海田市駅
北口(2008年7月)
かいたいち
Kaitaichi
所在地広島県安芸郡海田町新町20-20.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度22分19.52秒 東経132度31分49.95秒 / 北緯34.3720889度 東経132.5305417度 / 34.3720889; 132.5305417
海田市駅(かいたいちえき)は、広島県安芸郡海田町新町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅[1]。 山陽本線を所属線[2]とし、呉線を加えた2路線が乗り入れる[5]。呉線は当駅が線路名称上の終着駅であるが、運転系統上ではすべての列車が山陽本線経由で広島以西に発着する。駅番号は山陽本線がJR-G04、呉線がJR-Y04。 この駅の歴史は1894年(明治27年)の山陽鉄道開通に端を発する。1903年(明治36年)には海田市 - 呉間の呉線も開業した。山陽本線と呉線の西側の分岐駅であり、戦時中は広島から軍港であった呉に物資を運ぶ列車の重要な中継点であった。広島市への原子爆弾投下後、大勢の被爆者たちが海田市駅に避難した。また当時海田市駅より西が不通となったため、広島から東方面への移動拠点として機能した。
概要
歴史
年表
1894年(明治27年)6月10日:山陽鉄道 糸崎駅 - 広島駅間の開通と同時に開業[2]。旅客・貨物の取扱を開始[2]。
1903年(明治36年)12月27日:官設鉄道 当駅 - 呉駅間が開通[5]。
1906年(明治39年)12月1日:山陽鉄道が国有化[2]。官設鉄道単独駅となる。
1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定。旧・山陽鉄道線は山陽本線、呉駅方面は呉線となる。
1944年(昭和19年)2月1日:広島駅までの区間が複々線化。
1973年(昭和48年)5月1日:国鉄(→JR)の特定都区市内制度における「広島市内」の駅となる[6][注釈 1]。
1984年(昭和59年)1月1日:貨物の取り扱いを廃止[2]。駅構内南側に有蓋車用の車扱貨物ホームが設置されていた。
1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止[2]。
1986年(昭和61年)
4月:みどりの窓口営業開始[7]。
12月1日:橋上駅運用開始。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となる[2]。
2007年(平成19年)
3月18日:ダイヤ改正により、山陽本線の快速「通勤ライナー」の一部列車の停車駅となる。
5月18日:自動改札機導入。
9月1日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる。
2010年(平成22年)
3月1日:バリアフリー化工事が完成[8]。
3月13日:ダイヤ改正により、山陽本線の快速「通勤ライナー」全列車の停車駅となる。
2012年(平成24年)3月17日:ダイヤ改正により、呉線の快速「安芸路ライナー」全列車の停車駅となる。
2014年(平成26年)3月15日:ダイヤ改正により、山陽本線の一部下り列車が2番線に発着開始。
2016年(平成28年)3月26日:ダイヤ改正により、6年ぶりに復活した快速「シティライナー」の停車駅となる。
2018年(平成30年)
7月6日:平成30年7月豪雨により営業休止。
7月9日:山陽線当駅 - 岩国駅間で運転再開[9]。2番のりばを使用して折返し運転を実施。
8月2日:呉線坂駅 - 当駅間で運転再開[10][11]。
8月18日:山陽線瀬野駅 - 当駅間で運転再開[12]。白市駅まで運転を再開する前日の9月8日までは、一部の列車が当駅で折返し運転。
2020年(令和2年)
3月14日:ダイヤ改正で、運転再開した快速「シティライナー」の停車駅となる。
(時期不明):組織改正に伴い、駅管理権限が西条駅から当駅に移転し海田市管理駅となる[3]。