浪路はるかに
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この項目では、ビング・クロスビーやビリー・ヴォーンの演奏で知られる「Sail Along, Silv'ry Moon」について説明しています。ドリス・デイ、リトル・リチャードなどの歌唱で知られる「By the Light of the Silvery Moon」については「バイ・ザ・ライト・オブ・ザ・シルヴァリー・ムーン」をご覧ください。

「浪路はるかに」
ビング・クロスビー楽曲
リリース1937年
ジャンルトラディショナル・ポップ
時間2分37秒
レーベルデッカ・レコード
作詞者ハリー・トバイアス
作曲者パーシー・ウェンリッチ

「浪路はるかに」(なみじはるかに、Sail Along, Silv'ry Moon)は、ハリー・トバイアス(英語版)とパーシー・ウェンリッチ(英語版)が1937年に書き、ビング・クロスビーが歌った楽曲。
ビング・クロスビー

ビング・クロスビーが歌ったこの曲のオリジナルは、1937年のアメリカ合衆国のポップ・チャートで4位まで上昇した.[1]。その他の国々では、カナダドイツノルウェーでチャートの首位に立った。
ビリー・ヴォーン

ビリー・ヴォーンは、1957年にこの曲のインストゥルメンタル・バージョンをリリースし、合衆国のポップ・チャートで5位、ドイツやカナダのチャートで首位となった[2]。翌年にはノルウェーで首位、オーストラリアで4位に達した[3]。1958年の『ビルボード』誌の年間トップ50シングル (Billboard's Year-End top 50 singles of 1958) では、6位にランクされた[4]

この曲は、ヴォーンにとって最大のヒット曲となった[5]
その他のバージョン

ジェリー・ブレイン
(英語版)と彼のスティーン・ライン・リズム (Jerry Blaine and His Stream Line Rhythm) は、この曲を1938年にシングルとしてリリースしたが、チャートには入らなかった[6]

リチャード・ヒンバー(英語版)と彼のセヴン・スタイリスツ (Richard Himber and His Seven Stylists) は、1938年のシングル「There's a Gold Mine in the Sky」のB面にこの曲を収録した[7]

ジーン・オートリー(英語版)は、1946年のシングル「There's a Gold Mine in the Sky」のB面にこの曲を収録した[8]

カレン・チャンドラー(英語版)と彼女のジャックス (Karen Chandler and Her Jacks) は、この曲を1958年にシングルとしてリリースしたが、チャートには入らなかった[9]

アンディ・ウィリアムスは、1959年のアルバム『Two Time Winners』にこの曲を収録した[10]

シル・オースチンは、1961年のアルバム『Golden Saxophone Hits』にこの曲を収録した[11]

スリム・ホイットマン(英語版)は、1961年のアルバム『Just Call Me Lonesome』にこの曲を収録した[12]

フランキー・カール(英語版)と彼のピアノとオーケストラ (Frankie Carle, His Piano and Orchestra) は、この曲を「East of the Sun (and West of the Moon)」とのメドレーにして、1962年のアルバム『Honky-Tonk Hits By The Dozen』にこの曲を収録した[13]

ジミー・C・ニューマン(英語版)は、1962年のアルバム『Jimmy Newman』にこの曲を収録した[14]

マーティン・デニーは、1964年のアルバム『Hawaii Tattoo』にこの曲を収録した[15]

ビリー・メイ(英語版)と彼のオーケストラ (Billy May and His Orchestra) は、1972年のアルバム『As You Remember Them: Great Instrumentals: Volume 2』にこの曲を収録した[16]

チェット・アトキンスは、ダニー・デイヴィスと彼のナッシュビル・ブラス(英語版)をフィーチャーした1976年のアルバム『The Best of Chet Atkins & Friends』にこの曲を収録した[17]

エース・キャノン(英語版)は、1980年のアルバム『Golden Classics』にこの曲を収録した[18]

アンドレ・リュウとヨハン・シュトラウス・オーケストラ(英語版)は、アルバム『Romantic Moments II』にこの曲を収録した[19]

寺内タケシとブルージーンズ1983年のカセットアルバム『エレキ ギター オーケストラ』にこの曲を収録した[20]

日本でのカヴァー

1958年8月伊東ゆかり日本語の歌詞によりカヴァーしている(シングル「陽の輝く日」のB面収録)。

日本語詞:音羽たかし/編曲:伊藤素道

7インチシングル盤規格品番 EA-51

演奏伊藤素道とリリオ・リズム・エアーズ

脚注^ “ ⇒Bing Crosby, "Sail Along, Silv'ry Moon" Chart Position”. 2018年8月9日閲覧。
^ “ ⇒Billy Vaughn, "Sail Along, Silv'ry Moon" Chart Position”. 2018年8月9日閲覧。
^ “Topp 20 Single 1958-42”. VG-lista. 2019年1月15日閲覧。
^ "Chart Toppers of 1958" Billboard December 15, 1958: 44
^ “「浪路はるかに/ビリー・ボーン」(ビクター) 母と子の試聴室”. 朝日新聞・東京朝刊: p. 12. (1984年8月24日). "毎年このシーズンには必ずどこかで耳にするこの楽団最大のヒット曲「浪路はるかに」をはじめ..."  - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧
^ “Jerry Blaine and His Stream Line Rhythm, "Sail Along, Silv'ry Moon" Single release”. 2018年8月9日閲覧。
^ “Richard Himber and His Seven Stylists, "There's a Gold Mine in the Sky" Single release”. 2018年8月9日閲覧。
^ “Gene Autry, "There's a Gold Mine in the Sky" Single release”. 2018年8月9日閲覧。
^ “Karen Chandler and Her Jacks, "Sail Along, Silv'ry Moon" Single release”. 2018年8月9日閲覧。
^ “Andy Williams, Two Time Winners”. 2018年8月9日閲覧。
^ “Sil Austin, Golden Saxophone Hits”. 2018年8月9日閲覧。
^ “Slim Whitman, Just Call Me Lonesome”. 2018年8月9日閲覧。
^ “Frankie Carle, His Piano and Orchestra, Honky-Tonk Hits By The Dozen”. 2018年8月9日閲覧。
^ “Jimmy C. Newman, Jimmy Newman”. 2018年8月9日閲覧。


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