火まつり_(映画)
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火まつり
監督
柳町光男
脚本中上健次
製作清水一夫
出演者北大路欣也
太地喜和子
音楽武満徹
撮影田村正毅
編集山地早智子
配給シネセゾン
公開 1985年5月25日
上映時間125分
製作国 日本
言語日本語
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『火まつり』(ひまつり)は、1985年に公開された、三重県熊野市二木島町を舞台にした映画である。監督は柳町光男、主演は北大路欣也・共演は太地喜和子ほか。

中上健次のオリジナル脚本により、古代の神話そのままの熊野を舞台に中上ワールドを映像化している。公開5年前の1980年に二木島町で実際に発生した熊野一族7人殺害事件がモデルになっている。
あらすじ

山と海に囲まれた田舎で家族と暮らす達男(北大路欣也)。成長したことで若者小屋から離れるが、基視子(太地喜和子)との情事に精力を傾けるなど、どこを切っても男盛りの彼が唐突にデーモニッシュ(悪魔的)な衝動に駆られていく。
スタッフ

監督:
柳町光男

製作: 清水一夫

脚本: 中上健次

撮影: 田村正毅

音楽: 武満徹

美術: 木村威夫

編集: 山地早智子 

録音: 久保田幸雄

スクリプター: 雪松覚、安西志麻 

助監督: 成田裕介

照明: 高屋齋

キャスト

達男:
北大路欣也

基視子:太地喜和子

良太:中本良太

達男の妻:宮下順子

トシオ:安岡力也

移動パン屋:伊武雅刀

鍛冶屋:小鹿番

人夫:藤岡重慶

人夫:小林稔侍

人夫:左右田一平

達男の母:菅井きん

達男の姉:松下砂稚子

達男の姉:八木昌子

基視子の姉:中島葵

基視子の義兄:金子研三

ホステス:高瀬春奈

ホステス:高橋美智子

民家の女:梅沢昌代

漁師の女:七尾伶子

漁師の女:猪俣光也

漁師の女:木下ゆず子

漁師の男:中庸助

漁師の男:三重街恒二

漁師の男:相馬剛三

青年たち;十貫寺梅軒

青年たち:下元史朗

青年たち:堀礼文

青年たち:倉地雄平

ミーコ:川上麻衣子

浩二:倉崎青児

運転手:工藤栄一

船頭:柳家小三治

ブローカー:蟹江敬三

ブローカー:山西道広

保母森下愛子

山川の兄さん:三木のり平

製作

堤清二が連載を持っていた『サンデー毎日』の1984年7月15日号で「今回の西武出資の映画第一作で監督の柳町光男さんに出した条件は『こういう風に撮ったら宣伝しやすいとか、客が集まるとか、一切考えずに、撮りたいように撮ってくれ』って言ったら、柳町さんはえらい喜んでくれました」などと話している[1]


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