火山噴火の歴史
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1991年に起きたピナトゥボ山フィリピン)の大噴火は、20世紀最大級の火山噴火であった[1]

火山噴火の歴史(かざんふんかのれきし)は、火山噴火の記録を列挙している。なお、あらかじめ直接的な噴火によらない火山性ガス土石流などによる被災事例および、特筆すべき点のない噴気活動などは省いた。
紀元前
約210,000 - 120,000年前


阿寒カルデラ - VEI6以上[資料 1]

約120,000 - 110,000年前


洞爺カルデラ - VEI6以上[資料 1]

約110,000 - 105,000年前


阿多カルデラ - 阿多火砕流を噴出したカルデラ火山[2]。VEI6以上[資料 1]

約90,000 - 85,000年前


阿蘇カルデラ - VEI6以上[資料 1]

約65,000 - 60,000年前


箱根カルデラ - VEI6以上[資料 1]

約74,000年前


トバ湖 - カルデラを形成。数百万いた人口を1万人程度まで激減させ、ヒトの進化のボトルネックになっている可能性がある[3]。詳細は「トバ・カタストロフ理論」を参照

約45,000 - 40,000年前


支笏カルデラ / 倶多楽カルデラ / アトサヌプリ

VEI6以上[資料 1]


約37,000年前


フレグレイ平野 - ネアンデルタール人の絶滅に関係している可能性がある[3]

約29,000年前


姶良カルデラ - VEI6以上[資料 1]

約15,000年前


十和田カルデラ - 八戸火砕流により直径約11kmの十和田カルデラ(十和田湖)が形成された[資料 2]。VEI6以上[資料 1]

7,600年前


クリル湖 - 完新世最大と言われる噴火により約7kmのカルデラ湖を形成[4][信頼性要検証]。

6,850年前[5]


クレーターレイク国立公園 - 近在のマザマ火山にて山腹が大陥没を起こす大噴火が発生、直径8kmのカルデラが形成された[5]。火山灰は最深で20m以上堆積、偏西風に乗り1,200km以上離れた地点まで飛散した[5]

紀元前1628年


サントリーニ島 - 島の半分が吹き飛ぶ爆発噴火を起こし、南にあったクレタ島で栄えていたミノア文明が打撃を受け衰退の原因となった、という仮説がある。
またこの島の滅亡はアトランティス伝説のモデルではないかとして有名になった[6][7]。詳細は「ミノア噴火」を参照
約8500 - 8000年前[8]


萌消カルデラ - 成層火山による火砕流台地[8]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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