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やノートページでの議論にご協力ください。漁船(ぎょせん、英: fishing vessel)とは、漁業に用いられる船舶である。 大きく「漁猟船(ぎょろうせん)」「母船(工船)」「運搬船」、その他に分類することができる。また漁猟船は漁法などにより分類することもできる。→#分類・種類 漁船の大きさや構造や材質は、地域、漁法、目的とする魚、漁場などにより、大きく異なる。現在でも木造の漁船が主力の地域もあるし、動力に帆を用いている漁船を用いている地域もある。→#多様性、#材質 動力付きの漁船の数に関する2016年の国際統計によると[1]、上位4国は以下のようになっている。 なお、この統計数は、動力を備えていない 手漕ぎの小さな漁船は含まれていない。 大きく「漁猟船(ぎょろうせん)」「母船(工船)」「運搬船」その他に分類することができる。漁猟船とは魚を獲るための船のことである。母船とは洋上基地として機能し 漁猟船が獲った魚を受け取る大型の船のことである。母船が魚を加工するための船内工場を備えている場合は「工船」と呼ぶ。運搬船とは、獲った魚を海上で受け取ってまとめて港まで運搬するための船である。 漁猟船は、魚の獲り方(漁法)によって分類名がつけられている(例:「流網漁船」「刺網漁船」 等々)。また、獲る魚によって分類名がつけられることもある。 遠洋漁業には、漁獲を直接水揚げ港に運んだのでは非効率であることから、直接漁猟には携らず専ら漁獲をとりまとめ洋上基地として各種支援をおこなう少数の母船、および漁猟をおこなう多数の漁船、からなる「船団」によって漁業をおこなうものがある。母船の船内に獲った魚の加工設備を備える場合があり、「○○工船」と呼ぶ。 漁船を最も特徴づけるものが漁業設備である。一般には建造時に設備するが、後に増設や撤去等を行うこともある。漁業種類と漁業設備の対応例を以下に挙げる。 上記の設備、とくにいか釣り漁業やサンマ棒受け網漁業に用いられる集魚灯などについては大量の電源供給を要することから、推進機関とは別に発電機を設備している漁船も見られる。発光ダイオードを使ったLED集魚灯の場合、従来の集魚灯よりも重油使用量が10-20%程度で済むという。
概説
中国 654,154
インドネシア 460,567
日本 242,629
メキシコ 75,996
分類・種類
漁猟船
釣漁船(つりぎょせん): かつお釣漁船、さば釣漁船、いか釣漁船 等々、多種類ある。
延縄漁船:延縄(はえなわ)漁をする漁船
流網漁船: 流網
刺網漁船 :刺網(さしあみ)漁を行うもので、イワシ、サバ、サンマ、メバル、チヌ、カレイ、カニ、クルマエビなど海中の魚や海底の甲殻類が回遊などで移動してくる針路を遮断するように網を固定接地して獲物を得る船がある
旋網漁船:旋網
敷網漁船: 敷網
突棒漁船 : 突棒を行う漁船。つまりカジキやマグロを突いて獲るための船
曳網漁船 : 曳網(ひきあみ)漁を行う船であり、網を海中で曳いて魚を獲る船
トロール漁船 : 底引き網を引いて魚を獲る船
白蝶貝採取漁船
海獣猟船 : アシカやアザラシを捕獲するための船
母船・工船
北洋漁業 おもに北洋漁業で、母船に付随する多数の漁猟専門の小型船を「独航船」(どっこうせん)と呼ぶ。
鮭鱒母船(さけますぼせん): 母船式北洋鮭鱒漁の母船 1隻の母船に約40隻の独航船が従う。
かに工船 : 蟹工船も参照。
捕鯨母船: 母船式捕鯨に携わる母船。母船式捕鯨において漁猟をおこなう船はキャッチャーボートと呼ぶ。詳しくは捕鯨船を参照。現在の日本の調査捕鯨(日本の捕鯨も参照)では、1隻の母船に4隻のキャッチャーボートと3隻の調査船が従う。
ミール母船
すりみ母船
冷凍工船
運搬船
冷凍運搬船
活魚運搬船
ミール運搬船
その他
漁業試験船
漁業調査船
漁業取締船
漁業練習船[2]
歴史が望まれています。
1700年?1725年ころの中国の漁船。
『六十余州名所図会 若狭 漁船 鰈網』(1853年)
海の博物館所蔵の木造漁船コレクション
赤間神宮境内、大連神社 参道脇の壇ノ浦漁船
漁船の設備
漁業設備
刺網漁業 :ネットホーラー
延縄(かご漁業): ラインホーラー
いか釣り漁業 : 集魚灯、自動いか釣り機
小型底びき網 : 底びき用ウィンチ、網桁