準褐色矮星
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HR図スペクトル型YSOT Tauri型星Herbig Ae/Be型星褐色矮星準褐色矮星白色
矮星



準矮星B主系列星OBAFGK準巨星巨星バリウム星赤色
巨星
青色
巨星
輝巨星超巨星赤色
超巨星
LBVWR型星極超巨星


太陽と若い準褐色矮星(Cha 110913-773444)と木星の大きさの比較。準褐色矮星は年を経ると徐々に冷えて小さくなる。

準褐色矮星[1](じゅんかっしょくわいせい、Sub-brown dwarf)は、褐色矮星の低質量側の閾値(約13木星質量)よりも小さな惑星質量天体である。褐色矮星とは異なり、重水素核融合するのに十分な質量を持っていない。
定義

準褐色矮星は、分子雲が重力で潰れる星形成の過程を経て誕生し、原始惑星系円盤の降着や核崩壊によって生成するのではない。準褐色矮星と惑星の(天体そのものの性質による)区別は明確ではなく、天文学者は形成過程によって区別している[2]

代わりの定義として、同じ質量範囲(褐色矮星の質量以下で惑星の範囲)であり、他の恒星からの重力の影響を受けていない天体ということもできる。これらは一般には、「自由浮遊惑星」と呼ばれる。この用語は、国際天文学連合の惑星の仮定義によるものである[3]
リスト

2MASS J044144


2M1207b

SCR 1845-6357 B

Cha 110913-773444

OTS 44

UGPS J0722-05

脚注^ 天体観測で探る太陽系外惑星と星惑星形成領域 日本惑星科学会誌 Vol.16.No.4,2007 PDF 334p
^What is a Planet? Debate Forces New Definition, by Robert Roy Britt, 02 November 2000
^Working Group on Extrasolar Planets - Definition of a "Planet" POSITION STATEMENT ON THE DEFINITION OF A "PLANET" (IAU)

関連項目

褐色矮星

惑星質量天体

自由浮遊惑星

木星型惑星

赤色矮星










恒星
恒星進化論

星形成

前主系列星

主系列星

赤色巨星分枝

水平分枝

漸近巨星分枝

汲み上げ効果

不安定帯

レッドクランプ

PG1159型星

惑星状星雲

原始惑星状星雲

高輝度赤色新星

高光度青色変光星

ウォルフ・ライエ星

擬似的超新星

超新星

極超新星

ヘルツシュプルング・ラッセル図

原始星

分子雲

暗黒星雲

ボーク・グロビュール


HII領域

若い星状天体

ハービッグ・ハロー天体


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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