浦和競馬場
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浦和競馬場
入場門
施設情報
所在地埼玉県さいたま市南区大谷場1-8-42
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度51分28.1秒 東経139度40分13.4秒 / 北緯35.857806度 東経139.670389度 / 35.857806; 139.670389座標: 北緯35度51分28.1秒 東経139度40分13.4秒 / 北緯35.857806度 東経139.670389度 / 35.857806; 139.670389
開場1947年10月5日
所有者埼玉県浦和競馬組合
管理・運用者埼玉県浦和競馬組合
収容能力30,000人[1]
コース
周回左回り
馬場ダート(1周1200m)
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浦和競馬場付近の空中写真。1989年撮影。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

浦和競馬場(うらわけいばじょう Urawa Racecourse)は、埼玉県さいたま市南区大谷場一丁目に所在する地方競馬競馬場である。主催者は埼玉県浦和競馬組合(埼玉県とさいたま市で構成される一部事務組合)。SPAT4加盟競馬場。船橋競馬場大井競馬場川崎競馬場と共に南関東公営競馬を構成する。

本項では併設されている中央競馬場外勝馬投票券発売所であるウインズ浦和(浦和競馬場内)についても記述する。目次

1 歴史

2 施設概要

2.1 コース概要

2.2 競馬場

2.3 売店

2.4 コース内部(公園)


3 薄暮開催

4 場外発売所

5 南関東競馬場外発売日

6 ウインズ浦和

6.1 J-PLACEとしての扱い


7 発売する馬券の種類

8 主な競走

8.1 ダートグレード競走

8.2 重賞競走

8.3 準重賞競走

8.4 騎手招待競走

8.5 JRA2歳認定競走


9 所属する人物

9.1 所属騎手

9.2 引退騎手

9.3 所属調教師


10 所属競走馬

11 野田トレーニングセンター

12 場内放送

13 広報活動

14 経営状況

15 周辺環境

16 その他

17 アクセス

18 放送体制

19 脚注

20 外部リンク

歴史

戦前に存在した粕壁競馬場の移転という形で、1947年昭和22年)10月5日に、浦和市浦和記念公園内に設置された。初開催は1948年(昭和23年)4月19日。戦後の現行競馬法に基づいて、地方公共団体の主催として最初に開催された、地方競馬の競馬場である[1]
施設概要
コース概要

出典: [2][3]

馬場:1周 1200m、左回り平坦

直線(4コーナーからゴール板まで):200m(以前は220mだったが、1500mのポケット新設によりゴール板が手前に移設された。)

距離設定:800m、1300m、1400m、1500m、1600m、1900m、2000m

1500mは2007年12月の第9回開催より追加。

1600mは2020年12月以降重賞競走以外では使用されていない。その1600mで行われていた重賞競走(ニューイヤーカップ、桜花賞)も順次1500mに距離短縮されることが決まっており、今後使用されるかは不明。

1900mは2019年以降埼玉新聞栄冠賞のみで使用されてきたが、2021年より2000mで行われるため、今後使用されるかは不明。


コース幅:16m(向正面)、24m(正面)

最大出走頭数(フルゲート):1300m、1600m、1900mは11頭、それ以外は12頭である。

1600mのスタート地点(ポケット)は第3コーナー途中にある。通常スタート地点のポケットはある程度の直線が確保されるが、この1600mスタート地点のポケットは直線部がないに等しく、本コースに出るにはちょうど直角に曲がらなければならない。コースの幅も十分確保されているとは言えず、「枠1つ外に行くごとに半馬身の距離ハンデ」と形容されるほどに外枠は不利とされる。そのため、中央競馬所属を含む多くの騎手から「日本一難しいスタート地点」と評されている。場内の公認予想屋たちも「1600m戦での枠順の有利不利を無視した予想は無謀」と言うほどである。

第3コーナー付近では騎手が殉職する落馬事故が2000年以降に2件発生している(松井達也佐藤隆)。第4コーナー最終からゴールまでの直線が短くコースの幅が狭いことなどから、第3コーナーから最終(第4)コーナーでの位置取りがレース上極めて重要なポイントとなるため、競走馬の能力と同時に騎手のレース中の駆け引きや競走馬の操縦にも一際高い技術が要求される、浦和のコース形状も要因となっている。

コース内を一級河川藤右衛門川が第3コーナー(北西)から第2コーナー(南東)へと向正面に平行して流れており、コース上には橋が2か所存在する。前述の1600m戦も、第3コーナー過ぎの橋の上からスタートする。

2019年のJBC競走開催に向け、コース幅員の拡大とそれに伴う第3コーナーのスパイラルカーブ化が行われた[4]。これにより、平成30年度第12回開催より2000mの競走がフルゲート11頭から12頭に拡大された。
競馬場

入場料は競馬開催時は100円、場外発売時は無料。

駐車場完備。本場開催および地方競馬場外発売時は無料。土日のJRA場外発売時は有料(後述)。

入場門は正門(西門)と北門がある。南浦和駅発着の無料送迎バスは正門にて発着。北門には隣接して駐車場があるが、本場開催中は関係者・馬主優先となるため、収容台数は少ない(駐輪場は一般使用可)。

2号、3号の2棟のスタンドがある。以前はゴール前の位置に1号スタンドがあったが、老朽化(1959年竣工)のため2009年に解体され、跡地には業務用棟が建ち、その際に空いたスペースには芝生エリアが設けられた(イベント使用時以外は立ち入り自由)。1968年に竣工された旧2号スタンドについても最終的に1階(馬場側自由席と投票所)と5階(馬主席)以外は使用されなかった。2017年6月に埼玉県浦和競馬組合は2号スタンド建て替えを計画し、2017年度に本体工事を発注する。規模は地下1階、地上4階建て延べ約4300u[5]。2018年1月から建設工事が始まり、旧スタンドは同年春頃までに取り壊された。新スタンドは2019年7月26日に完成[6][7]。2019年9月2日に運用を開始する[8]


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