湯谷温泉_(砺波市)
[Wikipedia|▼Menu]

湯谷温泉
湯谷温泉旅館
温泉情報
所在地富山県砺波市庄川町湯谷
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯36度33分34.6秒 東経137度0分23秒 / 北緯36.559611度 東経137.00639度 / 36.559611; 137.00639座標: 北緯36度33分34.6秒 東経137度0分23秒 / 北緯36.559611度 東経137.00639度 / 36.559611; 137.00639
交通湯谷口バス停から徒歩15分(交通アクセス
泉質ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
泉温(摂氏)39.0 °C
湧出量202 L
pH9.50
テンプレートを表示

湯谷温泉(ゆだにおんせん)は、富山県砺波市庄川温泉郷に位置する温泉である。同県で同じ砺波地域の南砺市にある湯谷温泉との区別として、旧町名の庄川町から庄川湯谷温泉、あるいは「山の湯」、石川方面からは「小牧の湯」「東の湯谷」とも言われる[1]
概要

古くは平家の落人や木曽義仲上杉謙信などが発見したという伝説が残っていて、その言い伝えに基づき1891年明治24年)にボーリングで再湧出。その後幾度かボーリングし直し、食塩化土類食塩泉、41℃の湯を得ることとなった[1]

1922年大正11年)開業の元温泉旅館で、現在は無人の温泉施設であり、入湯料の500円を置いて入浴する温泉である。かつては宿泊施設で素泊りができたが[1]、今は日帰り入浴のみを受け付けている。また、冬季は営業を休止する。

庄川峡の岸に位置しており、窓から小牧ダムの放水口や庄川峡の風景を展望することができる。

温泉の噴出口は男女の各浴室の仕切りを跨いで、シーソー式となっており片方を押し下げるともう片方の浴室でお湯が勢いよく噴き出す[2]
地質

流紋岩を主体とする医王山層の基底近くより自噴する温泉であり、泉温は40度前後と周囲の温泉群と比べて低温なのが特徴である[3]
泉質

毎分202Lが自然自噴する深さ45mの源泉掛け流しの温泉である。泉質表記に記載はされていないが、炭酸の泡立ちや硫黄臭が感じられる。特異なのはpH9.50と周囲の温泉と比べて高pHな所である[4]

ナトリウム・カルシウム -塩化物泉

源泉温度 39℃ pH9.50

薄い青色、微硫黄臭、泡立ちあり

自然自噴、加温、加水、消毒なし

神経痛リウマチ創傷胃腸病などに効果がある[1]


温泉街

温泉は河原近くの内湯のみである。洪水で浴槽が埋まるのを防ぐためトーチカの様な造りになっている。高い天井と薄暗さに石の深い浴槽があり、まるで洞窟風呂のような趣を持つ[1]。浴室から湯船までは、コンクリートの階段を下ることになるが、湯は階段の一番下の段まで張られているため、階段が水没している様に見える[5]。温泉の噴出量が極めて多く、洗い場まで浸水して浴槽との区別が無くなり、浴室全面にお湯が張り出すのが特色となっている。温泉の周辺にはいくつかの飲食店が所在している。施設内にビールの自動販売機があるが、現在は電源が入っていない。

営業時間 9時?17時 冬季休業 入湯料500円

交通アクセス
公共交通


JR城端線砺波駅もしくは高岡駅より加越能バスに乗り換えて、湯谷口バス停で下車、そこから徒歩約15分。




国道471号沿いにある。駐車場から温泉施設まではやや離れており、「私設湯谷バス停」と書かれた小屋の脇の歩道から下るとたどり着ける。

脚注[脚注の使い方]^ a b c d e 『全国温泉大事典』(1997年12月18日、野口冬人著、旅行読売出版社発行)472ページ。
^  『侘寂温泉 西日本編』 魚谷祐介、辰巳出版、2019年、pp 6-9
^富山県の温泉と地質深井三郎
^[1]
^ 『しみじみシビレる! 名湯50泉 ひなびた温泉パラダイス』(2017年10月5日、山と渓谷社発行、岩本薫、上永哲夫著)92頁。

関連項目.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ポータル 温泉

温泉

湯谷温泉 (南砺市) -同県の南砺市にある同名の温泉

外部リンク

庄川湯谷温泉-ニフティ温泉










温泉
用語

鉱泉 - 冷泉

熱水泉

間欠泉

源泉

掛け流し

モール泉

黒湯

赤湯

にごり湯

泉質

療養泉

温泉分析書

外湯

内湯

露天風呂

足湯

手湯

湯治

温泉療法

温泉療法医

飲泉

湯の花

温泉藻

温泉街

温泉郷

温泉宿

温泉都市

泉都

地獄

人工温泉

造成温泉

温泉法

鉱泉分析法指針

日帰り入浴施設

共同浴場

温泉マーク

野湯

秘湯


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:19 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef