きよもと じゅくにだゆう
清元寿國太夫
本名新野剛一
生年月日 (1909-03-13) 1909年3月13日
没年月日 (1998-12-27) 1998年12月27日(89歳没)
出生地 東京都墨田区
職業江戸浄瑠璃清元節
活動期間1920年 - 1998年
活動内容江戸浄瑠璃清元節三味線→江戸浄瑠璃清元節
著名な家族清元一壽郎(弟)
四世清元菊輔
1987年 - 勲四等瑞宝章1989年 - 7月伝統文化ポーラ大賞・特賞を「清元節の保存・伝承」に対して受賞。
表示
清元 寿國太夫(きよもと じゅくにだゆう、1909年3月13日 - 1998年12月6日)は、清元節の太夫。本名、新野剛一。東京都墨田区出身。
目次
1 経歴
2 受章
3 作曲
4 改名歴
5 家族
6 外部リンク
経歴
1920年 - 清元和三造に入門。
1922年 - 清元和吉を名乗り、新富座の「清元流第一回演奏会」で初舞台。
1923年 - 改めて四代目清元栄寿太夫に入門、清元延寿太夫社中となり三代目清元菊輔を襲名。
1925年 - 宗家代稽古として関西に派遣され、家元宅にて若手育成の稽古を8年間勤める。
1933年 - 2月25日三味線立格に昇進。
1933年 - 5月、明治座の『保名』(六代目 尾上菊五郎所演)で五代目清元延寿太夫の立三味線を勤める。
1941年 - 9月30日、太夫に転向、清元寿國太夫の名を家元から許される。
1952年 - 9月、大阪・文楽座にて「在阪三十五周年記念演奏会」を開催。
1961年 - 9月清元美月太夫に改名、9月26日?27日明治座にて改名演奏会を開催。
1962年 - 6月22日?24日、大阪・御堂会館にて「清元美月太夫改名演奏会」を開催。
1964年 - 10月、清元協会設立にあたり理事となる。
1970年 - 10月4日?5日、国立劇場にて「芸歴五十年記念演奏会」を開く。
1976年 - 7月前名の寿國太夫に改名し、7月14日?16日東京証券会館にて改名披露演奏会を開催。
1984年 - 10月31日?11月1日大阪・国立文楽劇場で「芸道六十五周年記念演奏会」を開催。
1996年 - 12月歌舞伎座夜の部、「猿之助四十八撰の内義経千本桜忠信編」の「道行初音旅」(三代目 市川猿之助の佐藤忠信、七代目 中村芝翫の静)のタテ浄瑠璃で出演。いつもは竹本との掛合上演が多い場面を、清元の単独演奏で上演した。これが最後の舞台出演となった。
受章
1987年 - 勲四等瑞宝章を受章。
1989年 - 7月伝統文化ポーラ大賞・特賞を「清元節の保存・伝承」に対して受賞。
作曲
「扇」
「舟」
「鐘」
「菊がさね」
「鳥辺山」など。
改名歴
清元和吉(1920年から1923年)
三代目清元菊輔(1923年から1941年)
清元寿國太夫(1941年から1961年)
清元美月太夫(1961年から1976年)
清元寿國太夫(1976年から1998年)
家族
兄 - 初代清元一壽郎
弟 - 二代清元一壽郎
姉 - 清元延志女寿
息子 - 六代清元菊輔
外部リンク
⇒清元協会ホームページ
更新日時:2016年11月7日(月)04:58
取得日時:2019/07/30 05:45