凡例源善
時代平安時代前期
生誕不詳
死没不詳
官位従四位下、左近衛中将
主君宇多天皇→醍醐天皇
氏族嵯峨源氏
父母父:源舒、母:不詳
兄弟善、元、実、厳
妻不詳
子義、超、勧
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源 善(みなもと の よし)は、平安時代前期の貴族。嵯峨源氏、参議・源舒の子。官位は従四位下・右近衛中将。 宇多朝において、左衛門佐を経て、寛平7年(895年)五位蔵人に補任される。その後、右近衛中将等を務め、昌泰元年(898年)には宇多上皇の遊猟に供奉している。しかし、昌泰4年(901年)に発生した昌泰の変に連坐し、右近衛中将から出雲権守に左遷された。 勅撰歌人として、『後撰和歌集』には左遷された際の悲嘆を詠んだ歌が残る。 『尊卑分脈』による。
経歴
官歴
時期不詳:従五位下。左衛門佐
寛平7年(895年) 8月11日:五位蔵人[1]
寛平9年(897年) 7月3日?:止五位蔵人(譲位)。9月7日?:右近衛中将[2]
時期不詳:従四位下[3]
昌泰4年(901年) 正月25日:出雲権守、解中将(昌泰の変連座)[2]
系譜
父:源舒
母:不詳
生母不詳の子女
男子:源義
男子:源超
男子:源勧
脚注^ 『蔵人補任』
^ a b 『近衛府補任』
^ 『尊卑分脈』
参考文献
『尊卑分脈 第三篇』吉川弘文館、1987年
市川久編『近衛府補任 第一』続群書類従完成会、1992年
関連項目
菅原道真