湯の峰温泉
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湯の峰温泉
温泉街
温泉情報
所在地和歌山県田辺市本宮町
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯33度49分43.9秒 東経135度45分26.8秒 / 北緯33.828861度 東経135.757444度 / 33.828861; 135.757444座標: 北緯33度49分43.9秒 東経135度45分26.8秒 / 北緯33.828861度 東経135.757444度 / 33.828861; 135.757444
交通バス - 龍神バス熊野交通奈良交通:バス停「湯の峰温泉」
泉質含硫黄炭酸水素塩泉(ナトリウム
泉温(摂氏)92 °C
湧出量約30 L/分
pH7.0
液性の分類中性
浸透圧の分類低張性
宿泊施設数15(旅館4・民宿11)
総収容人員数507 人/日
外部リンク ⇒熊野本宮観光協会
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湯の峰温泉(ゆのみねおんせん)は、和歌山県田辺市本宮町(旧国紀伊国牟婁郡)湯の峰にある温泉4世紀頃に熊野の国造、大阿刀足尼によって発見され、後に歴代上皇の熊野御幸によってその名を全国に知らしめた日本最古の湯で、古くから熊野詣の旅人達にとっての湯垢離と休息の場として知られていた。2004年には紀伊山地の霊場と参詣道の構成資産の一部として、温泉としては世界で唯一の世界遺産にも登録されている。餓鬼阿弥の姿となり死の淵を彷徨う小栗判官が、照手姫の助けで湯に浸かって体を癒した「小栗判官と照手姫伝説」が残る[1]目次

1 地理

2 概要

3 歴史

4 温泉街

4.1 宿


5 行事

6 ギャラリー

7 文化財

8 交通

9 脚注

10 関連項目

地理

和歌山県の紀南地方の北東部にある熊野三山の一つ・熊野本宮大社に至る熊野参詣道の一つである中辺路の道沿いに位置している[2][3][4]ことから、後述するように古くからしばしば参拝客たちの湯垢離と休息の場として用いられた。中辺路のうち、途中の分岐点から湯の峰温泉に至るまでの区間は「赤木越[5][6][7][8]」、またこの温泉と熊野本宮大社を結ぶ区間の峠道は「大日越[5][6][9][10][11]」とそれぞれ呼称される。
概要

川湯温泉渡瀬温泉と並ぶ、熊野本宮温泉郷の3つの温泉の1つ[11][12][13][14]四村川の流れる谷の両岸に、十数軒の旅館が並ぶ温泉街を持つ[12][15][16]。約1800年の歴史を持つ温泉であり[6][17][18][19]、後述の「つぼ湯」は日本最古の共同浴場とも言われている[20][21]

湯の峰温泉の源泉は、湯の峰川の河床付近を中心に十数か所分布しており、川底からの温泉輸出に伴う気泡が観察できるほか、「つぼ湯」脇の河床の砂岩の亀裂からも温泉の湧出が認められる[22]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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