この項目では、島根県の市町村について説明しています。その他の用法については「海士町 (曖昧さ回避)」をご覧ください。
あまちょう
海士町旗
1970年(昭和45年)制定海士町章
1915年(大正4年)
7月8日制定
国 日本
地方中国地方(山陰地方)
都道府県島根県
郡隠岐郡
市町村コード32525-2
法人番号9000020325252
面積33.44km2
総人口2,189人 [編集]
(推計人口、2024年4月1日)
人口密度65.5人/km2
隣接自治体西ノ島町・知夫村・隠岐の島町
海士町役場
町長[編集]大江和彦
所在地〒684-0403
島根県隠岐郡海士町大字海士1490番地
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯36度05分48秒 東経133度05分49秒 / 北緯36.09653度 東経133.09681度 / 36.09653; 133.09681座標: 北緯36度05分48秒 東経133度05分49秒 / 北緯36.09653度 東経133.09681度 / 36.09653; 133.09681
役場庁舎位置
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海士町(あまちょう)は、島根県の町。隠岐郡に属す。日本海に浮かぶ隠岐諸島の島前にあり、中ノ島を主島とする1島1町の自治体である。
少子高齢化による人口減少が進んでいたが、2010年以降はほぼ横ばいとなっている[1]。 海士町は島根半島の北約60 km、日本海に浮かぶ隠岐諸島の島前にあり、主島は島前三島のひとつである中ノ島である[2]。面積は33.46 km2、周囲長は89.1 km[2]。2015年の国勢調査によると、世帯数は1,057世帯、人口は2,353人。 中ノ島は北東から南西に走る山地で二分されており、南東部を上方(うえがた)、北西部を海士方と呼ぶ[3]。中ノ島中央部の山地には豊田の南側に標高168 mの金光寺山[4]、中里の南東側に227 mの唯山[4]、御波の北西側に213 mの無名峰[4]、多井の北西側に204 mの高峯[4]などがある。上方には知々井の東側に147 mの熊野山[4]などがあり、海士方には菱浦の南側に標高239 mの家督山[4](海士町最高峰)、北分の北側に126 mの角山[4]などがある。外海に面する上方は地形が急峻で平地が少なく、海岸線が入り組んでおり良港に恵まれている。内海に面する海士方は平地が多く、海士町の穀倉地帯となっている[3]。
地理
地勢
山岳
金光寺山
家督山
水文
中ノ島は地下水が豊富であり、ダムに頼らずとも飲料水を得られる[2]。約400トン/日の湧水量がある「天川の水」は環境省による名水百選に選ばれている[8]。金光寺山から諏訪湾に向かって諏訪川が流れており、諏訪川の流域には東や中里など、海士町の主要施設が集まる集落がある。西ノ島や知夫島に水田はないが、中ノ島には100ヘクタールほどの水田があり、島前3島の需要を賄えるほど米の生産量が多い[2]。
諏訪川 - 海士町唯一の二級河川[9]。流路長2.44 km[9]。金光寺山に源流を持ち、東と中里を西流して諏訪湾に注いでいる[9]。
菱浦湾 - 国の天然記念物であるクロキヅタの棲息地。隠岐汽船のフェリーや高速船、隠岐観光の島前内航船の発着地である菱浦港がある。
その他
1963年(昭和38年)には隠岐諸島が大山隠岐国立公園に指定されている。2009年(平成21年)には隠岐諸島が日本ジオパークに認定され、2013年(平成25年)9月には世界ジオパーク(隠岐世界ジオパーク)に認定され、2015年(平成27年)11月にはユネスコ世界ジオパーク(隠岐ユネスコ世界ジオパーク)に認定された[10]。