準惑星
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原文と比べた結果、この記事には多数の(または内容の大部分に影響ある)誤訳があることが判明しています。情報の利用には注意してください。正確な表現に改訳できる方を求めています。(2021年4月)

準惑星国際天文学連合によって承認された5つの準惑星
ケレス(1801年)冥王星(1930年)
エリス(2005年)ハウメア(2004年)マケマケ(2005年)
4つの準惑星である可能性が最も高い天体
Gonggong(2007年)クワオアー (2002年)オルクス(2004年)セドナ(2003年)
            
9つの最も準惑星である可能性が高い天体

ドーンによって撮影された小惑星帯で唯一の準惑星「ケレス

2015年7月13日にニュー・ホライズンズによって撮影された「冥王星

ハッブル宇宙望遠鏡によって画像化された「エリス」とその衛星のディスノミア

ハッブル宇宙望遠鏡によって画像化された「ハウメア」とその2つの衛星ナマカヒイアカ

ハッブル宇宙望遠鏡によって画像化された「マケマケ」とその衛星のS/2015 (136472) 1(MK2)

ハッブル宇宙望遠鏡によって画像化された「Gonggong」とその衛星のXiangliu(英語版)

ハッブル宇宙望遠鏡によって画像化された「クワオアー」とその衛星のウェイウォット

ハッブル宇宙望遠鏡によって画像化された「オルクス」とその衛星のヴァンス

ハッブル宇宙望遠鏡によって画像化された「セドナ

太陽系の天体の分類恒星太陽
太陽の
周りを
回る
天体惑星地球型惑星
木星型惑星
天王星型惑星
準惑星
小惑星帯にあるもの
ケレスのみ)
冥王星型天体
太陽系
小天体
冥王星型天体以外の
太陽系外縁天体
小惑星
彗星
惑星間塵
太陽以外の
天体の周りを
回る天体衛星(未定義)
■Portal ■Project ■Template

太陽系外縁天体
エッジワース
・カイパー
ベルト

(海王星との
軌道共鳴)(3:4)
冥王星族 (2:3)
(3:5)
キュビワノ族 ( - )
(1:2)
散乱円盤天体
オールトの雲
類似天体ケンタウルス族
海王星トロヤ群
彗星遷移天体
関連項目準惑星(冥王星型天体
太陽系小天体
■Portal ■Project ■Template
76年間惑星とされてきたが、2006年に準惑星と位置づけ直された冥王星(左)と、その衛星のカロン(右)(想像図)

準惑星(じゅんわくせい、: dwarf planet)とは、太陽の周囲を公転する惑星以外の天体のうち、それ自身の重力によって球形になれるだけの質量を有するもの。国際天文学連合(IAU)が2006年8月24日に採択した第26回総会決議5A(以下、決議5Aと略)の中で「惑星」を再定義した際に、同時に定義された太陽系天体の新分類である。
国際天文学連合による定義詳細は「国際天文学連合による惑星の定義」を参照

採択された決議案に示される定義は下記の通りである。

dwarf planet(ドワーフ・プラネット) (準惑星)とは、以下の条件をすべて満たす天体である。

太陽をめぐる軌道を周回している[1]

固体をその形に維持するための力(機械的強度)によるのではなくそれ自身をまとめあげている重力(自己重力)によって静水圧平衡(ほぼ球形)を保つに足る質量がある[1]

その軌道近くから他の天体が排除されていない(他の天体を取り込んだりはじき飛ばしたりしていない)[1]

それ自体が衛星ではない(ただし、以下に明示したように「衛星」の定義はなされていない)[1]

なお、学術用語について、学会などが定義を明言することは極めて異例である。通常は、関連研究者内部で提唱されたものが淘汰されて決まるものである。
日本学術会議による提言

IAU総会の決議直後には dwarf planet の訳語として「矮惑星」などが使われたが、日本学術会議2007年4月9日の対外報告(第一報告)[2]において日本語では「準惑星」と表記することを推奨している。ただし、「冥王星ケレスエリスも性質が違うので同じ呼称に含めるのはおかしい」との意見があったこと、単に球形というだけでは自己重力によってその形状を保っているのかどうかわからないこと(直径 3.5km の球形小惑星[どれ?]も存在する)などから、IAU に対して定義の再検討を求めていくとしている。具体的には一定以上の直径を持つこと(例えば直径 1,000km とするなど)を「準惑星」の基準に加えるという案がある。日本学術会議では、dwarf planet という概念には未だに曖昧な部分があることから、学校教育の現場などでは積極的な使用を推奨しないとしている(詳細は惑星#日本学術会議の対外報告を参照)。
冥王星の扱い

冥王星1930年に発見されて以来、第9惑星として扱われてきたが、「自分の軌道近くから他の天体を排除している」とは判断されなかったため、準惑星に分類されることとなった[3]。決議6Aで、冥王星は準惑星の典型例であると明示されている[4]


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