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清和村
清和文楽館
清和村旗清和村章
清和村旗清和村章
廃止日2005年2月11日
廃止理由新設合併
矢部町、蘇陽町、清和村 → 山都町
現在の自治体山都町
廃止時点のデータ
国 日本
地方九州地方
都道府県熊本県
郡上益城郡
市町村コード43446-9
面積129.49 km2
総人口3,333人
(2004年3月31日)
隣接自治体上益城郡矢部町、阿蘇郡蘇陽町、久木野村、白水村、宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町、東臼杵郡椎葉村
清和村役場
所在地〒861-3811
熊本県上益城郡山都町大平385番地
山都町役場清和総合支所(旧村役場、2013年撮影)
外部リンク清和村(Internet Archive)
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯32度41分29秒 東経131度05分13秒 / 北緯32.69133度 東経131.08703度 / 32.69133; 131.08703 (清和村)座標: 北緯32度41分29秒 東経131度05分13秒 / 北緯32.69133度 東経131.08703度 / 32.69133; 131.08703 (清和村)
特記事項※役場のデータ(所在地)は山都町役場清和総合支所のもの
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2005年2月11日に、いわゆる「平成の大合併」により、西隣の上益城郡矢部町及び東隣の阿蘇郡蘇陽町の二町と合併して山都町となり[1]、消滅した。
熊本県下では、波野村と並び「むら」ではなく「そん」と読む数少ない村であった。ただし、口語では「せいわむら」と呼ぶ人もいたり、両方を使い分ける人もいた。
この記事では合併後の山都町の旧清和村にあたる地域の状況についても記述する。 九州のほぼ中央部に位置している(「九州のへそ」で町興し・観光客誘致を行っていた旧蘇陽町が東隣に存在する)。南北に細長い村で、ピーナッツに似た形をしていた[2]。 国道が走る中央部の大川が中心地で、役場(現在の山都町役場清和総合支所)も置かれていた。北の朝日地区と南の小峰、緑川地区とでは地形が異なる。北は阿蘇の外輪山で起伏が緩やかな高原地帯、中央部はやや平坦だが北部と似たような起伏があり、南は九州山地の険しく谷が深い地形となっている。南部の県境・宮崎県側に、九州最南端のスキー場である五ヶ瀬ハイランドスキー場[3](交通手段は宮崎県側から)があり、冬は積雪がある。 見晴らしの良い高原が広がり、避暑地に適していたが、交通の便が悪いせいもあってか別荘地の開発は行われていない(朝日地区には、過去にゴルフ場開発の計画があったが、後に頓挫)。 朝日地区の高原(標高600 - 800m程度)から、南側に広がる雄大な九州山地を見ることができる。峰々の標高は2,000mに届かないが、雨上がり後の姿は特に圧巻・壮観である。山は高く谷は険しく深い。そこから発する水は清流となり、イワナなどの魚が棲む。「九州ハイランド
地理
地勢
九州山地(九州脊梁山地)
外輪山地形
雨水や川の浸食作用でU字型の谷が細かく形成され、起伏に富んでいる。台地上の高原である井無田高原は、その名の通り水利・保水性が悪く、畑作が多い。外輪山の頂部付近、標高が高い場所には放牧地や植林された森があり、人家が無く行き止まりが多いが、熊本県道319号仏原高森線が清水峠を経て阿蘇の南郷谷南阿蘇村の清水寺に抜ける。 近隣20km圏内に人口5万人以上の都市はない。 熊本市およびそれに通じる上益城郡内の主要地区で、医療を受けたり、買い物をする人が多い。 熊本市とほぼ同距離(時間的にはややかかる)に宮崎県延岡市があるが、県が違うということもあり、往来は少ない。ただし、戦中・戦後の物資難の際には、塩を手に入れるため遠く離れた延岡まで、馬を引き連れて歩いて通ったそうである。
山・峠
清水峠
天神峠 - 九州自然歩道
川・湖沼
緑川 - 一級河川
笹原川
井無田に農業用ため池があり、キャンプ場にもなっている。
近隣の都市
主な集落
朝日地区 - 阿蘇山外輪山のすぐ南側に広がる地域。
鶴底(つるそこ) 集落の中心に神社があり、祭礼では専用の舞台で大衆演劇が上演されていた。
川口(かわぐち) 過去に農協の支所が置かれていた。神社が二箇所、寺院が一箇所ある。
大矢(おおや) 川口より上流にある開拓地。
原尻(はらじり / はるじる)
井無田(いむた) 朝日小学校、保育園、天文台が所在する。
井無田原(いむたばら) キャンプ場になっているため池がある。
長成(ながなり)
郷ノ原(ごうのはら / ごうのばる) 複数の集落が存在。旧蘇陽町と境を接し、交流が深い。
朝日西部地区 - 朝日地区と大川地区に接し、旧矢部町の隣にあたる地域。
牛ヶ瀬(うしがせ)
仁田尾(にたお) 鶴底との境に、JAの関連施設(ライスセンター、野菜集荷施設、ガソリンスタンドなど)が置かれている。
大川地区 - 少し開けた地形で、国道が通っている。村のほぼ中央部に当たる。
大平(おおひら)
大川(おおかわ) 行政・商業の中心地で、郵便局や飲食店・スーパー、ガソリンスタンド、体育館(ホール)、集会施設(祭事)などがある。