この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方)
出典検索?: "海上保安庁観閲式"
海上保安庁観閲式(かいじょうほあんちょうかんえつしき)とは、不定期に東京湾羽田沖にて実施される海上保安庁の観閲式及び総合訓練である。 観閲式は、観閲官等や一般参加者の乗船している観閲船隊と観閲を受ける側である受閲船隊・受閲航空機隊に分かれ、受閲船船隊は第一小隊から第四小隊および関係機関船艇、受閲航空機隊は第一群から第五群までに分かれ観閲を受ける。 毎年各管区から巡視船艇・航空機が参加するが、参加船艇は固定ではなく毎年選定され、基本的には最新鋭船艇は参加するようである。 また、観閲式の受閲船隊には参加せず、総合訓練にのみ参加する船艇等もある。 (カッコ内は過去の参加船艇)
主要出席者
総合指揮官:第三管区海上保安本部長
観閲官:海上保安庁長官および国土交通大臣(または副大臣)
特別観閲官:内閣総理大臣(平成21年度の麻生太郎総理大臣が初出席)[1]。
観閲式
総合訓練
放水展示訓練(消防船等による着色放水)
編隊飛行訓練(航空機による編隊飛行)
人命救助・海上防災訓練(火災船消火および海中転落者の吊り上げ救助)
密輸容疑船捕捉訓練(警察、税関との連携による容疑船の追跡、捕捉及び容疑船乗組員の制圧・逮捕)
不審船対応訓練(海自護衛艦との連携による不審船追跡、正当防衛射撃など)
参加船艇・航空機等
巡視船
巡視艇
その他船艇
関係機関船艇(過去の参加船艇)
警視庁警備艇ふじ
神奈川県警察警備艇しょうなん
千葉県警察警備艇ぼうそう
東京消防庁消防艇みやこどり
横浜市安全管理局消防艇よこはま
川崎市消防局消防艇第6川崎丸
千葉市消防局消防艇まつかぜ
市川市消防局消防艇ちどり
海上自衛隊護衛艦はつゆき、さわゆき、しらゆき、はたかぜ
東京税関監視艇あさま
横浜税関監視艇つくばね、つばさ
水産庁漁業取締船 東光丸、はまなす
関東地方整備局あおぞら
アメリカ沿岸警備隊巡視船RUSH、JARVIS
インド沿岸警備隊巡視船SAGAR
ロシア国境警備隊チェコトゥカ
海上保安庁航空機
関係機関航空機
参加機関
警察機関
警視庁
神奈川県警察本部
千葉県警察本部
消防機関
東京消防庁
横浜市消防局
川崎市消防局
千葉市消防局
市川市消防局
その他官公庁
海上自衛隊
東京税関
横浜税関
水産庁
関東地方整備局
外国機関
アメリカ沿岸警備隊
インド沿岸警備隊
ロシア国境警備隊
その他
日本水難救済会
海守
その他
総合訓練終了後は、各船艇航空機によるフェアウェルとよばれる見送りが行われ、各船艇航空機の乗組員が一般参加者に手を振ったり、所属都道府県等のPR活動、乗組員によるパフォーマンスなどを行い参加者を楽しませる。
総合訓練では、海上保安庁公認のボランティア団体である海守の会員のうち、数十名の希望者が抽選で選ばれて観客として参加することができる。
2013年(平成25年)度以降は尖閣諸島問題による警備強化の影響などで開催されていなかったが、2018年(平成30年)度は海上保安庁創設70年の節目ということもあり開催されることが発表された[2][3]。
脚注[脚注の使い方]^ 1996年に橋本龍太郎首相が出席しているが、この出席は非公式だったため、内閣総理大臣としては麻生太郎が初出席である。
^ 海保 観閲式6年ぶりに復活 創設70年を記念
^ 海保が6年ぶり観閲式開催 5月に東京湾で
関連項目
海上保安庁
警視庁
東京消防庁
税関
海上自衛隊