浦和駅
西口(2022年11月)
うらわ
Urawa
URW
所在地埼玉県さいたま市浦和区高砂一丁目16-12.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度51分30.57秒 東経139度39分26.83秒 / 北緯35.8584917度 東経139.6574528度 / 35.8584917; 139.6574528
浦和駅(うらわえき)は、埼玉県さいたま市浦和区高砂一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線の駅である。 埼玉県庁舎およびさいたま市役所の最寄り駅であり、合併以前に県庁所在地であった旧浦和市(浦和地区)の中心駅として、JTBパブリッシングや交通新聞社(都道府県代表駅の記号がない「東京時刻表」を除く)の時刻表における名目上の県・市の代表駅である。一方で駅規模や利用者数の観点では多数の新幹線や在来線が乗り入れる大宮駅が実質的な県内最大のターミナル駅である。旧大宮市(大宮地区)に位置する大宮駅周辺が鉄道・商業の街なのに対して、当駅周辺は埼玉県庁やさいたま市役所、さいたま地方裁判所、埼玉県警察本部などの公的機関が集積しており、県政・市政及び行政の中心地となっている 。1883年に上野駅と熊谷駅を結ぶ県内初の鉄道である日本鉄道(現在の高崎線)の開通と同時に開業し、さいたま市内で最も古い駅であると同時に、県内でも上尾駅、鴻巣駅、熊谷駅と並んで最も古い駅の一つである。駅の開業は県内の代表駅である大宮駅よりも古い。 浦和駅周辺の人口増加に伴って、京浜東北線には1936年に北浦和駅、1961年に南浦和駅が開設され、1985年には埼京線が開業し武蔵浦和駅・中浦和駅が開設された。当駅2キロ圏には5つの駅が存在することになり、駅周辺から東京へ通勤する乗降客は比較的分散しているが、県・政令指定都市の代表駅として、ほぼ同等の人口を有する政令指定都市の代表駅である広島駅や仙台駅といったターミナル駅と同等ないしそれ以上の乗員数を記録している。 駅の所在する場所は当時の中山道の宿場町である浦和宿の東はずれにあり、台地の縁にあたる部分に建設されたため、1階分の東西の高低差が生じている。また、開業当時は現在の県庁通りはまだなく、駅に通じるメイン通りの停車場線として現在のさくら草通りが開通し、バスなどが乗り入れていた。その後の再開発により、駅に通じる西口メイン通りは県庁通りとなった。現在は駅南側に東西を結ぶ4車線道路として田島大牧線の工事が進んでいる。 大宮駅ほどではないが駅周辺は伊勢丹浦和店や浦和パルコなど商業施設も多く集積し、後述の通りアトレ浦和の増床部等となる駅ビル「JR浦和駅西口ビル」が開業した。駅から離れた国道17号沿いには埼玉りそな銀行本店やNTT東日本-関信越などの本社オフィスが建ち並び、さらにその外周地区は高級住宅地として知られる。関東大震災後に多数の文化人(浦和画家)が当地に移住した。 乗り入れている路線は、線路名称上は東北本線単独駅であるが、当駅には電車線を走る京浜東北線電車、列車線を走る宇都宮線・高崎線(大宮駅より分岐)、東北貨物線を走る湘南新宿ラインの列車が停車する。また、当駅には「URW」のスリーレターコードが付与されている。
概要
乗り入れ路線
宇都宮線・高崎線:宇都宮線は東京駅 - 尾久駅 - 大宮駅を経て小山駅・宇都宮駅方面に、高崎線は大宮駅から分岐して熊谷駅・高崎駅方面を結ぶ中距離電車。上野駅発着列車と、上野駅・東京駅経由で東海道線に直通する上野東京ラインがある - 駅番号はJU 05。
湘南新宿ライン:東北本線の東北貨物線(通称)を走る中距離電車。新宿駅を経由し、大宮駅方面(北行)の宇都宮線・高崎線と横浜駅方面(南行)の東海道線・横須賀線を相互直通運転 - 駅番号はJS 23。
京浜東北線:東北本線の大宮駅以南で主に各駅停車運転する通勤電車。横浜駅から根岸線への直通運転も実施 - 駅番号はJK 43。
歴史
年表浦和駅周辺の空中写真(1975年1月撮影)
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス