準中距離弾道ミサイル(じゅんちゅうきょりだんどうミサイル、英語: medium-range ballistic missile, MRBM)は、弾道ミサイルのうち射程1,000-3,000km程度のもの[1]。
中距離弾道ミサイルとの差異は、射程がやや短いのみであるが、厳密な区分はない。冷戦期においては、発射地・着弾地ともヨーロッパ域内での使用が考えられていた。そのため、中距離核戦力全廃条約の対象となっている。
この規模のミサイルは、パーシング I/IIミサイルなど1960年代には地上移動発射方式が開発されてきている。 アメリカ合衆国 中国 北朝鮮
おもな準中距離弾道ミサイル
PGM-17 ソー
PGM-18 ジュピター
MGM-31 パーシング I/II
DF-2(東風2号)
DF-3(東風3号)
DF-21(東風21号)
DF-25(東風25号)
ノドン
テポドン1
北極星2
脚注[脚注の使い方]^ 多田 智彦 (10 2007). “ミサイル防衛の巨大センサー網”. 軍事研究 42巻 (10号): p.66. ISSN 0533-6716.
関連項目
ミサイル
核ミサイル
ミサイル防衛(MD)
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