警視庁渋谷警察署
都道府県警察警視庁
管轄区域渋谷区の南部
渋谷、東
広尾、恵比寿
恵比寿南、恵比寿西
代官山町、猿楽町
鉢山町、鶯谷町
桜丘町、南平台町
神泉町、円山町
道玄坂、松濤
神山町、宇田川町
神南の一部
神宮前の一部
課数 8
交番数11
駐在所数 1
所在地〒150-0002
東京都渋谷区渋谷三丁目8番15号
渋谷警察署(しぶやけいさつしょ)は、警視庁が管轄する警察署の一つである。渋谷駅至近の国道246号(青山通り)と明治通りの交差点に立地し、現在の庁舎は高さ61.6mで、1995年に竣工したものである。
渋谷区の南部を管轄する。署員数およそ540人、東京都屈指の大規模警察署であり、警察署長の階級は警視正。
識別章所属表示はOJ。
所在地
東京都渋谷区渋谷三丁目8番15号
最寄駅:JR東日本・東急・京王・東京メトロ渋谷駅
渋谷駅東口とは明治通り・首都高速3号渋谷線と点対称の位置にある。 渋谷区
管轄区域
渋谷一・二・三・四丁目(全域)
東一・二・三・四丁目(全域)
広尾一・二・三・四・五丁目(全域)
恵比寿一・二・三・四丁目(全域)
恵比寿南一・二・三丁目(全域)
恵比寿西一・二丁目(全域)
代官山町(全域)
猿楽町(全域)
鉢山町(全域)
鶯谷町(全域)
桜丘町(全域)
南平台町(全域)
神泉町(全域)
円山町(全域)
道玄坂一・二丁目(全域)
松濤一・二丁目(全域)
神山町(全域)
宇田川町(全域)
神南一丁目(神南二丁目は代々木警察署の管轄)
神宮前五丁目の一部(22・33番の各一部、34番から53番)、六丁目の一部(12・14番の各一部、15番から26番、27番の一部)(それ以外の神宮前は原宿警察署の管轄)
沿革
1909年 - 新宿警察署渋谷分署開設
1916年 - 渋谷警察署に昇格。
1995年 - 現庁舎に改築。
組織
警務課
会計課
交通課
警備課
地域課
刑事課
生活安全課
組織犯罪対策課
交番・駐在所宇田川交番
宇田川交番(渋谷区宇田川町)
恵比寿駅前交番(渋谷区恵比寿南一丁目)
恵比寿四丁目交番(渋谷区恵比寿四丁目)
渋谷駅前交番(渋谷区道玄坂二丁目)
代官山交番(渋谷区猿楽町)
道玄坂上交番(渋谷区円山町)
常磐松交番(渋谷区東四丁目)
日赤病院前交番(渋谷区広尾三丁目)
鉢山交番(渋谷区鉢山町)
東交番(渋谷区東二丁目)
広尾五丁目交番(渋谷区広尾五丁目)
恵比寿南駐在所(渋谷区恵比寿南二丁目)
主な出来事
新型コロナウイルス感染
2020年4月12日、警視庁は、渋谷警察署に留置中の20代の男が新型コロナウイルスに感染したと発表した。取り調べや病院護送などで接触があった同署の警察官ら計10人を自宅待機とした。男は頭痛を訴え発熱を繰り返したため東京都の病院でPCR検査を行い陽性と判明、警視庁本部の施設で単独留置している。男と同室だった留置人や接見した弁護士ら計5人は症状はないという。同署では、8日にも50代の留置人の感染が確認され、感染経路はわかっていない。同庁で留置人の感染が確認されたのは2人目[1][2]。
主な事件
渋谷事件(1946年7月の事件。渋谷警察署と暴力団ないし愚連隊と、台湾系華僑グループとの間で生起した終戦直後の抗争事件。)
渋谷暴動事件(1971年11月の事件。新左翼の中核派による渋谷周辺一帯での大規模暴動事件。渋谷駅前派出所などが火炎瓶攻撃を受けるなど、警察官1名が殉職している。)
酒井法子夫妻覚醒剤使用事件(2009年8月の事件。押尾学事件の報道直後、酒井法子夫妻覚醒剤使用事件が発覚し、酒井夫妻に対する報道が過熱化した。)
トルコ人男性職務質問もみあい事件(2020年5月22日の事件。警察官が恵比寿駅付近で自動車を停車させ、運転手のトルコ国籍の男性に対して職務質問を行った。この最中にもみ合いとなり、男性は過剰で暴力的な職務質問で精神的苦痛を受けたとして、後日、東京都と警視庁に対し慰謝料500万円を要求する訴えを起こした。また、この職務質問の様子を撮影した動画がSNSで拡散、渋谷警察署周辺で抗議デモも行われた[3]。2022年12月14日、東京地方裁判所は東京都に対して5万円の支払いを命じる判決を下した。なお、男性は判決直前の同年12月7日に事故により死亡していた[4]。)
未解決事件
東電OL殺人事件(1997年3月の事件。当初無期懲役判決により服役していたネパール国籍の男性が、新証拠による再審の末に無罪とされた。また、警察捜査の段階で見立て(筋書き)に沿った供述調書が採られた冤罪事件とされている。)
脚注[脚注の使い方]
出典^ “渋谷署に留置の20代男性が感染 署員ら10人自宅待機
^ “新型コロナ 渋谷署 留置、感染2人目 玉川と町田署の男性警察官も/東京”. 毎日新聞 (2020年4月14日). 2020年5月26日閲覧。