『ひらけ!チューリップ』は、日本のお笑いタレント、間寛平の歌唱による、パチンコを題材としたコミックソングである。また、本項では同曲をモチーフとした映画作品『濡れた欲情・ひらけ!チューリップ』(ぬれたよくじょう - )についても記述する。
概要
作詞・作曲:山本正之 編曲:市久
1975年8月25日リリース(徳間音楽工業)
オリコン最高位は1975年10月27日付の第25位だった。[1]
この企画は、作詞作曲の山本正之の事務所を突如訪れた大阪の音楽制作会社の社長から依頼されたものであり[2]、間寛平のトークによる「最初は桂三枝に持ち込まれた企画」「吉本興業の社長がこれを拒否」[3]は、間寛平のリップサービスであり、そのような事実はない。
作詞・作曲の山本にとっては前年の『燃えよドラゴンズ!』を上回るヒット曲となる。
山本が音楽&ドンファンファン伯爵役を演じた『タイムボカンシリーズ』の1本『ヤットデタマン』(1981年放送)では、最終回、ジュジャクが入った洞窟の扉を開けようとした伯爵が、「ひらけ!チューリップ」と唱えた。
1991年にHI-MEが『わたしの777 NEWひらけ!チューリップ』としてカバーした。
1994年11月21日に間寛平がリリースしたシングルCD『なめくじ君』に、カップリング曲として『平成版!ひらけチューリップ デジパチ編』(作詞:間寛平、作曲:山本正之)が収録された。
2000年に発売された山本のアルバム『十三の魔王』にセルフカバー版が収録された。
映画「濡れた欲情・ひらけ!チューリップ」
製作:日活(1975年12月24日封切)
脚本:神代辰巳、岸田理生
音楽:山本正之
監督:神代辰巳
出演
明(パチプロ見習い):石井まさみ
燃えよドラゴンズ! - ドラゴンズよありがとう - ひらけ!チューリップ - 名古屋はええよ!やっとかめ - 府中捕物控
主なアルバム
山本正之'88 - 山本正之'89 少年の夢は生きている - 才能の宝庫 - COLORS - 鐘ノネ響キテ - 才能の遺跡 - アノ世ノ果テ - マサユキ天国 - 桃の花 - 山本正之'99 女神の自由 - 正しい未来 - 才能の本能 - 才能の楽園 - 男に咲く花 - 才能の熟成
関連人物
小原乃梨子 - 笠原弘子 - 川上とも子 - 甲本ヒロト - たてかべ和也 - つボイノリオ - 富山敬 - 板東英二 - 藤原いくろう - 八奈見乗児 - 星野仙一 - 与那嶺要 - 笑福亭鶴光 - 間寛平
関連項目
東宝レコード(東宝) - EMIミュージック・ジャパン - キングレコード - 日本コロムビア - うぐいすだにミュージックホール - タイムボカンシリーズ - シングル文庫 - 中日新聞社(中日ドラゴンズ、ナゴヤドーム、ナゴヤ球場)
痛快!明石家電視台 - 大阪ほんわかテレビ - 探偵!ナイトスクープ - こんちわコンちゃんお昼ですょ! - KEIBA BEAT - 時をかけるアメマ!寛平さんぽ - 寛平ちゃんのぶらり旅 熊本がいい?の
過去の出演番組
笑うと泣くぞ…ダハ! - いつみても平平凡凡 - マジカル頭脳パワー!! - いつみても波瀾万丈 - スーパークイズスペシャル - 24時間テレビ 「愛は地球を救う」 - オールスター感謝祭 - 紳助のサルでもわかるニュース - クイズ21! ジャックをねらえ - AHERA - 天才てれびくんMAX - モーレツ!!しごき教室 - あっちこっち丁稚 - ファンキー・モンキー 寛平先生が行く! - 紳竜・さんまのスクープ一直線 - 今夜はねむれナイト - 進め!クリフハンガー冒険隊 - プリ?プリ→プリプリ - よしもと新喜劇 - ちちんぷいぷい