海陽中等教育学校
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度48分21.13秒 東経137度17分25.64秒 / 北緯34.8058694度 東経137.2904556度 / 34.8058694; 137.2904556
海陽中等教育学校(かいようちゅうとうきょういくがっこう)は、愛知県蒲郡市海陽町三丁目に所在し、中高一貫教育を実施する私立男子中等教育学校。略称は海陽中教、通称は海陽学園または海陽。 後期課程(高等学校に相当)においては生徒募集を実施しない[1]完全中高一貫校であるが、後期課程4年次から編入学する募集人員が入学定員の約25%を占有する為、実質的には併設混合型中高一貫校である。前期課程(中学校に相当)から進学した内部進学者と後期課程から編入学した外部進学者を、第5学年(高等学校2年に相当)から混合したクラス編成とする[2]。 全寮制の男子中等教育学校である。東海旅客鉄道(JR東海)、中部電力などの中部地方の有力企業やトヨタ自動車などの日本有数の大企業が中心となり設立され、2006年(平成18年)4月に開校した[3]。敷地は蒲郡市のラグーナテンボスに隣接している。 理事長は中部電力の相談役である水野明久(3代目。初代理事長はトヨタ自動車の豊田章一郎、2代目理事長は東海旅客鉄道の葛西敬之)。校長は東京大学名誉教授の伊豆山健夫から2009年(平成21年)4月に東京大学名誉教授の中島尚正へ引き継がれた[4]。2021年(令和3年)4月に西村英明が校長に就任。 本校はイギリスに所在するイートン校をモデルにしており、寮のことをハウス、いわゆる寮監のことをハウスマスターと呼ぶなど、共通している事項が多数存在する。 愛知県内に所在し、寮を有する私立学校ではあるものの、愛知県私学協会および全国私立寮制学校協議会には参加していない[5][6]。 国際科学技術コンテスト等で多くの実績を持つ。 ⇒日本数学オリンピック、化学グランプリ、日本情報オリンピック
概要
⇒科学の甲子園全国大会常連校、第5回大会から5年連続出場し、第5回(2015年(平成27年))および第8回大会(2018年(平成30年))で総合優勝。同校2回優勝およびジュニア(中学生の部)の同時優勝は史上初の快挙。 ⇒キャリア甲子園は2016年(平成28年)度と2018年(平成30年)度で優勝。また、模擬国連同好会は東海地区屈指の強豪校として知られ高校模擬国連の全国大会である全国高校教育模擬国連大会では2018年度及び2020年度で最優秀賞受賞。全日本高校模擬国連大会では2018年度で地域特別賞、2021年度で優秀賞を受賞し、ともに全米派遣団としてニューヨーク市で行われた世界高校生模擬国連大会へ派遣された。
建学の精神
将来の日本を牽引する、明るく希望に満ちた人材の育成[7]
高潔で明朗闊達な人材の育成
基礎学力の徹底した習得
健全な身体、強靭な意志の涵養
学問の楽しさを知る教養豊かな人材の育成
日本の伝統・文化に立脚し、国際社会で活躍できる人材の育成
全人教育
全寮制の強みを活かし、「社会で活躍するための能力」と「学力」を高めつつ、豊かな「教養」を身につけるとともに、生徒一人ひとりが自らの将来に向けた「志」を醸成することを目指す[8]。