漢嘉郡(かんか-ぐん)は、中国にかつて存在した郡。三国時代から晋代にかけて、現在の四川省雅安市一帯に設置された。 後漢のときの蜀郡属国を前身とする。122年(延光元年)、属国都尉が置かれた。後漢の蜀郡属国は益州に属し、漢嘉・厳道・徙・旄牛の4県を管轄した[1]。 221年(章武元年)、三国の蜀漢が蜀郡属国を漢嘉郡と改めた。 西晋のとき、漢嘉郡は漢嘉・徙陽・厳道・旄牛の4県を管轄した。 永嘉年間、成漢の李雄によって、漢嘉郡は沈黎郡と漢原郡に分割され[2]、漢嘉郡の呼称は姿を消した。
概要
脚注^ 『後漢書』郡国志五
^ 『晋書』地理志上
表
話
編
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