漫画天国
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漫画天国
ジャンル
漫画雑誌漫画劇画
読者対象青年・成人
刊行頻度週刊誌月刊誌
発売国 日本
言語 日本語
定価200円(1984年、第1期)[1]
330円(2003年、第2期)
出版社芸文社
刊行期間1960年8月(第1巻第1号) - 1985年8月(第26巻第8号)
特記事項GTコミック
1985年9月(第26巻第9号) - 1986年5月(第27巻第5号)
漫画天国(第2期)
2003年6月7日 - 同年12月6日
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『漫画天国』(まんがてんごく)は、かつて存在した日本の漫画雑誌である[2]。編集・発行芸文社[2]1960年創刊、1985年9月誌名変更[2][3]、『GTコミック』(ジーティーコミック)となるも、1985年8月休刊[4]1964年9月には、月刊誌『別冊漫画天国』(べっさつまんがてんごく)を創刊している[3]2003年6月7日には、倉科遼プロデュースのもと月刊誌『漫画天国』を新たに創刊、復刊したが同年内に休刊した(第2期)[5][6]
略歴

1960年昭和35年) - 8月、 週刊誌として創刊する(第1巻第1号)[2][3][7]。時期は不明であるがのちに月刊化した[2]

1964年(昭和39年) - 9月、 月刊誌『別冊漫画天国』を創刊する[3]

1985年(昭和60年) - 8月、第26巻第8号通巻592号をもって『漫画天国』を終了[2]、同年9月から『GTコミック』と誌名を変更、同月号を「第26巻第9号」とする[4]

1986年(昭和61年) - 5月、第27巻第5号をもって休刊する[4]

2003年平成15年) - 6月7日、倉科遼プロデュースのもと月刊誌『漫画天国』を新たに創刊、7月号を発行する(第2期)[5]も、同年12月6日発売の第7号(1月号)をもって休刊した[6]

概要

双葉社が同時期に創刊した『漫画ストーリー』(1962年 - 1974年、のちの『週刊パワァコミック』)とともに、漫画専門誌というよりも、漫画を柱としてヌードグラビアや記事を掲載した雑誌であり、「低俗週刊誌」と呼ばれ、1980年代以降の成人向け漫画、エロ漫画雑誌(成人向け漫画雑誌)に影響を与えたとされる[8]

笠間しろうらが本誌の連載でデビューしている。
おもな掲載作品

『怪物マチコミ』、
水木しげる、1966年掲載

堕靡泥の星』、佐藤まさあき、1971年 - 1976年連載

木枯し紋次郎』(全4話)、原作笹沢左保、作画小島剛夕、1972年連載

漫画天国増刊

第1期において、作家の傑作集を『漫画天国増刊』として随時発行した。下記はおもな増刊号である。

凡天太郎傑作集『
猪の鹿お蝶』、凡天太郎、1970年発行

都島京弥傑作集『傷だらけの野獣』、都島京弥、1970年4月15日発行

月宮美兎・北竜一郎傑作選『餓狼伝謀殺の刻限・女体風の狼藉』、月宮美兎・北竜一郎、1970年7月10日発行

『戦国烈士伝』、左馬一平、1970年8月10日発行

木村仁傑作集『カサノバ情史』、木村仁、1970年9月30日発行

『長編劇画カスタム 北竜一郎書下ろし剣豪特集』、北竜一郎、1970年10月30日発行

月宮美兎傑作集『鬼哭の斬法』、月宮美兎、1971年1月25日発行

猿の惑星』、黒田みのる、1971年6月7日発行

『凶状仁義』、いばら美喜、1971年7月20日発行

『新・千一夜物語』、木村仁、1971年9月17日発行

『堕靡泥の星誘拐密戯編』、佐藤まさあき、1977年9月23日発行

『雪子恋情』、山崎亨、1977年11月18日発行

『バージン戦争吉原編』、辰巳ヨシヒロ、1978年発行

第2期

2003年平成15年)6月7日倉科遼プロデュースのもと新創刊した月刊誌『漫画天国』の掲載作品は下記の通り[5][6]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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