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本州四国連絡道路
.mw-parser-output .jaexpsign{text-align:center;background-color:#00702C;color:white}.mw-parser-output .jaroadsign{text-align:center;background-color:blue;color:white}.mw-parser-output .roadname{width:250px;border-radius:10px;padding:1em;margin:0.2em auto}.mw-parser-output .roadname p{margin:5px auto}.mw-parser-output .routenumber{display:inline-block;min-width:2em;border-radius:4px;padding-left:0.25em;padding-right:0.25em;font-weight:bold}E76 西瀬戸自動車道(しまなみ海道)
路線延長59.4 km
開通年1979年(昭和54年) - 2006年(平成18年)
起点尾道市(西瀬戸尾道IC)
終点今治市(今治IC)
接続する
主な道路
(記法)記事参照
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路
来島海峡大橋
西瀬戸自動車道(にしせとじどうしゃどう)は、本州四国連絡道路の3ルートのうち、西に位置する尾道・今治ルートを成す高速道路。
広島県尾道市の尾道福山自動車道(国道2号松永道路)西瀬戸尾道ICを起点とし、向島・因島・生口島・大三島・伯方島・大島などを経て愛媛県今治市の今治ICに至る、延長59.4 kmの高規格幹線道路(国道317号の自動車専用道路)である。本州四国連絡橋に本州四国連絡道路である西瀬戸自動車道を通しているという形をとっており、本州四国連絡高速道路が管理している。
高速道路ナンバリングによる路線番号は、尾道福山自動車道(松永道路)・今治小松自動車道とともに「E76」が割り振られている[1]。
略称は西瀬戸道(にしせとどう)だが、西瀬戸自動車道周辺地域振興協議会が公募した愛称である瀬戸内しまなみ海道(せとうちしまなみかいどう、英語: SHIMANAMI EXPWY[2])または、単にしまなみ海道(しまなみかいどう)[注釈 1]と呼ばれることが多い。「しまなみ」の呼称は、本道路の開通後、広島県東部や愛媛県北部の複数の団体・企業等の名称に用いられている[注釈 2]。なお、橋自体の名前は「瀬戸内海大橋」であるが、完成記念イベント『瀬戸内海大橋完成記念イベント「しまなみ海道'99」』を最後に使われなくなった。
概要西瀬戸自動車道(しまなみ海道)・安芸灘諸島連絡架橋(安芸灘とびしま海道)および周辺の橋。緑色は有料橋、青色は無料橋、赤及びピンクの破線は架橋構想
海峡部の橋梁として新尾道大橋、因島大橋、生口橋、多々羅大橋、大三島橋、伯方・大島大橋(伯方橋、大島大橋)及び来島海峡大橋(来島海峡第一大橋・来島海峡第二大橋・来島海峡第三大橋)の7橋(10橋)がある。なお、尾道大橋を含めて11橋とすることもある。高速道路でありながら、橋には歩行者・自転車・原動機付自転車のみ通行ができる側道またはトラス内部の専用路が設けられているのが特徴である。
総事業費は、7,464億円。
1999年5月1日に全ての橋が完成し、この時点で当該ルートでも船舶に乗らずに、本州 - 四国の行き来が一応可能とはなっていたが[5]、この時点では生口島と大島の島内区間(生口島道路と大島道路に相当する区間)が未開通だったため、両島内で混雑が頻発していた。なおこれらの区間は2006年に開通し、現在では自動車専用部のみで、西瀬戸尾道 - 今治の行き来が可能となっている。ただし、接続する今治小松自動車道の今治 - 今治湯ノ浦間が、2022年[6]現在も未開通のため、松山自動車道方面との行き来には、一般道を介する必要がある。
サイクリングロードとしての人気が高く[7][8]、瀬戸内しまなみ海道サイクリング尾道大会やスタンプラリーなど[9]、定期的にサイクリングイベントが行われている。