海賊戦隊ゴーカイジャー
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スーパー戦隊シリーズ
第34作天装戦隊
ゴセイジャー
2010年2月
- 2011年2月
第35作海賊戦隊
ゴーカイジャー2011年2月
- 2012年2月
第36作特命戦隊
ゴーバスターズ
2012年2月
- 2013年2月

海賊戦隊ゴーカイジャー
ジャンル特撮テレビドラマ
原作

八手三郎

石ノ森章太郎

脚本荒川稔久
監督中澤祥次郎
出演者

小澤亮太

山田裕貴

市道真央

清水一希

小池唯

池田純矢

細貝圭

声の出演

田村ゆかり

宮田浩徳

平田広明

野島裕史

石井康嗣

井上喜久子

進藤学

大村亨

小川真司

ナレーター関智一
音楽山下康介
オープニング「海賊戦隊ゴーカイジャー
歌:松原剛志Project.R
エンディング「スーパー戦隊 ヒーローゲッター
歌:Project.R
言語日本語
製作
プロデューサー

佐々木基(テレビ朝日)

宇都宮孝明

大森敬仁(東映)

矢田晃一

深田明宏(東映AG)

制作テレビ朝日

放送
放送局テレビ朝日系列
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間2011年2月13日 -
2012年2月19日
放送時間日曜 7時30分 - 8時
放送枠スーパーヒーロータイム
放送分30分
回数全51
特記事項:
スーパー戦隊シリーズ」 第35作
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『海賊戦隊ゴーカイジャー』(かいぞくせんたいゴーカイジャー)は、2011年2月13日から2012年2月19日まで、テレビ朝日系列で毎週日曜7時30分 - 8時(JST)に全51話が放送された、東映制作の特撮テレビドラマ、および作中で主人公たちが変身するヒーローの名称。

キャッチコピーは「派手に行くぜっ![1]」。
概説

スーパー戦隊シリーズ第35作目を記念した作品。過去34作のスーパー戦隊とのクロスオーバーを最大の特徴とした本作品は過去に34戦隊が地球を守り続けて来た世界という地続きの世界観を設定し、ゴーカイジャーたちは本来の姿に加えて過去のスーパー戦隊の戦士に自由に変身する能力を持つ。原作者が異なる『ゴレンジャー』、『ジャッカー』も登場する関係上、本作品は八手三郎と石ノ森章太郎の共同原作となっている。過去作品とのクロスオーバーおよびその力の習得、過去の戦士への二段変身という設定は、2009年放送の平成仮面ライダーシリーズ第10作『仮面ライダーディケイド』とほぼ同じだが、登場ヒーローの数が同作品よりも膨大であるため、制作陣の中には困難との声もあったと言われている[2]

ゴーカイジャーのモチーフは、シリーズ初となる海賊である[注釈 1]。これには宇宙海賊という設定のほか、作中でマーベラスたちが発言している通り、過去のヒーローの姿を借りる、つまり「海賊版」という意味も含まれており[5]、オープニングナレーションなどで「海賊の汚名を誇りとして名乗る」と称されるように、単純な正義の味方ではないアウトローとしての性格付けがされている[注釈 2]

ゴーカイジャーの初期メンバー5人はシリーズ初となる全員が宇宙人という構成で固められ、地球との縁や戦う理由がまったく存在しない状態から物語が始まる[注釈 3]。これについて、東映プロデューサーの宇都宮孝明は「本来地球とは無関係で自由奔放な彼らが、どのようにして地球を守る戦士となるのか、という経緯も本作品のテーマの1つである」と語っている[2]。「ゴーカイジャー」という名称は彼らの「豪快さ」から来ており、宇都宮は「『残虐さ』から来た『ザンギャック』とともにシンプルすぎるネーミングが恥ずかしい」と語っている[5]

過去のスーパー戦隊シリーズに登場したキャラクターがゲストとして登場した際には職業などが多少変化している場合もあるが、基本的に設定は踏襲されている。また、原典の物語の後日談が描かれている場合もあり、過去作品に登場する用語なども登場している。メインライターの荒川稔久は、宇都宮からはレジェンドよりもゴーカイジャーを描くべきとの意見があったと証言しているが、一方で過去の作品を知らない子供層には、レジェンドが何者なのかわかりにくくなってしまったことを自身の反省点として挙げている[7][注釈 4]

新番組予告の放送は例年より早く放送開始の2か月前、2010年12月26日放送の『天装戦隊ゴセイジャー』第45話や『スーパー戦隊VSシリーズ劇場』(関東ローカル放送)最終回で流された。東日本大震災に伴う休止の影響で撮影スケジュールに遅れが生じ、最終回放送寸前の2012年2月まで撮影が延びた影響から、シリーズ恒例として本放送終了後に予定されていたVシネマは制作されなかった[8]
演出

上記のように主人公とその仲間であるゴーカイジャーが過去作品のヒーローに変身して戦闘をする場面があり、基本的には原典と同じ特撮演出がなされている[注釈 5]が、世代に幅がある戦隊の場合は現代風にアレンジされている。また、BGMについても、レジェンドが登場する回では戦闘シーンで原典の主題歌のインストゥルメンタル版が流用されているが、アレンジされたものであったり、使用されない回もある[注釈 6]

本作品ではオープニングナレーションが2パターン存在し、ゴーカイジャー中心のエピソードとレジェンドが登場するエピソードで使い分けられている。「スーパー戦隊シリーズ 35th anniversary」のロゴも後者のエピソードでは冒頭部分ではなく、歴代34戦隊の集合映像の後に表示される。

また本作品からはCM入りならびにCM明けにおけるアイキャッチ映像とBGMが廃され、代わりに画面右下に番組ロゴが表示されるようになった[注釈 7]。さらに提供クレジットが15秒から10秒に短縮された。

前作までデータ放送は出席簿方式であったが、本作品以降は同時期の『仮面ライダーオーズ/OOO』に合わせ、番組独自のデータ放送に移行した。
商業展開

本作品の玩具展開は「レンジャーキーシリーズ」と「ゴーカイマシンシリーズ」の2方面を主力として位置付けており、特にキーアイテムのレンジャーキーを主体とする「レンジャーキーシリーズ」では全てのレンジャーキーを商品化するため、玩具でレンジャーキーの5個セットを多く販売した。また、ガシャポンで毎月新商品を出したり、レンジャーキーを2個付属させた入浴剤のシリーズを販売するなど、多様な商品展開を行った。

未商品化の過去の戦隊のレンジャーキーは、テレビシリーズの放送が終了した2012年以降もセット商品やガシャポン、プレミアムバンダイの通信販売としてシリーズ展開が行われた。また次番組である『特命戦隊ゴーバスターズ』以降の作品や『仮面ライダーオーズ/OOO』、メタルヒーローシリーズからもレンジャーキーがラインナップされた(特に『獣電戦隊キョウリュウジャー』からは敵側のデーボス軍幹部も登場している)。この「レンジャーキーシリーズ」は2012年上半期時点で通算2,000万個以上を出荷。歴代戦隊史上最高記録を打ち立てた[9]

一方、「ゴーカイマシンシリーズ」は従来の戦隊ロボような3号以降のロボットや全合体を排し、各商品でのギミックを重視している[10]

玩具売り上げは第3四半期の時点ですでに前作の92億円を上回り、前々作の『侍戦隊シンケンジャー』に匹敵する104億円を記録[11]。最終的な売り上げは130億円で、『炎神戦隊ゴーオンジャー』を越えた[12]
あらすじ

宇宙の全てを我が物にしようとする宇宙帝国ザンギャックの大艦隊が地球を襲撃した。地球の平和を守るために立ち上がったのは、数々の悪から地球を守り続けてきた、34のスーパー戦隊だった。

戦いの末、34大スーパー戦隊はザンギャックの大艦隊を退けることには成功したものの、その勝利の代償として戦う力を失い、その力はレンジャーキーと呼ばれる鍵となって宇宙へ散らばってしまった。彼らはやがて伝説の存在になり、この戦いは後にレジェンド大戦と呼ばれるようになった。

そのレジェンド大戦から数年後。地球に眠るという宇宙最大のお宝を求めて、キャプテン・マーベラス率いる海賊戦隊ゴーカイジャーと名乗る5人の宇宙海賊が地球に訪れた。お宝を探して地球を散策する5人だが、時を同じくしてザンギャックが地球への再侵攻を開始。ザンギャックの非道なふるまいが気に入らない5人は宇宙からかき集めた34大スーパー戦隊のレンジャーキーを使い、勢いで戦いを挑む。

宇宙最大のお宝を探すため、ザンギャックとの正面衝突を覚悟しながらも地球に留まることにしたゴーカイジャー一同。元々正義感が皆無の彼らにはザンギャックと戦い、地球を守る義理は一切持っていなかったが、地球の人々や歴代スーパー戦隊メンバーのレジェンドとの出会い、そしてゴーカイシルバーの力を手にした地球人伊狩鎧の仲間入りを経て、次第に地球の「守るべき価値」を見出していく。しかし一方で、ザンギャックに私掠許可を与えられた宇宙海賊で、かつてマーベラスが所属していた赤き海賊団を裏切り壊滅へと追いやったバスコ・タ・ジョロキアも、宇宙最大のお宝を手に入れるため、スーパー戦隊の大いなる力を狙っていた。
登場人物
海賊戦隊ゴーカイジャー

伝説の宇宙最大のお宝を求めて地球にやって来た宇宙海賊。海賊旗に描かれたシンボルマークは髑髏に見立てた鍵と交差した2本のカットラス。名乗りにはキャッチフレーズや口上が存在せず[13]、コードネームのみとシンプルなものとなっている。

変身後のスーツは、海賊帽をモチーフとしたマスクをはじめ、海賊をイメージした意匠で統一されている[10][14]。レンジャーキーの力で歴代のスーパー戦隊の姿に変身可能であり、その際には原典にない技を使用することもある。

メンバーは変身前・変身後とも本名や愛称で呼び合っている。

海賊を名乗ってはいるが、あくまでも宝を求めて宇宙を旅することを目的としているうえ、略奪行為の常習者ではなく、そうした行為におよぶ場合も相手はザンギャックや犯罪者など、弱者を虐げる非道な者に限定される。表面上は宝にしか興味がないと公言し、正義を標榜(ひょうぼう)することもなく、この星の価値を完全に見出した終盤まで地球人の鎧以外は地球を守ることを公言することはない。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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