渋谷区立原宿外苑中学校
HarajukuGaien Junior High School
渋谷区立原宿外苑中学校(しぶやくりつ はらじゅくがいえんちゅうがっこう)は、東京都渋谷区神宮前一丁目にある区立中学校である[2]。 1997年(平成9年)、外苑中学校と原宿中学校との統合によって創立された。徒歩3分程に竹下通りなどの繁華街があるが、デザイン系の事務所や図書館、警察署などが周囲に立地している為、比較的閑静である。明治神宮の森や、校門前のイチョウ並木など木々が周囲に多くある他、校内にも桜や梅などの木がある。立地的に都心部にあるため、校舎内から南は渋谷の高層ビル、北は新宿及び西新宿の高層ビル、屋上では上記と東に、神宮外苑と西に、明治神宮を眺めることができ、さらには夜景がとても美しい。 校歌は小椋佳の作詞である。校章は原宿表参道のケヤキの葉と神宮外苑のイチョウの葉を組み合わせ、両校の頭文字である「H」と「G」を乗せている。制服は区内で唯一の学ランとセーラー服である。 比較的自由な校風で勉学に励む生徒が多いため、中間及び期末試験のおよそ 2週間前からはすぐ側の渋谷区立中央図書館の座席が在校生と卒業生の使用により混雑する。元は2クラスであったため、数年前に学区外からの生徒の増加に伴う3クラスへの編成転換の際、3学年は設備の都合上、クラスによって階数が異なる。 渋谷区では学校選択希望制を採用しているため、毎年原宿外苑中学校を希望する生徒が非常に多く、同区内の渋谷区立松濤中学校などと共に、毎年定員を超え抽選が発生する。また、原宿外苑中学校は生徒のおよそ三分の一が恵比寿や代官山、広尾、富ヶ谷、参宮橋などの地域から越境通学をする。その為、その生徒の多くは原宿駅を利用する。
概要
歴史
1947年(昭和22年)
4月1日 - 学制改革により新制中学校として[3]、旧近衛歩兵第4連隊跡地に東京都立青山中学校(旧・都立第十五中学校。現在の都立青山高校)に同居して創立。2・3年生は都立青山中(都立十五中)の附属生扱いとした[4][信頼性要検証]。
5月2日 - 渋谷区と港区の境界線上にあったため[5][信頼性要検証]、東京都立外苑中学校として開校[3]。
1948年(昭和23年)4月1日 - 渋谷区立外苑中学校と改称[3]。女子生徒(99名)が港区立青山中学校へ異動[6]。
1962年(昭和37年)4月1日 - 1960年創立の分教場(後に分校)が渋谷区立原宿中学校として独立開校[3]。
1997年(平成9年)4月1日 - 外苑中学校の敷地・校舎に原宿中学校を統合し、渋谷区立原宿外苑中学校を創立[3]。
2023年(令和5年)1月 - ICT教育(全教科)区研究指定校(2年次)となる[7]。