]、小説、テレビアニメなどで展開された[2]。ゲームの発売日は当初、1999年1月に予定されていたが[3]、同年3月に延期になったため[2]、ゲームを原作にしているのに他の媒体が先行あるいは同時に展開された。

本記事では、小説とテレビアニメについて主に紹介する。ゲームや漫画は各項目を参照。
あらすじ
「火魅子伝」
現代の高校生である九峪雅比古は、ガールフレンドである姫島日魅子と共に、日魅子の祖父である姫島教授が発掘作業を行っている
九州佐賀県、耶牟原遺跡に来ていた。そこに、珍しい銅鏡が発見された。発掘現場は沸き立ち、日魅子も同じ様子だった。夜を迎え、辺りが静けさに満たされたころ、日魅子が銅鏡の元へ行こうとした所を九峪が発見。そのまま銅鏡の元へ二人で訪れたが、鏡から尋常ならざる気配がし、日魅子が光の柱に包まれてしまった。このままではまずいと直感した九峪は、日魅子を光の柱から押し出すことに成功。しかし、鏡の光は九峪を包みこんでしまった。九峪が気づくとそこには、あの発掘された銅鏡、「天魔鏡」の精なるキョウが待ち構えていた。此処は別次元(パラレルワールド)の、九洲なる場所ということを聞かされた九峪は、現代に帰る方法をキョウに問い詰める。キョウの話によると、狗根国に支配されてしまった耶馬台国を復活させ火魅子なる女王を誕生させねばならないらしい。九峪は、キョウの提案で「神の遣い」を名乗り、旧邪馬台国の人間と共に、耶馬台国復活のため、戦いに身を投じていく。
「火魅子炎戦記」
九峪雅比古率いる耶麻台国復興軍は狗根国からの九洲奪還に成功した。狗根国から離反するべく復興軍に手を貸していた天目と、九洲を二つの国に分けそれぞれ統治することになる。しかしそのことを狗根国が黙っているはずもなく、九洲に進軍を始めた。九峪は九洲を守るべく新たなる戦いに臨む。
世界観

舞台は3世紀の九洲である。現代、知られている3世紀の九州とは違う形態で発展している。
「火魅子伝」

九洲
この世界の地名で現在の九州に相当する。基本的な形は九州と同じ。若干、山の高さや川の形が異なる。
耶麻台国
九洲に存在していた王国。火魅子が統治していた。
狗根国
九洲を制圧した国。圧政を敷いている。
五天
「天界」「仙界」「人間界」「魔獣界」「魔界」の五つの世界。人間界と並行して動いている。仙界は天界の、魔獣界は魔界の庇護を受け、この四界は人間界への干渉をしないことが魔天戦争終結時に取り決められた。
天界への扉
それが何かは解っていないが、天目や帖佐が探しているもの。
耶牟原城
耶麻台国の王都。現在は水没している。
大陸
中国大陸のこと。
「火魅子炎戦記」

耶麻台共和国
復興軍が手に入れた新たなる耶麻台国。火向県、火後県、豊後県、薩摩県から構成されている。
火向県
耶麻台共和国の県の一つで、もともとは東火向と呼ばれていた地。耶麻台共和国の首都がある。大体のところ現代の宮崎県に相当する。星華が知事をしている。
火後県
耶麻台共和国の県の一つで、大体のところ現代の熊本県に相当する。藤那が知事をしている。
豊後県
耶麻台共和国の県の一つで、大体のところ現在の大分県に相当する。伊万里が知事をしている。
薩摩県
耶麻台共和国の県の一つで、もともとは南火向と呼ばれていた地。大体のところ現在の鹿児島県に相当する。香蘭が知事をしている。
耶麻臺国
天目が手に入れた新天地。耶麻台共和国と共闘し狗根国撃退を狙う。
狗根国
九洲を支配していた国。九洲奪還のため、進軍を始める。
琵琶島
狗根国九洲遠征軍の切り札とも言える飛行要塞。
登場人物
主要人物
九峪 雅比古
関智一【小説版】この物語の主人公。「神の遣い」を名乗っており、耶麻台国軍の総司令官でもある。天空人より上に位置する「神」の使いを名乗っている為、微妙な立場もあり天空人の末裔である火魅子より上の立場に祀り上げられる事となる。はじめは文句を垂れるばかりの、貧弱な現代の若者といった感じで、旧耶麻台国軍でも疎まれていたが、作戦会議で思わぬ軍事(軍師)の才能をみせつける。それは、現代人として知っている過去の戦乱の知識と、九峪本人の持っていた鋭い洞察力、感性の賜物であった。それからは軍事作戦の中心となって大活躍をし、諸葛亮の生まれ変わりとまで言われるほどの才覚を見せる。本人はあまり認めようとしないが、正真正銘の切れ者で、彼の奇策で復興軍は何度も窮地からの奇跡の勝利を果たしている。新生耶麻台国を掲げており、「九洲の民を大事にすることが、復興軍にとって大きな利益となる」と耶麻台国軍に言い聞かせている。事実、多くの九洲人に耶麻台国軍は歓迎すべき存在と見られ、復興軍の勝利の一因となっている。民主主義からの発想が強く、どんな人とでも気軽に声を掛けるため、周りの人間を戸惑わせることも(かれらにとって総司令官が一般兵に声を掛けることなど考えられない)。その性格、優しさから多くの女性幹部から好意をもたれている(清瑞・星華・香蘭・亜衣・伊万里など)。また、味方からの信頼は絶大で、九峪様さえいれば、耶麻台国は復興すると思われている。本人は否定しているが、助平で女性陣をやきもきさせている。なお、九洲に来るとき日魅子の持っていた鈴を手にしている。鈴が不思議な現象を起こすことも。ただの代理で祀り上げられた筈があまりにも不自然に九峪の周りに人材や運気が集まるためキョウから訝しがられている。【アニメ版】この物語の主人公。18歳。「.mw-parser-output ruby.large{font-size:250%}.mw-parser-output ruby.large>rt,.mw-parser-output ruby.large>rtc{font-size:.3em}.mw-parser-output ruby>rt,.mw-parser-output ruby>rtc{font-feature-settings:"ruby"1}.mw-parser-output ruby.yomigana>rt{font-feature-settings:"ruby"0}墨火(ぼっか)の力を宿す者」として耶麻台国軍に参戦する。現代日本では、フリークライミング部の部長。15年前、赤ん坊だった日魅子が現代の遺跡から出現したとき、側にいたために墨火の力を宿してしまった。古代に来てからは狗根国に捕らわれた日魅子を助けるため、その後は日魅子と共に現代へ戻るために奮闘することになる。邪馬台国軍では幹部待遇を受けているが、発言力はさほど大きくない。案内説明役がおらず、自分の状況が中々わからなかったせいか、短気な言動が目立つ。「ゲリラ」などの横文字言葉をうかつに使っては、古代の面々を困惑させる。剣術や知謀に長けているわけではなく、小説版やゲーム版に比べると今ひとつ頼りない。下手をすれば世界も滅ぼしてしまうほどの力を宿しているが、本人に自覚がなく、感情が高ぶったりすると無意識に力を解放してしまうことがある。それでも後半、訓練を積むことで墨火の力から、聖剣「七支之御剣(ななさやのみつるぎ)」を作れるようになるが、完全に力を制御するには日魅子の存在が不可欠。そのためか、九峪には日魅子の居場所がわかる、という能力もある。日魅子が好きだという気持ちは本物で、いざという時には主人公らしい活躍をすることもある。
キョウ
声:南央美【小説版】耶麻台国の神器「天魔鏡」の精霊で、九峪を九洲に召喚した張本人。本来は日魅子を召喚するつもりだったが、予想外の出来事で九峪を呼び出してしまった。性格は楽天家で姿はちんちくりん。九峪に神の遣いを名乗らせたが、九峪が司令官としてやっていけるかどうか不安に思っていた。しかし、九峪の思わぬ切れ者具合を見て「怪我の功名」と思っている。耶麻台国では、かなり権力があった様子。【アニメ版】体長は手の平に乗るくらい。「天霊(あまたま)」という、墨火の生み出す精霊、のような存在。一人ではなく、数多くの個体がいる。


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