深く静かに潜航せよ
Run Silent, Run Deep
監督ロバート・ワイズ
脚本ジョン・ゲイ
原作エドワード・L・ビーチ
『深く静かに潜航せよ』(ふかくしずかにせんこうせよ、原題: Run Silent, Run Deep)は、1958年製作のアメリカ合衆国の戦争映画。
太平洋戦争中のアメリカ海軍の潜水艦の乗組員たちが、日本軍を相手に戦うというストーリーで、エドワード・L・ビーチ(Edward L. Beach, Jr.)海軍大佐の実体験を基に制作された[1]。
ロバート・ワイズ監督、クラーク・ゲーブル、バート・ランカスターらが出演。 太平洋戦争中、豊後水道での作戦で日本海軍に自分の潜水艦をやられたため、任務を外されていたアメリカ海軍のリチャードソン中佐は、艦長が重傷を負って帰投した潜水艦ナーカ号の指揮を命ぜられた。リチャードソンの心は自分の艦と部下の仇をうち、復讐することに凝り固まっていた。 一方、副長のブレッドソーは部下の信頼も厚く、後任の艦長は自分であると信じていただけに心おさまらず、中佐の家にのりこんだが、中佐やその妻ローラの落ち着いた態度にうたれ、中佐に艦を任せ、絶対服従する事を決意する。 修理が完了したナーカ号は出航。中佐は部下に豊後水道を避けると言明したが、秘かに部下のミュラーとその水路図を研究し、「豊後ピート」とあだ名される宿敵が操る日本海軍の駆逐艦「秋風」のモデルを使って、報復の計画を練っていた。 そしてある日、ナーカ号は日本海軍の潜水艦と邂逅したが、リチャードソンは戦おうとしなかった。ブレッドソーはその態度と予定の航路前進を命ずる中佐を見て、中佐の目的地が豊後水道であることを悟った。 遂にナーカ号は「秋風」と対峙する事になり、リチャードソンに復讐の機会が訪れる。 役名俳優日本語吹替 日本語吹替:初回放送 1968年10月5日 NET「土曜映画劇場」※第一回放送作品 劇中に登場する潜水艦ナーカ号は、実在するアメリカ海軍の潜水艦「ナーカ」の名を拝借したものである。ただし、実際のナーカは途中で建造中止となり、実戦配備される事はなかった。
あらすじ
キャスト
P・J・リチャードソンクラーク・ゲーブル納谷悟朗
ジム・ブレッドソーバート・ランカスター久松保夫
クラウト・ミュラージャック・ウォーデン
カートライトブラッド・デクスター
ルビードン・リックルズ
ルッソニック・クラヴァット
日本軍潜水艦艦長島田テル
備考
脚注^ Edward L. Beach. Run silent, run deep. Pocket Books, 5th printing, 1963. POCKET BOOKS; ASIN: B000FQBEDG
外部リンク
深く静かに潜航せよ - allcinema
⇒深く静かに潜航せよ - KINENOTE
Run Silent, Run Deep
Run Silent, Run Deep
表
話
編
歴
ロバート・ワイズ監督作品
1940年代
フィフィ嬢(1944)
キャット・ピープルの呪い(1944)
死体を売る男(1945)
恐怖の島(1945)
Criminal Court(1946)
生まれながらの殺し屋(英語版)(1947)
Mystery in Mexico(1948)
月下の銃声(英語版)(1948)
罠(1949)
1950年代
西部の二国旗(英語版)(1950)
三人の秘密(英語版)(1950)
The House on Telegraph Hill(1951)
地球の静止する日(1951)
捕らわれの町(英語版)(1952)
Something for the Birds(1952)
モンゴル第一騎兵隊(英語版)(1953)