海老池 俊治(えびいけ しゅんじ、1911年8月27日 - 1968年7月3日)は、英文学者、翻訳家。 京都市生まれ。1931年東京帝国大学文学部美学美術史卒、34年同英文科卒。女学校教師などをしながら、英文学で斎藤勇に師事し、また横光利一に師事して創作も目指した。戦後1951年から68年まで一橋大学社会学部教授。
人物・来歴
著書
『第十八世紀英国小説研究』研究社出版 1950
『ディケンズ』研究社出版 新英米文学評伝叢書 1955
『十九世紀の小説』研究社出版 研究社選書 1956
『ヴィクトリア時代の小説』1958 南雲堂不死鳥選書
『Jane Austen論考』研究社出版 1962
『明治文学と英文学』明治書院 1968
共編著
『イギリスの文学』世界の文学史、平井正穂共著 明治書院 1967
『イギリス文学史』平井正穂共編著 明治書院 1971
翻訳
ジェイン・オーステン『自尊と偏見』弘文堂書房・世界文庫〈上・下〉1940
E.C.ギャスケル『田園抒情歌』新月社 英米名著叢書 1948
J・ジョイス『若き日の芸術家の肖像』世界文学大系 第57 筑摩書房 1960/筑摩世界文学大系〈67〉 1976
『マンスフィールド短篇集』八潮出版社
リチャードソン『パミラ』世界文学大系 第76 筑摩書房 1966/筑摩世界文学大系〈21〉1972
参考
日本近代文学大辞典
全般
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