「湯の川駅」はこの項目へ転送されています。和歌山県東牟婁郡那智勝浦町にあるJR西日本紀勢本線の駅である「湯川駅」とは異なります。
湯の川停留場
ホーム(2015年1月)
ゆのかわ
YUNOKAWA
(0.5 km) 湯の川温泉 DY02►
湯の川停留場(ゆのかわていりゅうじょう)は、北海道函館市湯川町2丁目にある函館市企業局交通部(函館市電)湯の川線の停留場。函館市最東端の停留場である。駅番号はDY01。
隣の湯の川温泉停留場との混同を避けるため、観光案内などでは湯の川(終点)と表記されることもある[2]。 トミーテックのキャラクターコンテンツ、鉄道むすめの柏木ゆの(車掌)の「ゆの」は当停留場名より採られた。
歴史
1913年(大正2年)6月29日 - 函館水電湯川停留場開業(北海道初の路面電車停留場の一つとして開業)。
大正時代に作成された複数の絵葉書を見ると、木造の待合室が設けられていたことが確認できる[3][4]。
1945年(昭和20年)7月9日 - 鮫川(現:湯の川温泉) - 湯川間の単線軌道が撤去され、廃止。
1959年(昭和34年)9月2日 - 1945年7月に撤去された軌道が複線で再敷設され、湯の川停留場として再開業[5]。
1976年(昭和51年)10月 - 現在地へ移転。
構造
ホームは2面1線である。
乗り場側のホームには上屋と電車接近表示機が設置されている。
車椅子対応のバリアフリー構造。
駅東側に横断歩道がある。
2006年2月にポイント設備の更新が実施され、駒場車庫前・五稜郭公園前・函館駅前で使用されている物と同様のドイツ製の物に交換された。
湯の川停留場・ホーム全景(2018年6月・北海道道83号函館南茅部線交差点付近の横断歩道橋(湯倉神社前)より撮影)
湯の川停留場・乗降車ホーム全景(2018年6月撮影)
湯の川停留場のホームに至る部分のポイント部(2017年5月撮影)
周辺
北海道道83号函館南茅部線
北海道道100号函館上磯線(旧・北海道道191号上磯亀田湯川線)
函館市役所湯川支所
湯川温泉郵便局
道南うみ街信用金庫湯川支店
北洋銀行湯川支店
北海道銀行湯川支店
みちのく銀行湯川支店
湯の川温泉
湯倉神社
南北海道保健センター
南北海道教育センター
函館市立湯川小学校
函館市立湯川中学校
函館ラ・サール中学校・高等学校
函館大学付属有斗高等学校
函館工業高等専門学校
函館大学
函館短期大学
北大学力増進会高専前会場
イオン湯川店
イマジン ホテル&リゾート函館 - 市電・バス乗車券の委託販売店を兼ねている[6]
根崎公園
野球場、ラグビー場、少年運動広場、アーチェリー場
函館バス、北海道バス「湯倉神社前」停留所[7][8]
函館バスは市電間の乗継指定停留所となっている[9]。
その他
隣の停留場
函館市企業局交通部
湯の川線湯の川停留場 (DY01) - 湯の川温泉停留場 (DY02)
脚注[脚注の使い方]^ “北海道 駅乗降客数
^ ⇒函館市熱帯植物園 交通アクセス
^ “ ⇒函館湯の川温泉場市街の景”. 函館市中央図書館. 函館の絵葉書. 2011年5月11日閲覧。
^ “ ⇒(函館名所) 湯の川電車終点待合所前通リ (函館要塞司令部御許可)”. 函館市中央図書館. 函館の絵葉書. 2011年5月11日閲覧。
^ “函館市交通局の沿革” (PDF). 函館市企業局交通部. 2014年2月2日時点の ⇒オリジナルよりアーカイブ。2015年7月2日閲覧。
^ “乗車券の販売場所(函館市電)”. 函館市企業局交通部. 2021年1月13日閲覧。
^ “湯倉神社前”. NAVITIME. 2019年8月19日閲覧。
^ “ ⇒湯倉神社前 停留所”. 北海道バス. 2019年8月19日閲覧。
^ “ ⇒乗り継ぎ制度について”. 函館バス. 2019年8月19日閲覧。