海の王子
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}

藤子不二雄藤本弘安孫子素雄) > 連載 > 海の王子
.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

この項目では、藤子不二雄漫画作品について説明しています。藤沢市の広報活動を行う「海の王子」については「湘南海の女王・海の王子コンテスト」をご覧ください。

海の王子
ジャンルSF漫画
漫画
作者藤子不二雄
藤本弘安孫子素雄
出版社小学館
掲載誌週刊少年サンデー
発表号1959年創刊号 - 1961年14号
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画
ポータル漫画

『海の王子』(うみのおうじ)は藤子不二雄による日本漫画作品。当初(第9回まで)は高垣葵高垣眸の二男)の原作だが、中盤以降は藤子不二雄の作品となる。

1959年に『週刊少年サンデー』(小学館)の創刊号から連載され、1961年14号まで続いた。また、『別冊少年サンデー』や同社の学年別学習雑誌にも掲載された。藤子不二雄初の週刊誌連載漫画である。
概要

世界各地で起きる悪の組織による事件を海底王国カインからやって来た海の王子(以下、王子)と妹のチマがスーパー戦闘機「はやぶさ号」を駆って解決するSF冒険譚。

海の王子側のキャラクターを藤本弘が担当し、悪者側のキャラクターを安孫子素雄が担当するという藤子不二雄の2人の絵の特徴を活かした作品に仕上がっている。

後年、いしいひさいちがパロディーとして「海の叔父」という4コマ漫画を執筆している。
各話概要.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2016年4月)(使い方

黒いおおかみの挑戦
船を襲って積み荷を強奪する海のギャング、黒いおおかみ一味は、打倒はやぶさ号のためにチエノ博士を拉致した。海の王子とはやぶさ号の最初の冒険。
海へび大帝の猛襲
勝利の喜びもつかの間、カイン王国を謎の怪人・海へび大帝の海龍戦艦が襲う。チエノ博士に助けを求めた王子たちは、敵の根城・ミンダナオ海峡を目指す。
赤いサソリの恐怖
北極点に出現した謎の戦車は、宇宙からの侵略者だった。無人の街と化した東京で、赤いサソリと王子・チマ・博士・ハナさん、4人の戦いが始まった。
鉄の獅子の襲来
船乗りたちに伝わる「波間に現れる巨大な獅子」の怪談。それはロボット艦隊を率いる鉄の獅子の仕業だった。王子を戦闘不能に追い込んだ強敵に対し、博士の取った行動とは。
恐竜帝国の決戦
突如音信不通になったアフリカ大陸は、生物を化石化する恐竜たちの住処となっていた。王子たち、そして探検家スカンレーが参加した調査団は、徐々にその数を減らしていく…。
砂漠の鷹
サハラ砂漠で相次ぐ謎の爆発、それは地底に潜む砂漠の鷹の一団の仕業だった。砂嵐吹きすさぶ砂漠の上空で、鷹VSはやぶさの死闘が展開する。
海神ポセイドンの謎
深海調査で見つけた少年は、海底王国アトランチスの王子だった。反乱軍に占拠された王国を救うため向かったはやぶさ号を待っていたもの、それは、一切の攻撃を受けつけぬ海神ポセイドンだった。
ロケット・オリンピック
世界各国の高性能ロケット機が性能を競いあうロケットオリンピックに、日本代表として出場したはやぶさ号。世界中を回って玉拾いをする競技のリミットは午後6時。はたして勝負の行方は?
怪虫サタン
月世界探検中に行方不明になった大空博士を救出すべく、はやぶさ号と探検隊は宇宙へ飛び出す。しかし、前人未到の月面は昆虫型宇宙人に占拠されていた。
砂漠の戦艦シーラカンス
王子たちが砂漠で助けた少年は、ベガトン爆弾の設計図を盗んだスパイだった。設計図を追って砂嵐に飛びこんだはやぶさ号は、世界最終戦争の引き金になりかねないピラニア総統の野望を知る。
はやぶさ号を撃墜せよ
脱獄囚たちに乗り逃げされてしまったはやぶさ号は暴走し、そのスピードと硬い機体で進路上のあらゆるものを破壊する「走る凶器」ならぬ「飛ぶ凶器」と化した。はやぶさ号を止めるには、もう撃墜しか手がないのか?
カメレオン4D
王子たちの目の前で最新鋭戦艦が消えた。チエノ博士に助けを求めてきた日輪博士は、謎の男たちに連れ去られた。四次元世界の侵略を知った王子たちは、次元転移機を作って対抗する。
不死身のハイドラ
日本海に落ちた謎の物体は、ノア博士の侵略ロボット・ハイドラだった。不死身を誇る最大の強敵を倒すため、王子はある悲壮な決意をする…。「週刊少年サンデー」連載版最終エピソード。
海の王子の復活
世界各地で同時発生した火山の噴火は、地球を滅ぼさんとするホレー彗星人の仕業だった。未曽有の危機を救うため、海の王子とはやぶさ号が帰ってきた!! 「少年サンデー」読み切り版シリーズスタート。
まぼろしの流星
冬の夜空を飛ぶ謎の流星の正体は、超音速ジェット機・流星号だった。一度は空中分解したはずの流星号がチマたちをさらい、はやぶさ号に挑戦状を叩きつけた。
深海魚作戦
謎の海賊ヨットに貨物船が次々に襲われた。空っぽのヨットだけを残して去っていく敵に対し、王子たちはおとり作戦を展開する。
プロトンの海底都市
海に面した街を予告状通りに沈めていくプロトンは、沈めた町をつなぎ合わせて新大陸を作ろうとしていた。王子の潜入作戦は成功するか?
動くスフィンクス
前回ラストでハナさんが持ってきた事件「動くスフィンクス」の謎を解くため、砂漠のイラブ共和国に飛んだ王子たち。事件の裏には国を奪おうとする、精神動力の使い手がいた。
空飛ぶナマズ
イラブから帰国したはやぶさ号を、空飛ぶナマズの電撃が襲う。強力な電撃ではやぶさ号をも溶かそうとするナマズの一味に対し、はやぶさ号は絶縁材を用意して立ち向かう。
巨大ロボット・デビル
世界の王となる野望を持つデビルは、王子に決闘を申し込む。一週間後にネオ・ウランを奪おうとする巨大ロボット・デビルの襲撃に備え、非常線を張る防衛隊だが…!? 「少年サンデー」読み切り版ラスト。
悪魔島ゴーレム
王子たちが拾ったロケットには、地図にない悪魔島の要塞の写真が記録されていた。島の主サタンは、戦艦ゴーレム号で船舶を次々と生贄にささげる。はやぶさ号は悪魔島を探して東奔西走する。「小学四年生」読み切り。
怪物戦車マストドン
自衛隊の演習を襲って全滅させた、謎の巨大戦車。その消息を追うはやぶさ号は、東京都内のビルにたどりついた。コスチュームやはやぶさ号のデザインをリニューアルした、「小学三年生」連載版スタート。
宇宙生物ラバンダ
鳥山博士が発見した宇宙生物ラバンダは、熱エネルギーで巨大化し、金属を放射性物質に変える神出鬼没の怪物だった。それを入手せんとするスパイのミスで、ラバンダが脱走してしまった…。
まぼろし島の決戦
強力なメガトロン爆弾を作れるパーム博士が囚われるブラック連邦の基地・まぼろし島を、グルー共和国のゼブ大佐は博士もろとも破壊しようとする。無茶な作戦に異議を唱えた王子は潜入作戦を展開する。
怪人電光人間
電送装置を使って世界中を荒らすサンダー党。根城の人工衛星に潜入した王子は、電送装置と爆弾を組み合わせた恐るべき計画を知る。
魔神ハガル
秘境で行方不明になった山口博士を助けに行った王子たちは、魔神ハガルを擁する原住民に囚われて生贄にされそうになる。はやぶさ号の攻撃が効かない魔神の正体は?
ドライス星から来た男
世界を襲う突然の大寒波。それは氷に包まれた故郷から移住しようとするドライス星人の仕業だった。王子たちは雪を降らす円盤に戦いを挑む。
悪魔ブラック
「海の王子を破るものは世界を征服するもの」と言い、3人の怪人ブラック1・2・3は陸・海・空のマシンではやぶさ号に挑戦する。決闘に応じようとしない王子に対し、ブラックは各地を襲撃して挑発する。
さばくの赤いくじら
砂漠で飛行機や戦車を襲う赤いくじらは、レビアタンの擁する飛行兵器だった。太陽電池の作りだす凄まじい熱線に、はやぶさ号も行動不能に陥ってしまう。「小学三年生」ラスト。
ゆうれいはかせ
都会の真ん中に船が出現したり、ビルや人が消えたりの怪事件。それは四次元世界のドクター・ゴーストの仕業だった。「小学四年生」に掲載誌を移した、事実上の最終回。
登場人物

以下、登場人物たちの年齢はすべて不明である。
主人公・レギュラー
海の王子
本編の主人公。海底王国カインの王子。本名や年齢など詳細なデータは不明。勇敢で正義感あふれる少年で、格闘や射撃、メカの操縦などに高い能力を誇る。チマと共に愛機「はやぶさ号」のメインパイロットとして数多の悪と戦う。先に記したように本名は不明であるが、後述のチエノ博士などの協力者や敵はおろか、臣下であるザイル博士や潜水艦隊司令官、さらに父親であるカイン王国国王からも「海の王子」と呼ばれる。「黒いおおかみの挑戦」で敵探索の合間に旧知の魚たちと戯れたり、「海神ポセイドンの謎」で戦闘中に射撃の腕を得意がったりと、やや子供っぽい一面もあり、大抵はその直後にチマからツッコミが入る。先に記したように射撃はかなりの腕前。拳銃・光線銃は左右どちらでも使えるらしく、「深海魚作戦」では左手で銃を構えたと思ったら次のコマでは右手に持ち替えていたシーンが存在した。また、その身体能力の高さを生かし、「はやぶさ号を撃墜せよ」では音速で飛ぶ(空中分解寸前の)ジェット機から同じく音速で飛ぶはやぶさ号に乗り移る離れ業を披露した。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:80 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef