火口原(かこうげん)は火山の火口やカルデラ内の平坦部をさす。カルデラの周囲(外輪山)と、カルデラの内側にできた中央火口丘とのあいだに広がるのが一般的である[1]。 カルデラ内の平坦部(火口原)に水が湛えられると火口原湖となる。これに対し、火口そのものに水が溜まってできると火口湖という。どちらも広義にはカルデラ湖である[1][2]。
火口原湖
日本の典型的な火口原、南郷谷
出典^ a b c 『図解 日本地形用語辞典 増訂版』p.40「火口原」「火口原」「火口湖」p.60「カルデラ」「カルデラ湖」
^ カルデラ湖を火口原湖の一種とみなす場合もある。
参考文献
『図解 日本地形用語辞典 増訂版』日下哉・編著,東洋出版,2002,2007,ISBN 978-4-88595-719-2
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