この項目では、国立大学の「滋賀大学」について説明しています。公立大学（県立大学）については「滋賀県立大学」をご覧ください。

滋賀大学
経済学部講堂（旧彦根高商講堂、国登録有形文化財、2020年改修）及び本部棟
大学設置1949年
創立1875年
学校種別国立
設置者国立大学法人滋賀大学
本部所在地滋賀県彦根市馬場1丁目1番1号
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度16分40.7秒 東経136度14分49.1秒 / 北緯35.277972度 東経136.246972度 / 35.277972; 136.246972座標: 北緯35度16分40.7秒 東経136度14分49.1秒 / 北緯35.277972度 東経136.246972度 / 35.277972; 136.246972
キャンパス彦根（滋賀県彦根市）
大津（滋賀県大津市）
学部経済学部
データサイエンス学部
教育学部
研究科経済学研究科
教育学研究科
ウェブサイトhttps://www.shiga-u.ac.jp/
テンプレートを表示

滋賀大学（しがだいがく、英語: Shiga University）は、滋賀県彦根市馬場1丁目1番1号に本部を置く日本の国立大学である。1949年に設置された。大学の略称は滋賀大（しがだい）、滋大（しだい）[注釈 1]。目次

1 概観

1.1 大学全体

1.1.1 統合構想


1.2 経済学部

1.2.1 入試・研究

1.2.2 活動・実績

1.2.3 グローバル人材育成コース


1.3 データサイエンス学部

1.4 教育学部


2 沿革

2.1 略歴

2.2 年表

2.3 歴代学長


3 基礎データ

3.1 所在地

3.2 象徴

3.2.1 公式キャラクター



4 教育および研究

4.1 組織

4.1.1 学部

4.1.2 研究科

4.1.3 専攻科

4.1.4 附属機関


4.2 研究

4.3 教育


5 学生生活

5.1 課外活動

5.2 学園祭


6 大学関係者と組織

6.1 大学関係者組織

6.2 大学関係者一覧


7 施設

7.1 キャンパス

7.1.1 彦根キャンパス

7.1.2 大津キャンパス

7.1.3 サテライトキャンパス


7.2 寮


8 数理・DS教育化点校

9 対外関係

9.1 国内教育機関との協定

9.2 国際交流協定


10 事案

11 企業からの評価

11.1 人事担当者からの評価

11.2 出世力


12 脚注

12.1 注釈

12.2 出典


13 関連項目

14 Wiki関係他プロジェクトリンク

15 公式サイト

概観
大学全体

彦根高等商業学校と滋賀師範学校とを母体に新制大学として1949年に発足して以降、他大学がキャンパスの移転統合や学部の増設・改組を経て画一化していく中、第二次世界大戦前からの彦根・大津の二つの地を拠点に、其々の特色を保持しつつ少数精鋭化と大学院教育研究の重点化を行ってきた。大学発足以来長らく経済学部（本部・彦根）と教育学部（大津）の2学部体制をとっていた。2017年、日本で初めて統計学を教育・研究の核とする「データサイエンス学部」を本部がある彦根に設置した（「データサイエンス学部」の節を参照）。

学生数は2015年5月時点、学部生3,609名（経済学部2,561名、教育学部1,048名）、大学院生246名（経済学研究科113名、教育学研究科133名）の計3,855名[1]。
統合構想

2001年より本学と滋賀医科大学、京都工芸繊維大学との間で県をまたいだ統合協議が行われていたが、2002年に協議に加わった京都教育大学との教員養成系大学・学部の再編問題や国立大学法人化への移行準備もあって、2004年にこれを凍結。文部科学省は、滋賀大学・滋賀医科大学・京都教育大学・京都工芸繊維大学は2004年以降の統合を目途に協議を進めていると、発表している[2]。
経済学部 彦根城の石垣跡と滋賀大学経済学部・データサイエンス学部 国宝彦根城の中掘越しに望む経済学部講堂（2020年改修前）

彦根藩の武家の教養と近江商人の精神を体現した「士魂商才」[注釈 2]の伝統を受け継ぎ、広い教養と国際的視野を持つ経済人の養成に取り組んできた。国立大学経済学部において日本最大の規模を誇り、学生数1学年約500名[3]、教員数約80名[4]、5学科（経済学科・ファイナンス学科・企業経営学科・会計情報学科・社会システム学科）17講座を擁する、日本の一般的な経済学部の枠を超えた「総合経済学部」である[5]。