この項目では、軍隊の階級について説明しています。Marshalのその他の用法については「マーシャル#Marshal」をご覧ください。
「海軍元帥」はこの項目へ転送されています。アメリカ合衆国の海軍元帥については「海軍元帥 (アメリカ合衆国)」をご覧ください。
軍隊の階級
元帥
陸軍上級大佐
海軍上級大佐
空軍上級大佐
大佐
陸軍上級大尉
海軍上級大尉
空軍上級大尉
大尉
上級曹長(上級上等兵曹)
曹長(上等兵曹)
軍曹(一等兵曹)
伍長(二等兵曹)
兵
兵長(水兵長)
上等兵(上等水兵)
一等兵(一等水兵)
二等兵(二等水兵)
括弧内は海軍における呼称例
元帥(げんすい、英: Marshal(陸軍、空軍)、Admiral of the fleet他(海軍)[注釈 1])は、軍隊における階級、または称号。元帥号とも。階級を示す場合には大将よりもさらに上位で軍隊における最上級の階級であり、称号を示す場合には大将または上級大将の階級を持つ者の中から選ばれることが一般的である。広義の元帥には「大元帥・元帥・将帥・次帥・副元帥・代帥」などが区分されることもある。陸海空軍で呼称の異なる元帥を総称しFive-star rank(五つ星)と呼ぶこともある[注釈 2]。
語源の言葉とされる[注釈 3]。隋末、唐朝の始祖となる李淵が右元帥と左元帥を設けた。
英語「Marshal」(陸軍元帥)の語源はフランク王国の指揮官の職名、国王の厩舎を預かる役人、転じて戦争時における国王の補佐役[4]に由来するという。歴史的にはこの語は必ずしも最高位でなく、たとえばスペインでは1889年まで「mariscal de campo」(英語のfield marshalに相当)は陸軍元帥ではなく少将に相当する階級(中将と准将の間)であったため、注意を要する(師団将軍を参照)。