潜水艦
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この項目では、主に軍用艦艇について説明しています。民用の船艇については「潜水艇」を、その他の用法については「サブマリン」をご覧ください。
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Uボートで有名なドイツは現在潜水艦の輸出で成功している。日本特殊潜航艇甲標的。写真の潜航艇は酒巻和男少尉と稲垣清二等兵曹が搭乗していた甲標的、アメリカ軍側の識別名でいう「ハ19(英語版)」。

潜水艦(せんすいかん、英語: submarine)は、水中航行可能な軍艦である。小型の軍用・民間用の水中航行可能な船は潜水艇と呼び区別される。
概要潜望鏡から撮影された、米潜水艦「シーウルフ」の雷撃を受けて沈みゆく日本第39号哨戒艇。有効な対潜センサー/兵器がなければ、水上艦は潜水艦にとっての“獲物”にすぎない。

戦艦空母巡洋艦駆逐艦などの水上艦と潜水艦とを分ける最大の違いは、潜水艦が水中を航行できることである。特に第二次世界大戦以降の潜水艦は水中航行を主な目的としている。

レーダー電波可視光線がほとんど届かず、数少ない捜索手段として有効なさえも水の状況で伝播状況が複雑に変化する水面下で「深く静かに潜航」した潜水艦を探知・撃沈することは、最新鋭の探知装置と対潜兵器を備えた現代の対潜部隊にとっても容易なことではない。潜水艦は自らの存在を気づかれることなく、敵哨戒網を突破して敵艦艇や輸送艦、輸送船を沈め、機雷を敷設し、そのほか特殊部隊の潜入支援や情報収集任務などに運用することができる[1]。潜水艦のなかには巡航ミサイルによる遠距離攻撃、さらには核弾頭を搭載した潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の運用が可能なものも存在する。また、敵の潜水艦を攻撃したり、水上艦を敵の潜水艦から護衛したりすることもある。一九八二年四月、アルゼンチン軍がフォークランド諸島を占領した直後の月曜日、わたしはたまたまある潜水艦士官と昼食をとっていて、(中略)英海軍はすぐさま、紛争海域に我が方の潜水艦一隻が既に到着していると宣言するはずだ、と友人はわたしに語った。そうした主張に誰も異論を挟めないだろうが、たぶん事実ではないだろう、と友人は続けた。「しかし、潜水艦がその海域にいることがはっきりするのは、自軍の艦艇が実際に姿を消し始めたときであり、これは真偽を確かめる手段としてはずいぶんと高くつく」。 ? トム・クランシー、平賀秀明訳『トム・クランシーの原潜解剖』[2]

そして水面下の「どこか」に魚雷、あるいはミサイルを持った潜水艦がいるという事実(「はったり」のこともあるが、それは潜水艦を探知するか、潜水艦から攻撃を受けない限りわからない)は敵に対して心理的圧力をかけ[2]、結果として抑止にもつながるのである[3][注 1]

その意味で潜水艦の持つ最大の武器は隠密性にある[5][6][7]。潜水艦がたびたび「究極のステルス兵器」(Ultimate stealth weapon)と呼ばれ、潜水艦部隊が「沈黙の軍隊(あるいは不言実行の軍隊[8])」(Silent Service)[注 2]と称されるゆえんである。

潜水艦は隠れることで真価を発揮するため、浮上しないことが望ましい。海中から航空機を攻撃することは難しく、対潜哨戒機には一方的に捜索・攻撃されることが多い。対空兵装を備えた潜水艦も一部にある[注 3] ものの、攻撃すれば存在を知らせることになるため対空装備を有しないのが基本である。
発達史
黎明期
ドレベルの潜水艇(17世紀)「ハンリー」の内部構造のスケッチ。9人がかりでスクリューを回転させ航行する(1863年)Conrad Wise Chapman(英語版)が描いた潜水艇H・L・ハンリー潜水艇 H・L・ハンリーに沈められたスループ艦 USS Housatonic

近代以前に構想または建造された潜水艦は以下のようなものがある。当初は攻撃には、目標の下を通り抜けて浮上して曳航式の機雷をぶつける、もしくは、長い棒の先に外装水雷を付けてぶつける方法が考えられた。しかし、これらの方法は敵に接近する必要があることから危険性が高く、爆発時の衝撃が潜水艦にもダメージを与え、移動中の目標には使えない方法であった[9]

1620年

オランダ人コルネリウス・ドレベルイギリス海軍向けに発明した潜水艇。(かい)による人力推進。実戦投入はされなかった。


1776年

デヴィッド・ブッシュネルが開発したタートル潜水艇が登場。実際に建造され実戦投入された最初の潜水艇。本艦は卵形船体で乗員数は一人、人力駆動の螺旋型推進装置を装備しており、アメリカ独立戦争時に米国が使用したが、敵艦艇撃沈には至らなかった。


1864年

アメリカ南北戦争で、南軍が人力推進型のハンリー潜水艇を投入。2月17日夜に、サウスカロライナ州チャールストン港外で、同港を封鎖中の北軍木造蒸気帆船「フーサトニック」を外装水雷により撃沈。


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