消防車
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この項目では、消防に使う実際の車両について説明しています。

日本における消防車については「日本の消防車」をご覧ください。

韓国の男性アイドルグループについては「ソバンチャ」をご覧ください。

ニューヨーク市の消防車ロンドン消防隊の車両

消防車(しょうぼうしゃ、: fire engine)とは、火災災害などが発生した際に火災鎮圧や延焼防止のための装備を備えた車両である。
概説

消防車は
火災や他の災害に迅速に対応するために緊急車両に分類されており、サイレンを鳴らし警光灯を点灯させれば道路を特例的な方法で走行することが各国で認められている。


消防車に赤色を採用している地域は日本、イギリス、フランス、スイス、オーストリアなど多いが、ドイツは赤または紫色を採用し、アメリカでは各消防局ごとに色が異なり、地域によっては白色などの場合もある。


ポンプ車は水を扱うので、日本の寒冷地、北欧ロシアアラスカなどではバルブを覆うシャッターの設置など凍結防止策が施されている。


消防車を運用しているのは消防だけではなく、軍隊空港等のほか、企業や工場も保有し、社内の自衛消防組織 (自衛消防隊)[1]が運用しており、珍しい事例として 一般の個人も自家用車として[2][3][4]保有している。
 民間企業が保有する消防車(高所放水車)
狭義、広義


英語のfire engineはあくまで消火を行うための車両だけを指し、救急車は全く含まない。


日本で一般的に「消防車」と呼ばれるのは主に火災を鎮圧したり延焼を防止するような車両を限定して指して使われる。そのため、「消防車」と呼ばれるのは主にポンプ車やはしご車を指し、救急車は含まない。一般の用語の「消防車」は救急車とはかなり明確に区別されている。

日本の消防行政側や消防署側が使う行政用語の「消防車両」や「消防自動車」は、ともかく消防署が保有して業務に使っている車両を全部ひっくるめて指すための表現なので、結果としてポンプ車やはしご車だけでなく、指揮車両や消防署に配置されている救急車まで含んでいる。そのため、一般の用語と消防行政用語が指す範囲に明らかなズレがある[注釈 1]

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この節の加筆が望まれています。 (2015年8月)
詳細は「消防装置(英語版)」を参照ドイツ・バーデン=ヴュルテンベルク州ザーレムの消防博物館収蔵の17世紀の消火活動の絵。手動式消防ポンプが使用されている。

消防車に搭載される消防ポンプの歴史は、紀元前245年アレクサンドリアクテシビオスの発明したポンプに見ることができる[5]。クテシビオス以前にも放水具と呼ばれるものは存在したが、機構は非常に単純であり、今日の消防ポンプとのつながりを見出すのは困難であった[6]。同様のポンプをクテシビオスの弟子といわれるヘロンも発明している。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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