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港町純情シネマ
ジャンルテレビドラマ
脚本市川森一
演出高橋一郎、前川英樹、市川哲夫
出演者西田敏行、室田日出男、木の実ナナ、森下愛子、伊藤蘭、北林谷栄、岸部一徳、柴俊夫、原保美、風間杜夫、樋口可南子 ほか
オープニング五輪真弓『愛の蜃気楼(砂の城)』
製作
制作TBS
放送
放送国・地域 日本
放送期間1980年4月25日?1980年7月18日
放送時間金曜日22:00?22:54
放送枠金曜ドラマ (TBS)
放送分54分
回数13
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『港町純情シネマ』(みなとまちじゅんじょうシネマ)は、TBS系列の金曜ドラマ(毎週金曜日22:00 - 22:54)の枠で、1980年(昭和55年)4月25日から同年7月18日まで放送されたテレビドラマ。全13話。 港町である千葉県銚子市にある映画館「港シネマ」を主な舞台にし、映画の主人公・ヒーローに自分を同化させながら酔う猿田禄郎を中心に、ここで繰り広げられる色々な出来事をコメディータッチで描いた。 禄郎はかつては漁師だった。ある日、帰港先の外川港へ乗っていた漁船が向かっていた時に父・万造から手紙が届き、そこには「港シネマの経営を全て任せるので、陸に上がって欲しい。私は映写技師に戻ってお前を手伝い、支える」といった内容の文があった。禄郎もいずれは父が経営する港シネマの支配人になりたいと思い嬉しく思っていたが、10年勤めた漁師を辞めて陸に上がった禄郎に、万造から言われて任されたのは支配人ではなく、映写技師の仕事だった。 映画館が舞台であることにちなみ、毎回懐かしの名画の音楽や名場面、またそれらをモチーフとした音楽や場面が演出面で使用された。使用された映画は『シェーン』『カサブランカ』『地獄の黙示録』『太陽がいっぱい』『ある愛の詩』『トム・ホーン』など。なお、本作のサブタイトルにも映画のタイトルを使用したものが多くあり、本作のキャッチコピーも「港町の"虹を掴む男の物語」だった[1]。本作の脚本を手掛けた市川森一は、この作品で芸術選奨新人賞を受賞した[2]。 当時、銚子市に実在していた映画館「銚子セントラル」がロケ地として使用された。なお、本作は市川森一の著書として1983年に大和書房より単行本化された。 各話放送日サブタイトル演出ゲスト TBS系 金曜ドラマ
概要・内容
キャスト
猿田禄郎:西田敏行
猿田万造:室田日出男
野村政子:木の実ナナ - 流れ者のホステス
加代:森下愛子
川辺邦子:伊藤蘭 - 港シネマのもぎり嬢
川辺清:北林谷栄 - 邦子の祖母
文麿:岸部一徳
角野竜次:柴俊夫 - 角野組のやくざ
谷口:原保美 - フィルムセールスマン
明:風間杜夫
あざみ:樋口可南子
明日香和泉
スタッフ
脚本:市川森一
制作プロデューサー:大山勝美
プロデューサー:竜至政美
演出:高橋一郎、前川英樹、市川哲夫
音楽:船山基紀
制作:TBS
主題歌
木の実ナナ『砂の城』(作詞・作曲:五輪真弓)
放映リスト
第1話1980年4月25日失われた航海高橋一郎
第2話1980年5月2日地獄の黙示録小野武彦
第3話1980年5月9日マックイーン! 俺も男だ長塚京三
第4話1980年5月16日モンローと朝食を前川英樹
第5話1980年5月23日影武者小野武彦
第6話1980年5月30日オズの魔法使い高橋一郎
第7話1980年6月6日西部劇はお好き?
第8話1980年6月13日猿田家の小春日和前川英樹
第9話1980年6月20日第三の男
第10話1980年6月27日復活の日高橋一郎結城しのぶ、矢崎滋
第11話1980年7月4日私は泣いています市川哲夫風吹ジュン(バーのママ・妙子)
第12話1980年7月11日離婚ゲーム前川英樹財津一郎(政子の元夫・雄吉)
第13話1980年7月18日大いなる別れ高橋一郎川谷拓三
脚注[脚注の使い方]^ 『週刊TVガイド』1980年5月2日号・106ページ掲載の広告より。
^ 『1980年代全ドラマクロニクル』(TV LIFE(学研パブリッシング)編集部編 より。
前番組番組名次番組
突然の明日港町純情シネマ幸福
表
話
編
歴
TBS系列 金曜ドラマ(22時台・第1期)
1970年代
1972年
家族日誌
いま炎のとき
私は忘れたい
1973年
わが愛
遥かなるわが町
白い影
別れの午後
1974年
私という他人
霧の影
新宿さすらい節