浦和学院高等学校
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浦和学院高等学校

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国公私立の別私立学校
設置者学校法人明星学園
校訓克己・仁愛・共生
設立年月日1978年4月1日
創立記念日10月6日
創立者高橋康造
共学・別学男女共学
課程全日制
単位制・学年制学年制
設置学科普通科
学期3学期制
学校コードD111310900020
高校コード11529A
所在地336-0975 
埼玉県さいたま市緑区大字代山172
外部リンク ⇒公式ウェブサイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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浦和学院高等学校(うらわがくいんこうとうがっこう)は、埼玉県さいたま市緑区大字代山にある共学の普通科の私立高等学校。通称は「浦学」(うらがく)。学校法人明星学園が運営する。国際バカロレア認定校。
概要

県内では
マンモス校として知られており、生徒数(約2,400人)、募集定員(800人)、受験者数(約4,000人)はいずれも県内最大規模である。

甲子園で優勝経験のある野球部をはじめ、テニス、ハンドボールなどスポーツの盛んな学校である。大学進学や語学教育にも重点を置いている。

建学の精神に、孔子の理想的人格像「吾道一貫」を掲げ、それに基づいた「克己、仁愛、共生」を校訓とした教育を行っている。

併設校に明星幼稚園国際医療専門学校関東福祉専門学校、系列校に志学会高等学校[1]がある。

沿革

1978年 - 浦和市代山に浦和学院高等学校開校

1996年 - 類型別コース導入

2000年 - II類の2年次選択クラスに「保健医療クラス」新設

2002年 - I類に「特別選抜コース」新設

2003年 - I類に「理数コース」新設

2005年 - I類に「グローバルリーダーズコース」新設

2008年 - 新食堂棟、新図書館棟「浦学リテラシータワー(ULT)」完成。弓道場を第3グラウンドに移設

2009年 - GL類型、特進類型、選抜類型、文理類型の4類型10コースに改編。新体育館「U-DIUM」完成。ゴルフ練習場改修。10月23日、上海師範大学附属外国語中学(高校)と姉妹校提携

2010年 - 国際類型、特進類型、進学類型の3類型11コースに改編。7月2日、大連市第十六中学と姉妹校提携

2011年 - 女子栄養大学と連携教育協定締結。駿台サテネット21導入。全国初の自転車講習検定実施

2012年 - 「夢と希望の泉(L'Arc)」完成。県内初の自転車運転免許制導入

2013年 - 進学類型・リテラル(情報)コースを廃止し、同・総合進学コースの2年次選択クラスを「総合系」「情報系」に改編。硬式野球部が第85回選抜高校野球大会で優勝を果たす。彩の国功労賞を受賞。1981年以前に建てられた校舎の耐震化工事完了。

2015年 - 男子ハンドボール部が第38回全国高校ハンドボール選抜大会で24年ぶり2度目の優勝。

2016年 - 専修大学と教育交流提携協定調印。国際・強化部活寮「ネクス(NEXU)」完成。日本薬科大学と高大連携協定を締結。高校では日本初となるISS(インターナショナルセーフスクール)認証。体育館にエアコン設置。第1校舎全体にWi-Fi設置。

2018年 - 特進類型の4コース(リーダーズ、サイエンス、プログレス、アブソルート)を3コース(T特、S特、特進)に再編。

2019年 - 一部の自販機が電子マネーに対応。校舎内にコンビニ(ニューヤマザキデイリーストア)を設置。

2021年 - 進学類型に「アスリート選抜コース」新設。eスポーツ部を新設。校内にUGT放課後学習支援センターを設置。夜間照明付の人工芝サッカー場が完成。

2022年 - 女子サッカー部を新設。部室棟、第二体育館が完成。

歴代校長

初代:高橋康造
(昭和52年 - 平成10年)

第2代:関根隆光 (平成10年 - 平成13年) - 駒澤大学

第3代:黒岩幸雄 (平成13年 - 平成14年) - 薬学博士・昭和大学薬学部名誉教授

第4代:内藤英夫 (平成14年 - 平成19年) - 薬学博士・東京教育大学(現筑波大学)理学部卒

第5代:小沢友紀雄 (平成19年 - 平成29年) - 医学博士・元日本大学医学部教授

第6代:石原正規 (平成29年 - ) -

設置コース
国際類型


グローバルコース
1年次2月から1年間、
カナダの高校に入学し、現地でホームステイをする「1年留学タイプ」と、1年次1月下旬から3ヶ月間、豪州の高校に留学する「3ヶ月留学タイプ」がある[注 1]。1年留学は海外の学校で取得した30単位が卒業単位として認定される。TOEIC850点・英検2級以上と最難関私大、海外大学への合格を目指す。留学前の1年間、英語(一部科目)は英文テキストを用い、すべて英語で授業を行うほか、数学、理科でも英文テキストを用い、日本人とネイティブ教員による英語と日本語を交えて授業を行うイマージョン・プログラムを実施している。
特進類型


T特コース
Tプロジェクトルームで少人数授業を行う。東大・京大、東北大など最難関国公立大への合格を目指す。2年次から文系・理系に分かれる。0時限目(7時50分)?9時限目(17時45分)まで授業・講座があるため、原則部活動には加入できない。

S特コース
筑波大・千葉大など関東圏の難関国公立大や早慶などの難関私立大への合格を目指す。2年次から文系・理系に分かれる。0時限目(7時50分)?9時限目(17時45分)まで授業・講座があるため、原則部活動には加入できない。

特進コース
埼玉大などの国公立大やGMARCHなどの難関私立大への合格を目指す。2年次から文系・理系に分かれる。カリキュラムはT特コースやS特コースと同様だが、一部の部活動に加入できる。
進学類型


文理選抜コース
難関私立大への合格を目指す。2年次から文系・理系に分かれる。

文理進学コース
多くの生徒が部活動に加入し、推薦入試を活用しながら中堅有名私立大への合格を目指す。2年次から文系・理系に分かれる。

総合進学コース
私立大文系学部・情報系への合格を目指す。2年次から文系カリキュラム中心の「総合系」と週6時間コンピュータ関連科目を学ぶ「情報系」に分かれる。

アスリート選抜コース
野球部およびサッカー部への入部希望者が対象のコースで、部活動に打ち込みながら勉学と両立をし、難関・有名私立大合格を目指す。クラスメイトが全員同じ部活動に所属するため、共通の目標を持った生徒がお互い切磋琢磨しながら学校生活を送ることができるほか、大会等で公欠となっても授業の進行が同じペースで進められるメリットがある。

保健医療コース
看護・医療系学校への合格を目指す。2年次から週2時間、基礎保健医療の授業があり、外部の専門家による講義・医療実習、施設・学校見学なども行う。看護師理学療法士作業療法士言語聴覚士臨床検査技師柔道整復師診療放射線技師など将来医療従事者を目指す人のための、特徴あるカリキュラムとなっている。

アート(美術)コース
美術系学校への合格を目指す。普通科ながら週6 - 8時間(3年間で20単位)デザインや絵画を学ぶ。
学校生活
授業・カリキュラム


3学期制、50分授業、学校週5日制 (土曜隔週、日曜祝日休み)

メディアリテラシー教育に力を入れている。また、世界最大の語学学校「ベルリッツ」と提携し、週2日間実用英語講座「エクステンション講座」を実施するなど英語教育にも積極的である。

国際類型と特進類型は予備校講師による進学講座や夏季進学合宿講座(志賀高原)などを行う(進学類型希望者も受講可)。

特進類型はiPadやデジタル教科書を活用した授業が行われている。

授業のほかに進学講座やオンライン上で大手予備校の講座を受講できる「スタディアプリ」を導入している。また、生徒一人一人に授業用のノートパソコンをレンタルしており、卒業時にプレゼントされる取り組みを行っている。

制服・鞄


制服は在校生の意見を取り入れ、2023年入学生より一部リニューアルされた。冬服はダブルブレストブレザー(4ボタン)からシンプルなシングルブレストブレザー(2ボタン)になり、色味は紫がかった紺色から濃紺に変更された。スクールバッグは3種類から選択可能で、リュックサックタイプもある。

男子は白のボタンダウンシャツ、ネクタイは従来の緑と紺のストライプに加えて赤色が選択可能となった。パンツは冬服がグレーのグレンチェック柄から黒系グレーの無地に変更された。夏服は今までと同様のグレーのグレンチェック柄。

女子は白の角襟ブラウス、リボンは従来の赤色に加えて緑と紺のストライプが選択可能となった。スカートは夏服が紺と白系のチェック柄からグレーのグレンチェック柄に変更された。冬服は今までと同様の赤系のチェック柄。

男女ともVネックのベストセーターで、色は紺色から白色に変更された。夏服は2008年よりワイシャツ(女子はブラウス)に加えて、ポロシャツ(白色または紺色)も選択可能になっており、ポロシャツの方が着用率が高い。

ブレザーは金ボタンで左胸にエンブレムがある。ブレザーの襟元にアルファベット(クラス)が書かれた丸い形のクラス章をつける。ジャージと同様に学年ごとに赤・緑・黄色に色分けされている。

安全・防災対策、ボランティア


全校舎の耐震化が完了している。また、防災倉庫に毛布、簡易トイレ、発電機、飲料水、食糧などを備蓄している。

看護師資格を持つ養護教諭を配置している。

校内5カ所(体育館、部活動食堂棟、事務室前、剣道場、国際・サッカー寮)にAEDを設置している。

生徒・教職員の安全を最優先に考え、万が一心肺停止事故に直面した際に咄嗟の行動ができるよう年6回「救急救命シミュレーション研修」を実施している。教職員は年1?2回の受講が必須となっている。生徒はクラス単位で受講する。

東日本大震災直後より教職員・生徒らが宮城県石巻市東松島市でのボランティア活動や交流活動を頻繁に行っている。

学校行事の貸切(観光)バスは優良な貸切バス事業者を認定する日本バス協会の「貸切バス事業者安全性評価認定」において最高評価の「三ツ星」事業者のバスを使用している。

交通マナー向上や交通事故防止のため、2011年9月より全国の高校で初となる「自転車講習検定」(全生徒対象・埼玉県警本部交通企画課協力)を実施。2012年度より埼玉県警浦和東警察署と連携し、県内初となる「自転車運転免許制」(自転車通学者対象)を導入。筆記試験と実技試験に合格し、講習会を受講すると免許証が交付され、自転車通学が許可される。2人乗り(3点)、免許証不携帯(1点)など12の違反項目があり、減点が10点を超えると通学方法の変更を求められる。浦和東警察署により自転車運転マナーアップ推進校に指定されている。

2016年12月、安全で健やかな教育環境づくりを進める学校として、WHO地域安全推進協働センターが認定する「ISS(International Safe School)」の認証を受けた。同認証は日本で14校目、高校では日本初。ISSは100%安全な学校を認定する制度ではなく、生徒や保護者、地域が一体となり、ケガや事故、いじめ、暴力などを予防し、安全な教育環境づくりのために努力する学校を評価する制度。ISSは地道な取り組みと書類・現地審査を経て認証される。認証は3年ごとに見直され、活動の停滞、質の低下等が認められた場合は認証が取り消されることもある。

その他


学校の近くには東北自動車道浦和IC埼玉スタジアム2002公園さぎ山記念公園や首都圏最大の田園「見沼田んぼ」がある。校舎の窓からは埼玉スタジアム2002の白い屋根を見ることができる。

球技大会やマラソン大会はない。また、プールがないので水泳の授業はない。

浦学ふぁみり?の意識高揚、結束力を高めることを目的として、学校のイメージキャラクターを公募し、2016年に「ウラガーくん」と「ウラガーるちゃん」が誕生した。

クラブ活動
硬式野球部

甲子園出場回数は26回(夏15回、春11回)で春夏ともに県内最多。2013年第85回記念選抜高等学校野球大会で初の全国制覇を達成した[2]。夏の最高成績は1986年の全国ベスト4。また、高校日本代表選手やプロ野球選手を多数輩出している。2018年には国民体育大会で優勝を果たした。1991年から2021年夏まで森士が監督を務め、同年秋からはその息子である森大が監督を務めている。


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