湯沢町
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この項目では、新潟県にある町について説明しています。秋田県にあった町については「湯沢町 (秋田県)」をご覧ください。

「越後湯沢」はこの項目へ転送されています。JR東日本の駅については「越後湯沢駅」を、温泉地については「越後湯沢温泉」をご覧ください。

ゆざわまち 
湯沢町
苗場スキー場


正旗

略旗
湯沢町旗
(1965年12月制定)湯沢町章
(1965年12月制定)

日本
地方中部地方北陸地方
甲信越地方
都道府県新潟県
南魚沼郡
市町村コード15461-0
法人番号9000020154610
面積357.29km2
(境界未定部分あり)
総人口7,831人 [編集]
推計人口、2024年4月1日)
人口密度21.9人/km2
隣接自治体南魚沼市十日町市中魚沼郡津南町
群馬県吾妻郡中之条町利根郡みなかみ町
長野県下水内郡栄村
町の木ベニヤマザクラ
町の花コスモス
湯沢町役場
町長[編集]田村正幸
所在地949-6192
新潟県南魚沼郡湯沢町神立300
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯36度56分03秒 東経138度49分03秒 / 北緯36.93408度 東経138.81739度 / 36.93408; 138.81739座標: 北緯36度56分03秒 東経138度49分03秒 / 北緯36.93408度 東経138.81739度 / 36.93408; 138.81739

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越後湯沢駅周辺の街並み。その奥にガーラ湯沢駅が見える。高層マンションが建ち並ぶ温泉が湧く出湯の町

湯沢町(ゆざわまち)は、新潟県南魚沼郡雪国観光圏を構成する自治体の一つ。
概要

1955年昭和30年)に湯沢村神立村土樽村三俣村三国村が合併して発足した[1]2018年策定のブランドスローガンは「君と一緒に暮らす町」[2]で、観光立町を宣言している。秋田県湯沢市と区別するため越後湯沢(えちごゆざわ)と呼ばれることもある。

新潟県の最南端に位置し、関東地方への玄関口として国道17号関越自動車道上越線および上越新幹線といった交通インフラが集中している。

鎌倉時代[3]より続く温泉地である越後湯沢温泉があり、川端康成小説雪国』のモデルとなった。

上信越高原国立公園魚沼連峰県立自然公園を構成している自治体の一つで、日本百名山苗場山谷川岳を中心としてアウトドアレジャーや登山メッカとなっている。

日本海側気候に属する豪雪地帯で冬には多量の降雪があり、気象条件を生かしてウィンタースポーツを楽しめるスノーリゾートが多く存在する。

戦国時代には関東へ続く三国峠の守りの要衝として荒戸城や浅貝寄居城が築かれた。

近世には三国街道宿場町として湯沢宿(上宿・下宿)、三俣宿、二居宿、浅貝宿が存在した。

昭和の終わり頃から平成の初期(バブル時代前後)にかけて、複数のスキー場の新規開業や、58棟[4]リゾートマンションの建設があった。その様子を取り上げて「東京都湯沢町」と題した連載が地元紙の新潟日報紙上で組まれた[5]。この連載は日本新聞協会賞を受賞し、単行本になって発行された。その後、バブル崩壊平成不況に伴うスキーブームの終焉により、スキー客が減少したことで、リゾートマンションは売りに出されて価格は暴落し、スキー場も閉鎖が相次ぐなど湯沢町の経済や都市計画まちづくり)に大きな影響を与えた。これらの一連の出来事から、リゾート開発や集落形成の一モデルとしてよく取り上げられる。

1999年平成11年)以降は毎年夏に苗場で開催されるフジロックフェスティバルが人気を集めている。

2011年(平成23年)に発生した東日本大震災での被害は少なく、町が積極的に被災者の受け入れをしたことが高く評価された。

2020年令和2年)以降の新型感染症の流行下においては、リモートワークワーケーションの浸透や、行政による補助制度の後押しなどにより、移住者が増えている[6][7]

南魚沼産コシヒカリ日本酒(地酒)の産地の一つ。
地理

新潟県の中部(中越地方)最南端に位置し、群馬県長野県と県境を接する。全域が特別豪雪地帯

魚沼盆地につながる北側を除いて町の東、南、西のいずれも越後山脈三国山脈)に連なる2,000メートル級の山々に囲まれている。町の面積の90%以上が山林[8]

越後山脈から魚沼丘陵に続く山並みで水系が東西に分断されており、東側は第四紀成層火山である飯士山のすそ野に沿って流れる大源太川と、中央分水嶺から日本海に向かって流れる魚野川の堆積により、全体的には小さな盆地状の地形をしている。


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