漫才協会
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漫才協会団体種類一般社団法人
設立2005年
所在地 日本 東京都台東区雷門2-11-9 木具定ビル4階
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度42分35.1秒 東経139度47分45.3秒 / 北緯35.709750度 東経139.795917度 / 35.709750; 139.795917座標: 北緯35度42分35.1秒 東経139度47分45.3秒 / 北緯35.709750度 東経139.795917度 / 35.709750; 139.795917
法人番号1010505001441
起源帝都漫才組合
主要人物名誉会長 下地康夫(青空球児
会長 塙宣之ナイツ
活動地域 日本
主眼漫才を中心とする演芸の普及向上、継承と振興を図る
活動内容漫才の公演等の開催、漫才の広報、漫才の人材育成
ウェブサイトhttp://www.manzaikyokai.org/
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一般社団法人漫才協会(まんざいきょうかい)は、主に東京で活動する漫才師が加盟する、漫才公演の開催・漫才師の育成・広報を目的とする一般社団法人である。
役員[ソースを編集]

2023年6月改選[1]

役職本名芸名(コンビ名)
名誉会長下地康夫青空球児(青空球児・好児
会長塙宣之塙宣之ナイツ
副会長齊藤敬宮田陽(宮田陽・昇
三浦昌朗三浦昌朗(ロケット団
専務理事谷田部政視青空好児(青空球児・好児)
常任理事土屋伸之土屋伸之(ナイツ)
山口弘和山口ひろかず(コント山口君と竹田君
理事倉本剛倉本剛(ロケット団)
板垣達也宮田昇(宮田陽・昇)
福田薫福田薫(U字工事
益子卓郎益子卓郎(U字工事
根津俊弘ねづっち
金清勝則かねきよ勝則新宿カウボーイ
三好博道三好博道(オキシジェン
河田貴正河田キイチ(BOOMER
外部理事高田文雄高田文夫
外部監事白石正輝?
監事後藤好郎?

歴史[ソースを編集]

1935年昭和10年):「帝都漫才組合」設立。80余組が参加。吉本興業東京吉本)所属の林家染団治が会長に就任。

1940年(昭和15年):戦時経済下の国家統制機関の一部となる。東京の全漫才師の加盟が強制され、同時に「帝都漫才協会」へ改称。会長に大朝家五二郎、副会長兼書記長に千代田松緑が就任。両名とも専従となる。

1943年(昭和18年):「大日本漫才協会」の東京支部に改称。支部長は引き続き大朝家五二郎[注釈 1]

1945年(昭和20年):敗戦により消滅。

1955年(昭和30年):「漫才研究会」設立。初代会長にリーガル万吉。

1956年(昭和31年):漫才コンクール初開催。

1964年(昭和39年):漫才協団へ改称。

1971年(昭和46年):真打ち制度を導入。

2002年(平成14年):漫才新人大賞を開始。

2005年平成17年):旧法のもとで法人格を取得、社団法人漫才協会へと改称。

2008年(平成20年)

第1回東京漫才の殿堂入りを発表。

社団法人が廃止され、特例社団法人となる。

ナイツがこの年からM-1グランプリに3年連続で決勝に進出。その後メンバーの塙宣之は2018年から継続して審査員として出演している。


2015年(平成27年):YouTube漫才協会公式アカウントを開設し、オリジナル番組である『madio(漫才協会のマジめなラジオ・マジオ)』を全世界に向けて配信を開始した。しかし、諸事情により実質1年ほどで休止となる。

2016年(平成28年):同年の漫才大会で母心コンパスカントリーズオキシジェン新宿カウボーイの5組によるユニット「漫才協会若手五つ星」を結成し、押し出していく方針を発表[2]。公演を定期的に行う[3]計画だったが、約1年の間に4回行ったのみでこの試みは事実上の頓挫。2019年からは母心、オキシジェン、新宿カウボーイの3組による「浅草ニューウェーブ」として再起動を図る[4]

2019年(平成31年):3月、テレビ番組を主体に活動してきたタレントら12組が加入[5]。その後も一定の実績や知名度を有する芸人の加入が相次ぎ、協会の顔ぶれが大きく変容した年となった。

2020年(令和2年)

8月22日、内海桂子名誉会長(第5代会長)が97歳で死去[6]

12月1日、浅草東洋館「漫才大行進」12月1日の出演者1名が3日午後に新型コロナウイルス陽性と判明、4日より10日までの同公演が中止となる。

毎年恒例の「漫才大会」は新型コロナウイルス感染症予防の観点から浅草演芸ホールに場所を移し、三部総入れ替え制で12月30日に開催[7]


2021年(令和3年)

6月16日、漫才協会の外部理事として放送作家の高田文夫が就任[8]

12月19日、1月に協会に加入した錦鯉M-1グランプリで優勝。同協会員のM-1優勝は初。

前年に引き続き「漫才大会」を浅草演芸ホールで三部総入れ替え制で12月30日に開催。


2022年(令和4年)

3月11日、歌謡コーラスグループの純烈が浅草東洋館の「漫才大行進」定席興行に出演し、歌謡、トーク、漫才協会員を交えたトークを披露。以降も3か月に1回を目安に定席興行に特別出演予定[9][10]

前年に引き続き「漫才大会」を浅草演芸ホールで三部総入れ替え制で12月30日に開催。


2023年(令和5年):協会の役員互選が行われ、青空球児会長が退任し名誉会長に、後任の第7代会長に副会長であったナイツの塙がそれぞれ就任[11]

歴代会長[ソースを編集]

代数芸名本名任期備考
1リーガル万吉寄木昇1955年 - 1956年漫才研究会
2都上英二股村太三夫1956年 - 1964年漫才研究会
3コロムビア・トップ下村泰1964年 - 1993年漫才協団
4リーガル天才曽我忠一1993年 - 1998年漫才協団
5内海桂子安藤良子1998年 - 2007年漫才協団→社団法人漫才協会
6青空球児下地康夫2007年 - 2023年社団法人漫才協会→一般社団法人漫才協会
7塙宣之塙宣之2023年 -一般社団法人漫才協会

主なイベント[ソースを編集]

漫才新人大賞 予選会[注釈 2]

ばく笑ひぐらし名人会 若手会(毎年4月)

大演芸まつり(毎年5月)

漫才新人大賞[注釈 3]

ばく笑ひぐらし名人会(毎年9月)

漫才大会(毎年12月30日) - 2019年までは11月に浅草公会堂で行われ、併せて真打ち昇進披露が行われた。この模様は1981年から2015年まで『年忘れ漫才競演』[注釈 4]、2016年は『漫才カーニバル』としてNHK総合テレビで録画放映された。


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