満島ひかり
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みつしま ひかり
満島 ひかり
第30回東京国際映画祭にて(2017年10月)
本名満島 ひかり
別名義HIKARI(Folder5時代の名義)
生年月日 (1985-11-30) 1985年11月30日(38歳)
出生地 日本鹿児島県鹿児島市[1]
出身地 日本沖縄県沖縄市[2]
身長162 cm
血液型A型
職業女優歌手
ジャンルテレビドラマ映画舞台
活動期間1997年 -
活動内容1997年Folder時代
2000年Folder5時代
2003年:ソロ時代
2004年ぱれっと移籍
2009年ユマニテ移籍
配偶者石井裕也2010年 - 2016年
著名な家族満島真之介(弟)
満島みなみ(妹)
満島光太郎(弟)
事務所フリーランス
主な作品
テレビドラマ
ウルトラマンマックス
モテキ
おひさま
それでも、生きてゆく
Woman
ごめんね青春!
ど根性ガエル
トットてれび
カルテット
監獄のお姫さま
シリーズ・江戸川乱歩短編集』ネットドラマ
First Love 初恋』映画
プライド
愛のむきだし
クヒオ大佐
川の底からこんにちは
悪人
一命
北のカナリアたち
駆込み女と駆出し男
愚行録
海辺の生と死』舞台
偽伝、樋口一葉
100万回生きたねこ
ハムレット
かもめ』劇場アニメ
ONE PIECE FILM GOLD
メアリと魔女の花

 受賞
日本アカデミー賞
優秀助演女優賞
2011年悪人
2012年一命
2013年北のカナリアたち
2016年駆込み女と駆出し男
その他の賞
キネマ旬報ベスト・テン
助演女優賞
2010年愛のむきだし
クヒオ大佐』『プライド毎日映画コンクール
スポニチグランプリ新人賞
2009年『愛のむきだし』日本映画批評家大賞
主演女優賞
2018年海辺の生と死
助演女優賞
2016年『駆込み女と駆出し男』
新人賞(小森和子賞)
2010年『愛のむきだし』TAMA映画祭
最優秀女優賞
2017年『海辺の生と死』『愚行録
最優秀新進女優賞
2009年『愛のむきだし』『プライド』高崎映画祭
最優秀主演女優賞
2017年『海辺の生と死』ギャラクシー賞
テレビ部門 個人賞
2017年トットてれび』『シリーズ・江戸川乱歩短編集II妖しい愛の物語』『カルテット放送文化基金賞
演技賞
2013年Woman
2016年『トットてれび』

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サイン

満島 ひかり(みつしま ひかり、1985年昭和60年〉11月30日 - )は、日本女優タレント。本名同じ。

鹿児島県鹿児島市生まれ[1]沖縄県沖縄市出身[2]ユマニテを経て現在はフリーランス[3]
来歴
Folderデビュー以前

沖縄アクターズスクール主催の「安室奈美恵を目指せ!NEW・SUPER MONKEY'Sオーディション」で優勝。無料で1年通学できる権利を得たため、親を説得して入校[4]。11歳の時に篠山紀信山田優など同校の生徒を中心に撮影した写真集「少女たちのオキナワ」において、満島が写真集の1ページ目を飾る。
FolderからFolder5

7人組ユニット「Folder」に「HIKARI」名義で参加し、1997年にシングル「パラシューター」でデビュー、10万枚以上のヒットを記録。同時期に映画『モスラ2 海底の大決戦』にも子役で出演し[5]、この経験が俳優を志すきっかけになった。

2000年に5人組ユニット「Folder5」へ改組後も、3rdシングル「Believe」がアニメ『ONE PIECE』(フジテレビ)のオープニングテーマに起用されるなどし、ヒットした。
ソロ活動(司会・グラビア・タレントから女優へ)

Folder5の活動休止後、八雲学園高等学校在学中の2003年9月から『ゼベック・オンライン』のアシスタントとして本名の「満島ひかり」名義で芸能活動を再開。司会・グラビア・タレント活動を経て現在の女優業に転向した。この間、2004年4月にヴィジョンファクトリー(現・ライジングプロダクション)の子会社「ぱれっと」に、2009年ユマニテに移籍。

ウルトラマンマックス』で金子修介に抜擢され、主演舞台も用意されるなど一部では注目されたが長らく芽が出なかった。転機となったのは映画『愛のむきだし』。当時ほとんど無名ながら「もはや狂気とも呼べる領域に達した満島の芝居に全てが圧倒された」[6]と園に言わしめた演技が高く評価され、作品の話題性と相まって知名度が急上昇。同作品で報知映画賞ヨコハマ映画祭毎日映画コンクールなど、その他多くの映画新人賞を受賞、キネマ旬報賞では助演女優賞を獲得。その後も映画『プライド』、『カケラ[注釈 1]、『悪人』、ドラマ『モテキ』などに出演した。

2010年、主演を務めた『川の底からこんにちは』でヨコハマ映画祭主演女優賞とエランドール賞新人賞を受賞した。『悪人』で第34回日本アカデミー賞 優秀助演女優賞をはじめとする多数の賞を受賞。このほか、テレビドラマ4本映画2本に出演した。

2011年7月期、『それでも、生きてゆく』で連続ドラマ初ヒロインを務め、『おひさま』にも出演した。同年末にはドキュメンタリーナレーターを2度務めた。このほか、3本の映画、1本のテレビドラマに出演(うち2本は3D映画)にも出演。映画『一命』で第35回日本アカデミー賞 優秀助演女優賞を受賞。

2012年、『開拓者たち』で主演を務めた。映画『北のカナリアたち』に出演し3年連続となる第36回日本アカデミー賞 優秀助演女優賞を受賞。このほか、舞台1本に出演。

2013年、民放初主演となる7月期ドラマ『Woman』での演技が高評価を得、放送文化基金賞 演技賞を含む3つの賞を受賞した(受賞歴参照)。このほか、『100万回生きたねこ』を含む舞台3本、映画1本に出演した。

2014年、『若者たち2014』、10月期『ごめんね青春!』と2期つづけて連続ドラマでヒロインを務めた。初のボクサー役を務めたドラマ『おやじの背中』第2話「ウエディング・マッチ」が平成26年度文化庁芸術祭賞テレビドラマ部門で優秀賞を受賞している[7][8]。同年はほかに映画1本に出演している。

2015年、蜷川幸雄80周年記念シェークスピア舞台公演『ハムレット』にオフィーリア役で出演。レアティーズ役は弟が務めた[9]。また映画『駆込み女と駆出し男』に出演し、第39回日本アカデミー賞 優秀助演女優賞を受賞。また『ど根性ガエル』ではピョン吉の声を演じた。同年11月22日には、単独としては初パーソナリティを務める「J-WAVE SELECTION HELLO MY HONEY」がJ-WAVEで放送された。ゲストには友人の安藤サクラEGO-WRAPPIN'の中納良恵が登場し、安藤とともに坂元裕二書き下ろしのショートラジオドラマを発表するなどのコーナーを設け、J-WAVEでの初ナビゲートを務めた[10]

2016年に入ると、1月に『シリーズ・江戸川乱歩短編集』の第一弾「1925年の明智小五郎」がNHK BSプレミアムで放送され、満島は3話通して明智小五郎の役を演じた。『トットてれび』で主演・黒柳徹子役を務め、同作で多数の賞を受賞している(受賞歴参照)。舞台では『かもめ』に出演。年末には再び『シリーズ・江戸川乱歩短編集』第二弾「妖しい愛の物語」が放送された。また同年公開の映画『ONE PIECE FILM GOLD』で、カリーナ役として初めて声の出演を果たした。

2017年には、1月期の『カルテット』、7月期の『監獄のお姫さま』と、一期またいで立て続けに出演。映画では『愚行録』、『海辺の生と死』に出演し、多数の賞を受賞した(受賞歴参照)。第54回ギャラクシー賞では前年からの活躍によってテレビ部門個人賞を受賞し、また第43回放送文化基金賞では史上3人目となる2度目の演技賞を受賞した。


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