消滅都市
[Wikipedia|▼Menu]

消滅都市


ジャンルSFジュブナイル
ゲーム:消滅都市
消滅都市2
消滅都市0.
ゲームジャンルドラマ×アクション×RPG
対応機種iOS / Android
開発・発売元Wright Flyer Studios
プロデューサー澤智明
栗山知也(2以降)
ディレクター下田翔大
音楽加藤浩義
川越康弘
SAK(ボーカル)
Emi Evans(ボーカル)
メディアダウンロード
プレイ人数1人
発売日2014年5月26日
2015年11月12日
2016年6月1日 - 2018年3月30日
キャラクターボイスあり
その他2024年2月27日サービス終了
ゲーム:AFTERLOST - 消滅都市
ゲームジャンルドラマRPG
対応機種iOS / Android
開発・発売元Wright Flyer Studios
メディアダウンロード
プレイ人数1人
発売日2019年6月6日
稼動時期2019年6月6日 - 2021年6月30日
キャラクターボイスあり
その他2021年6月30日サービス終了[1]
アニメ
原作Wright Flyer Studios
監督宮繁之
シリーズ構成入江信吾
脚本入江信吾
キャラクターデザイン下谷智之
音楽川井憲次
アニメーション制作マッドハウス
製作消滅都市製作委員会
放送局TOKYO MXほか
放送期間2019年4月 - 6月
話数全12話
テンプレート - ノート
プロジェクトゲームアニメ
ポータルゲームアニメ

『消滅都市』(しょうめつとし)は、グリーの子会社であるWFSにより開発・配信されたスマートフォン用ゲームアプリ[2]2014年5月26日に日本でサービス開始され、2015年11月12日より中国[3]2016年6月1日より台湾でも順次サービス開始。

後続タイトルとなる『消滅都市2』『消滅都市0.』、派生タイトルである『AFTERLOST - 消滅都市』、アニメ版についても本項で扱う。
概要

WFSの新規IPによるRPG。

ある都市[注釈 1]の消滅(ロスト)がすべての始まりである。運び屋の青年タクヤと「タマシイ」を呼び出す能力を持つ謎の少女ユキの連携が物語として綴られている。ロストを切り口として、商業愛情電脳化並行世界など、多様な物語の展開がなされている。

2016年11月17日、『消滅都市2』へのメジャーアップデートおよびリニューアルを実施。「氷柱」に向かう「二度目の消滅」の説話が追加され、順次にメインキャラのほかにタマシイたちのボイスが追加された[5]

2018年11月25日、『消滅都市0.』への再度メジャーアップデートが行われた[6]2019年にはテレビアニメを放送[7]

2019年6月6日、派生タイトルとなる『AFTERLOST - 消滅都市』のサービスを開始。『消滅都市』本編アプリのリメイク作品という位置づけであり、アニメ版ビジュアルの採用や戦闘システムの刷新などにより本編アプリとの差別化が行われている[8]

2020年2月7日をもって本作が最終章を迎えたことにより、『消滅都市』への再度リニューアルを実施[9]

2021年6月30日をもって『AFTERLOST - 消滅都市』のサービスを終了[10]

2024年2月27日をもって本作のサービスを終了。これに際して、フクザワ(有償分)の払戻しのほか、iOS/Android版については一部機能を制限したオフライン版へのアップデートを行うとしている[11]
開発
開発まで

本作のプロデューサーを務める澤智明は、当時流行していた王道RPGの企画を立案してプロトタイプの開発まで進めていた。しかし、王道RPGが食傷気味となっていたことに気づき、世界観を強化する(独自性を高める)必要があると考え、方針を変えた[12]

澤とディレクターの下田翔大の二人は、自分たちの好きなものを作ろうと考え、手軽なアクションの楽しめる現代物が好きだったことから、それをゲームに取り入れた[12]
世界観

世界観について、開発初期からかなりの部分が構築されていたものの、世界観の説明が長くなるとプレイヤーが理解できなくなる可能性があった[12]。このため、世界観の伝わりやすさを重視した方針がとられると同時に、文章や会話の長さにも注意が払われた[12]。本作はSFの要素を有している一方で、下田は「SFはフック程度である」と電撃Appとのインタビューの中で述べており、特定の要素を突出させない方針を取っていることを明らかにした[12]
課題

本作の配信直後、プランナーが不足しているという課題が判明し、当時、品質保証業務を担当していた栗山知也がプランナーの一人として起用された。栗山はゲーム内の企画を終えた後、しばらくの間は企画の仕事から外されていた。そのため、飲み会の席で企画の仕事に復帰したい旨を伝えたところ、ステージやバトルのバランス調整の仕事をもらうことができ、最初の仕事としてランキングイベントやコラボイベントの調整を任された[13]。栗山は、プランナーとディレクターの業務の違いを思い知らされ、チームの統率者という役割に重大な責任を感じた[13]。特に、500万ダウンロード達成記念イベントは、ダウンロード数を達成する前から準備を行い、推移を見たうえでゲーム内でのシナリオに合わせる必要があったうえ、広報活動のタイミングもそれに合わせなければならなかったため、調整に労力を割いたという[13]。本作の原案者であるWFSの下田翔大は、「(今までの自分は)ディレクターとしてチームを回しながら制作を進めるという形だったのですが、栗山くんが大役を背負ってくれたことでものづくりにどっぷりとハマる時間ができ、作り手としては幸せでした(笑)。」と振り返っている[13]

また、栗山が異動して間もないころ、本作のランキングイベントの難易度が99段階に分かれていた。そのため、その分の各種パラメータを管理する必要があった[13]。当初栗山は、パラメータの管理に使うエクセルデータの細かさに驚いていたが、作業に慣れた後は、設計段階で自らの提案を紙に書いて電卓で数値をはじき出し、テストプレイを行った[13]
システム

ユーザーの経験値はランクで、タマシイの経験値はLv.で表現される。

ステージは横スクロールARPGの形態を取っている。ステージ上に点在する「スフィア」を取ることで、対応する属性のタマシイのゲージが上昇するほか、チェインを稼ぐことができる[注釈 2]。ゲージが満たされると自動的に敵キャラクターに攻撃を行う。また、タマシイによっては一定回数攻撃を行うことでスキルを発動させることができる[注釈 3]。発動の際は画面下部にいるキャラクターアイコンをタッチすることで発動できる[注釈 4]。なお、「失われし世界」の他、一部のクエストでは制限時間が設けられているので、注意されたい。
タマシイ

ここでの「タマシイ」とは、都市の消滅に巻き込まれた人たちの″想い″が具体的に表現されたものを指す。攻撃方法等については前述の通りである。また、ガチャなどで入手したタマシイは、「資料室」でスキルやステータスなどを確認できるほか、(一部のタマシイに限られるが)タマシイ化した経緯が描かれている「ストーリー」も確認することができる。
強化・進化


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:99 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef