海の上の診療所
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海の上の診療所
ジャンル
テレビドラマ
脚本徳永友一
演出中江功
谷村政樹
野舞
高橋貴司
出演者松田翔太
武井咲
藤原紀香
福士蒼汰
荒川良々
植野行雄
土屋裕一
戸田恵梨香
寺島進
麻生祐未
エンディング家入レオ
太陽の女神
製作
制作フジテレビ

放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間2013年10月14日 - 12月23日
放送時間月曜日 21:00 - 21:54
放送枠フジテレビ月曜9時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数11
公式ページ
特記事項:
初回は15分拡大(21:00 - 22:09)。
最終話はフィギュアスケート中継のため、45分繰り下げ(21:45 - 22:39)。
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『海の上の診療所』(うみのうえのしんりょうじょ)は、2013年10月14日から12月23日まで毎週月曜日21:00 - 21:54[注 1]に、フジテレビ系の「月9」枠で放送された日本のテレビドラマ。主演は松田翔太[1]
あらすじ

医師が常駐しない「無医島」の多い瀬戸内海では、本土の病院並みの機能を擁する巡回診療船「海診丸」が、医師や看護師を乗せて無医島を定期的に巡回。経費の節減を絶えず求められながらも、遠く離れた本土での治療が困難な島民の診療、外科手術、健康診断、救急患者への一次対応など、多岐にわたって活躍している。

その海診丸が久々に採用した新任の医師は、北海道出身で独身の若手外科医・瀬崎航太。診察などで出会った美しい独身女性(ドラマ上のマドンナ)にすぐ惚れたり、他人からおだてられるとすぐ調子に乗ったりする性格のせいで、採用当初は周囲から医師としての資質に疑念を持たれる。それでも、巡回先の島でマドンナに出会うたびに、彼女を取り巻く医療・健康問題を解決するために奔走。「船を下りてマドンナと結婚する」という思惑を秘めながら、医師としての知識や腕前を駆使することによって、患者の病気や怪我ばかりか「心の傷」も次々と治していく。
キャスト
医療法人汐友会 海診丸

以下の説明では便宜上、海診丸を「船」として記載する。
瀬崎 航太(せざき こうた)〈29〉
演 -
松田翔太年配者から若年層まで、あらゆる年代の女性に優しい態度を見せるフリーランス外科医。ある事情で自分を追い掛け続ける女性・輝から逃れようと、自身の嫁探しを兼ねて、離島での医療に携わろうと海診丸に着任した。的外れに見える診療や、治療に必要と思われる薬を出さない方針に、看護師の戸神からは着任早々医師としての資質に疑念を持たれる。それでも、医師として確かな知識と腕前を持つため、結果として患者の症状の治癒につながっている。停泊する島々で診察などを通じて若く美しい独身女性(マドンナ)と出会うたびに、「マドンナと結婚したい」との思いが強いあまり、他の乗員を前に「今日限りでこの船を降りて島で暮らします」と宣言してしまう。しかし、「マドンナ」に婚約者がいることが分かったり、さまざまな事情で「マドンナ」と別れたりすると、「もう船を降りるなんて言いません。これからは治療に専念します」と言いながら船内で激しく落ち込む。そのような行動を繰り返すうちに、「海診丸にずっといたい」と思うようになったが、さまざまな事情が重なったために自分の意思でいったん下船。(第十話)しかし、他の乗員たちの計らいで、やがて再び海診丸に戻った(最終回) [注 2]。医者を目指したきっかけは、学生時代に一目惚れした初恋の人が入院中に担当医といい関係になったのを目撃したため[注 3]
戸神 眞子(とがみ まこ)〈23〉
演 - 武井咲看護師。初対面で風呂上がりの姿をたまたま航太に見られたことから、彼に向かっていきなり跳び蹴りを食らわすという「最初の最悪の出会い」を経験する。その後は、航太の突発的な意味不明な行動に振り回されながらも、事あるごとに彼の頭をスリッパではたいて諌めている。このようなやり取りを繰り返すうちに、航太と両想いの関係になった[注 2]プリンが大の好物。他の乗員や顔馴染みの患者・島民からは、「眞子ちゃん」という愛称で呼ばれるほど可愛がられている。ただし、かつて「尾道のシェリー」とあだ名され警察から目を付けられるほどの不良少女だった名残で、怒らせると怖い。また、道理に合わないことがあると、自分より年上の人間であっても手厳しい言葉を投げ掛ける。看護師を目指したきっかけは、学生時代に自転車ごと海に落ちた際に手当てをしてくれた海診丸の看護師に憧れたためである[注 3]。最終話のラストで、相思相愛が分かってキスをねだる航太にキスをしてあげた。
三崎 昇(みさき のぼる)〈21〉
演 - 福士蒼汰看護師。航太に海診丸のスタッフを紹介する手書きのメモを渡すなど、航太の着任直後から好意的に接する。
日内 晃(ひうち あきら)〈37〉
演 - 荒川良々事務長で、海診丸の最高責任者として、半年間の医師募集の末に着任した航太を引き留めようと手を尽くす。事あるごとに船内の経費の使い方などに目を光らせる一方で、船を運営する病院の幹部には頭が上がらない。院内で船の運営を停止する方針が検討されるようになってからは、運営を続けるために上層部の命令で、やむなく航太へ解雇を通告。しかし、航太の下船後に解雇の事実が他の乗員へ知れ渡ったために、難しい対応を迫られる[注 2]
内村 葵(うちむら あおい)〈39〉
演 - 藤原紀香内科医。晃の妻で、夫のことを「晃君」と呼ぶ。日常の会話はもっぱら大阪弁。夫婦共通の趣味として、船内で社交ダンスを楽しんでいる。船内で晃との第1子を身ごもってからも、体調に留意しながら診察を続ける。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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