測地学者
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測地学

基本


測地学

地理力学(英語版)

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インド地域航法衛星システム(IRNSS)

準天頂衛星システム

17K114 レゲンダ

基準(歴史(英語版))

NGVD29(英語版) 海面基準点1929年
OSGB36(英語版) イギリス陸上測量1936年
SK-42(英語版) Systema Koordinat 1942 goda
ED50 欧州基準点1950年
SAD69(英語版) 南米基準点1969年
GRS80 測地学参照システム1980年
NAD83(英語版) 北米基準点1983年
WGS84(英語版) 世界測地学システム1984年
NAVD88(英語版) 北米垂直基準点1988年
ETRS89(英語版) 欧州陸上参照システム1989年
GCJ-02 中国の暗号化された基準点2002年


国際陸上参照システム(英語版)

空間参照システム確認機(SRID)(英語版)

ユニバーサル横メルカトル図法(UTM)











測地学(そくちがく、: geodesy)とは、地球に固定した座標系を仮定し、その座標系を用いて、地球上の任意の点の位置を決定する方法、精度、その背景にある地球力学的な諸問題を扱う分野をいう[1]
目次

1 地球楕円体

2 ジオイドと重力

3 測地学の歴史

4 脚注

5 参考文献

6 関連項目

7 外部リンク

地球楕円体詳細は「地球楕円体」を参照

実際の地球の形状は、山あり海ありで起伏に富んでおり、完全な楕円体ではない。そこで、平均海水面を等重力ポテンシャルとする仮想的な面が考え出された。これをジオイドと呼ぶ。これは理想的には回転楕円体と一致するべきものであるが、実際には地球上の物質の不均一性により、ジオイドにも凹凸があることが分かってきた。

ジオイド面になるべく近い形状の楕円体を求める試みは、19世紀前半から行われた。ただし、当初は全地球規模で楕円体の形状を決める方法がなかったため、地域ごとの子午線弧長の測量によって楕円体が決定されてきた。東アジアで決められたベッセル楕円体1841年)、北米でのクラーク(Clark)楕円体(1866年)などである。ちなみに、ベッセル楕円体の長半径( a {\displaystyle a} ;単位m)・扁平率( f {\displaystyle f} )は、 a = 6   377   397.155 ,   f = 1 299.152   813 {\displaystyle a=6\ 377\ 397.155,\ f={\frac {1}{299.152\ 813}}}    (Bessel 1841)

である。これらの楕円体は、長半径・扁平率が微妙に異なるため、1967年のIUGG(国際測地学・地球物理学連合)総会によって、 a = 6   378   170 ,   f = 1 298.257 {\displaystyle a=6\ 378\ 170,\ f={\frac {1}{298.257}}}    (IUGG 1967)

が決定された。しかしこの楕円体は、全地球で統一的な経緯度を与えるものではなかった。

主に人工衛星の周期の解析の結果から、全世界で統一的な成果がIUGGで定められたのは1980年であり、その楕円体はGRS80と呼ばれる。 a = 6   378   137 ,   f = 1 298.257   222   101 {\displaystyle a=6\ 378\ 137,\ f={\frac {1}{298.257\ 222\ 101}}}    (GRS 80) a = 6   378   136 ± 1 ,   f = 1 298.257 ± 0.001 {\displaystyle a=6\ 378\ 136\pm 1,\ f={\frac {1}{298.257\pm 0.001}}}    (GRS 80, 1983改訂)


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